兵庫県立大学附属中学校・高等学校
兵庫県立大学附属中学校・高等学校(ひょうごけんりつだいがくふぞくちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、播磨科学公園都市内にある兵庫県赤穂郡上郡町光都3丁目に所在する公立の中学校・高等学校である。設置者は兵庫県公立大学法人であり、本校は兵庫県立大学の附属学校である[1]。併設型中高一貫校[注釈 1]。全県学区であるため、兵庫県内のすべての小学校区又は中学校区の在住者が通学できる[3]。略称は県大(けんだい)や、附属(ふぞく)など。 特徴定員は高校が160人、中学校が70人(2013年度入学生までは40人)である。高校の募集人数は160から附属中学校からの内部進学者数を除いた人数[注釈 2] になる。 兵庫県立大学に特別推薦制度があり、成績によって進学可能。 学力検査(一般入試)において、県内の公立高校で唯一傾斜配点(「数学」は1.2倍、「理科」及び「英語」は1.15倍、「国語」及び「社会」は0.75倍)されていた。2010年より推薦入試のみになり、面接と適性検査が実施される。 中学校の入試は、適性検査・作文・面接によって構成されている。 2022年まで毎年12月には高校で数学コンテストというイベントが開催され、全校生徒で数学IA、二年生と三年生の生徒で数学IIBの全員共通の問題を解いた。また、毎年春に行われる文化祭の1日目にはインター・ぴーぷる・デイ(Inter People Day)と呼ばれる英語科の行事も開催され、レシテーションコンテストやスピーチコンテスト、各学級と他校のALTとの交流などが行われる。このように、学習教科への関心や意欲を高める目的がある学校行事も行われている。 中学校においては毎年7月にはEnglish Speech Festivalというイベントが開催され、各学年の代表がスピーチを行う。また、毎年11月にART FESTIVALという芸術祭が開催される。合唱や劇、文化部による発表や有志発表などが行われる。 高校では私服の許可[4]、昼休みと放課後のみではあるが携帯電話の使用許可、また中学校でも通学時の携帯電話の所持が許可されているなど、自由な校風である。 沿革
校訓
基本理念
「めざせ世界のパイオニア」[11]
教育目標
学校行事中学校
年間を通じて行われる活動
1学年を10個弱くらいのグループに分け、それぞれのグループに大学などから研究者を呼び、生徒と共に2年間特定の研究を行う。月に1度活動する。3年の1月には研究成果を発表する。
各学年、年に数回兵庫県立大学の教授が授業を行う。 高等学校
高等学校の設置学科
部活動中学校部活動主な出典:[16] 運動部
文化部
その他
高等学校部活動主な出典:[17] 運動部
文化部
その他
寄宿舎2019年に香住高校の寮が男女共用になるまでは、本高校の寮は兵庫県の公立高校で唯一、男女が入寮出来る寮であった。 中学生についても、2021年度における在校生を対象とした試行[18]を経て、2022年度から本格的に入寮が可能となった[19]。 黎明寮![]() 男子A棟、男子B棟と女子C棟に分かれている。各棟は9階建てで、2階から3階までの一人部屋で高校生が寮生活を送っている(男子A、B棟4階とA、B、C棟5階は現在未使用、6階から9階までは兵庫県立大学の理学部の学生が暮らすフロアとなっている)。寮生は毎朝ここから学校までの1kmと少しの道程を歩いて登校する。また毎年4月、新しく入寮した生徒達を歓迎するイベント「黎明祭」が開催される。寮生のイベントではあるが、通学生の参加も可能である。 姉妹高等学校本校の特徴的な取り組みの一つとして国際交流が挙げられ、オーストラリアの中等教育学校(6年制中等学校)並びに韓国及びタイ生徒による相互訪問(交換留学)などが行われている[20][21]。 オーストラリア
大韓民国
タイ王国
主なOB併置大学脚注注釈
出典
関連項目外部リンク
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