国際競技空手協会
ISKA・インターナショナルスポーツキックボクシング・カラテ協会(International Sport Kick Boxing & Karate Association / ISKA)は、キックボクシングと総合格闘技の王座認定団体。 ローキックを認めないフルコンタクト・キックボクシング、日本のキックボクシングスタイル、国際ルールのムエタイ等 他、ベラトールやグローリー、世界の各主催者団体よりタイトル認定・ルールレギュレーション等を依頼されるの、統括認定団体である。 設置階級は男子18階級、女子12階級。 フルコンタクト(ローキック無し)、フリースタイル(ヒジとヒザ蹴り無し、キックとパンチでの攻撃のみのキックボクシング)、オリエンタル(ヒジのみ無しのキックボクシング)、ムエタイ(ヒジ打ちあり)、k1(ヒジ打ち無しで、ヒザ蹴りはクリンチなしでの1打撃のみ)の5種類。 他、ベラトール等の総合格闘技の認定、ルール統括を任されている。 ルールが5種類あるのは、ヒジ打ち、ヒザ蹴り、身体を蹴るなどが 世界各国で法的に認められない国があり、それへ対応した国法の元での公式試合ルールで行われる為である。 アマチュア部門では、世界アマチュアキックボクシング大会やアメリカ式の空手の大会(USオープン大会、ヨーロッパ大会、世界選手権も含む)も定期的に開催している。 ISKA日本事務局は、2023年12月10日に愛知県 豊橋市 豊橋市武道館にて日本で初のISKAアマチュアスポーツキックボクシング大会開催への認定と審判団(レフェリー、ジャッジ)の派遣をおこなった。 主催は、愛知県豊橋市で2つの道場を主宰しているKI-Xファイトアカデミー 健明館 代表の河邉健司が主催した。 一般にはISKA(アイ エス ケイ エイ)と呼称されている。 英語圏では、イスカと呼称される事もある。 歴史設立ISKA(インターナショナルキックボクシング・カラテ協会)は、1986年7月16日にアメリカで活動をしていたプロ空手協会(PKA)の元幹部や大手プロモーター、当時盛んだった全米ケーブルテレビ局によって企画設立された競技認定統括団体である。 同年10月9日にはヨーロッパ統括本部が設立された。現代表は、ポール・ヘネシー(英国)が務めている。 2023年12月末現在では、世界49ヶ国での加盟・認定公式支部長達がいる。 ISKA日本事務局、ISKAジャパンの設立・任命2009年11月にK-1を創始した石井和義の実弟である石井俊治が「ISKAジャパン」の代表に任命された。 2015年10月1日に加藤勉がISKA日本代表に就任(2017年5月退任)。 2017年5月14日より現代表の中崎寿光(Nakazaki Toshimitsu)が3代目 日本総代表に就任し現在に至っている。 2023年4月1日に、ISKA日本支局のプロ部門、アマチュア部門等 全てのルール統括部長として 河邉 健司(Kobe Kenji) が就任した。 2023年10月10月22日には、ドイツ・ミュンヘンにて日本史上で初めてISKA公式レフェリーテスト 筆記、実技テスト共に合格した。 そして、河邉 健司(Kobe Kenji) がISKA USA総本部 並びにISKAヨーロッパ本部よりISKA日本国での公式 S級 レフェリーとして任命された。 2024年11月20日に、ISKA日本支部局のアマチュア部門の代表として、河邉健二 (Kenji Kobe)が任命された。 階級変更2013年9月1日よりPoundポンドだてから、Kgキログラムだてに変更された。 階級と詳細は、https://www.iskaworldhq.com/ を参照。 公式ルール比較表
フルコンタクトルールパンチ、蹴りはベルトラインより上(ローキック禁止)。 足には足パッドとニーガードを着用する。 国法、州法があるアメリカ全土。ロシア、北欧、フランスなどでの認定試合、テレビ放送が大変盛んである。 代表的、有名な歴代王座保持者は、アーネスト・ホースト、リック・ルーファス。 フリースタイルルールローキックは、全ての部位へ打撃可能。 膝や足部位へのパッド等の着用は禁止。キックパンツの着用が義務。足払い等も全て有効。 世界戦は男子が3分×5ラウンド、女子が2分×5ラウンドで行われる。 1990年代の代表的な王座保持者は、スタン”ザマン”ロンギニディス、モーリス・スミス、デニス・アレクシオ。 日本では、2016年11月27日 沖縄・ミュージックタウン音市場「TENKAICHI 83」大会にて行われた ISKA世界ライトミドル級タイトルマッチ 3分5R戦にて、防衛王者ウィルフレッド・マーティン(フランス)へ挑戦した廣虎 (ひろと/ワイルドシーサー沖縄/ISKAインターコンチネンタル ライトミドル級王者)が世界王座を奪取している。 オリエンタルルールローキックは、脚のどの部分にも有効である。膝や足部位へのパッド等の着用は禁止。キックパンツの着用が義務。 膝蹴りは陰部などの反則部位以外へは、全て有効となる。 相手をコントロールし、動がある有効打をあて続ければ首相撲は許される。フリーノックダウン制。 最終ラウンドを除いて、ゴングに救われることはない。世界戦は男子が3分×5ラウンド、女子が2分×5ラウンドで行われる。 代表的、有名な歴代王座保持者は、那須川天心。 ムエタイルール膝による顔面攻撃有り、肘打ち有り。インターバルは、他のルール同様に1分。フリーノックダウン制。最終ラウンドを除いて、ゴングに救われることはない。世界戦はオリエンタルルール同様、男子が3分×5ラウンド、女子が2分×5ラウンドで行われる。 階級
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