国際十王交通熊谷営業所
国際十王交通熊谷営業所(こくさいじゅうおうこうつうくまがやえいぎょうしょ)は、埼玉県熊谷市新島に所在する国際十王交通のバス営業所である。 概要一般乗合バスを中心に、高速乗合バス、コミュニティバス受託、貸切バスも営業している。 元来は、タクシーを専門に営んでいた旧国際ハイヤー熊谷営業所であったが、2001年に旧東武バス(東武鉄道直営時代)熊谷営業所の肩代わりを受け、旧東武バス営業所跡地(現在地)へ営業所を移転統合。2002年に両毛観光バスの合併により、貸切バスの取扱を開始、2004年に現商号となり、以降高速バス路線の開設[注釈 1]、コミュニティバスの受託開始などバスの領域を拡大していく。一方祖業のタクシーは2016年3月31日を以て事業廃止し[注釈 2]、以降バス専門の営業所となっている。
所在地埼玉県熊谷市新島263番地1 最寄バス停留所関連施設営業所敷地内併設新島車庫
労働組合
箱田車庫
その他施設熊谷駅正面口ロータリーバスプール
国際バス待機場
小川町駅前待機場
その他、犬塚は近接した犬塚公民館敷地内で、立正大学は発着する専用バスロータリー内の一角を利用して折り返し待機・休憩を行うほか、専用施設のない主要起終点[注釈 8]でも、公道から中に入った公共施設内専用停留所を発着しているため、一定時間の折り返し待機・休憩が可能。また、熊谷スポーツ文化公園(ラグビー場)の臨時増便時は同公園西第2多目的広場を臨時ターミナルとして使用する。 過去の施設
事業エリア
沿革
車両バスに関しては、2016年現在、62台(いすゞ自動車製25台・日野自動車製37台)が在籍している。内訳は、乗合車が53台(いすゞ18・日野35)、高速車が4台(いすゞ3・日野1)、貸切車が5台(いすゞ4・日野1)。 タクシー車両は、末期には8台在籍していた[24]。 高速路線車
一般路線車
コミュニティバス専用車両(〜2024年10月30日)
貸切車
バス車両の社番乗合車両
貸切用車両
過去の採番法則東武バスからの移管直後
東武バスからの移管車全廃後から2015年新車大型車導入まで
2015年-2023年
旧ゆうゆうバス専用車両 直実号(熊谷市街循環)第9系統:1064 ほたる号(熊谷駅南口から江南行政センター経由籠原駅南口)第10系統:1068
タクシー
輸送人数路線バス定期券発売所一覧
運行路線![]() 一般乗合路線には系統番号が2019年6月頃より割り振られた(例 KM31 熊谷駅-葛和田・KM32 熊谷駅-上中条、1つの路線の区間運行便に対しても独立した番号が割り当てられている)。かつて、東武バス熊谷営業所時代には別の系統番号(例 熊06 熊谷駅-葛和田及び熊谷駅-上中条:同じ路線の区間運行便には同じ番号)が割り振られており、国際ハイヤー移管時にはそのまま継承された。しかし、途中で新設された路線には系統番号が採番されなかった。更に国際ハイヤーから国際十王交通への移行期と前後して行先表示機が幕式からLED式へと順次置き換えられた際、全路線の東武系統番号が除去され、先述の通り、2019年に再採番されるまでは、系統番号が無い状態となっていた(旧系統番号については国際ハイヤー (東武グループ)#バスの運行路線または東武バス熊谷営業所#担当路線を参照)。 なお、「熊谷駅」・「森林公園駅」・「籠原駅」は各駅の北口ロータリー、「東松山駅」は同駅の東口公共用ロータリーが発着地である。また、熊谷駅・東松山駅・森林公園駅は発着するバス路線が他社を含めて多いため、発車時は複数ある番号付きののりばに分かれており、系統番号は熊谷駅ののりば単位で割り振られている(降車場所は共通)。東松山駅は現行全路線2番のりば、森林公園駅は現行全路線1番のりばである。なお、熊谷駅南口・籠原駅南口には番号は割り振られていないが、熊谷駅南口のゆうゆうバスと高速バスが同じ場所である以外は、種類毎に別々ののりばとなっている。 なお今の系統番号は、2024年7月12日現在、車両の行先表示器と主要バス停、熊谷市提供(立正大学作成)の他社を含む市内を走る路線バスの案内地図[32] にのみ表記されており、公式サイト、バスロケーションシステムなどには反映されていない。 KM系統熊谷駅北口(KuMagaya Station)を発着する路線群で、当営業所の中心となる路線群。数字の10の位は熊谷駅始発の発車のりばの番号で、1の位はその中での連番である。ちなみに、同じく熊谷駅北口を発着する朝日自動車太田営業所の路線群と同一の採番方法となっている。 KM11番のりば発路線群。 荒川大橋を渡った先の大橋南停留所まで重複し、2方面に分岐する。 大里・東松山方面南東方面。国道407号を経由して、熊谷市中心部と同市大里地区西部・東松山市を結ぶ路線。
江南・循環器呼吸器病センター・小川町方面南西方面。県道熊谷小川秩父線を経由して、熊谷市中心部と同市江南地区や小川町を結ぶ路線。小川町へ向かう途中で嵐山町北部も通過する。県立循環器呼吸器病センター経由・折り返しの系統がある。
KM22番のりば発路線群。2系統あるが、駅入口までしか重複しておらず、関係性はない。 陸上競技場・行田市南河原・犬塚方面北東方面。県道熊谷羽生線(旧道)・県道北河原熊谷線・県道上中条斎条線を経由して、熊谷市中心部と熊谷スポーツ文化公園東側及び行田市南河原地区を結ぶ路線で、途中折り返しや経由地違いなどもない単独路線として運行されている[注釈 19]。
新島車庫・籠原方面北西方面。国道17号・旧中山道を経由して、熊谷市中心部と同市籠原地区を結ぶ路線及びその中間にある新島車庫(熊谷営業所)-熊谷駅間の入出庫路線。
KM33番のりば発路線群。KM21と女子高前停留所まで重複して分岐し、ラグビーロード(元さいたま博通り)及び県道熊谷館林線を経由して熊谷スポーツ文化公園の西側を走る路線群で、主に日中は1時間あたり2/3本はそのまま公園北側をなぞった後に敷地内へ乗り入れて折り返し(KM33)、1/3本は熊谷市内の中条地区・行田市北河原地区西端を通過し、熊谷市葛和田地区内の埼玉・群馬県境である利根川河川敷まで運行する(KM31)が、本数が1時間辺り計3本よりも少ない時間帯もある。
熊谷スポーツ文化公園方面臨時直通系統
RU系統立正大学(Rissho University)熊谷キャンパス発着路線群。 立正大学を軸として、熊谷市道(かつての県道玉川熊谷線)・国道407号を経由して熊谷駅南口、熊谷東松山道路(県道ときがわ熊谷線・県道深谷東松山線)を経由して国営武蔵丘陵森林公園及び滑川町を結ぶ路線群。
SA系統熊谷さくら運動公園(Kumagaya SAkura Athletic Park)発着路線。 熊谷さくら運動公園から、宮塚古墳通り・さくら運動公園通りを経由して、籠原駅南口を結ぶ路線。2021年5月29日運行開始。
高速バス
羽田空港線![]()
コミュニティバス熊谷市ゆうゆうバス熊谷市内循環ゆうゆうバスの内、以下3路線を担当
→詳細は「ゆうゆうバス (熊谷市)」を参照
受託運行![]()
廃止・経路変更路線国際ハイヤー時代は国際ハイヤー (東武グループ)#廃止路線を参照のこと。 路線廃止・無期限休止
→「熊谷 - 成田空港線」を参照
区間廃止
経路変更・経路廃止
運行撤退・移管路線
→詳細は「両毛観光バス § 受託運行」を参照
乗車券類について
参考書籍
脚注
関連項目外部リンク
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