富山大学教育学部附属中学校
富山大学教育学部附属中学校(とやまだいがくきょういくがくぶふぞくちゅうがっこう)は、富山県富山市五艘にある国立中学校。2022年4月に富山大学人間発達科学部附属中学校(とやまだいがくにんげんはったつかがくぶふぞくちゅうがっこう)から改称している。 概要富山大学教育学部の附属機関として附属幼稚園や附属小学校、附属特別支援学校が同じ敷地内にあり、一つの学園が成り立っている。教育実習が多く、毎年研究大会が開かれており実験的な授業が行われる事も少なくない。通学指定区域は無く、登下校の時間と安全が確保できれば通学可能であるため広範囲から生徒が通学している。全校生徒の約半数は附属小学校からの内部進学生であり、附属小学校からは、余程のことがない限り全員が進学できる。 入学者の選考は学力検査によって行われる(2007年度入学者から抽選は廃止。それまでは、学力検査通過者のうちから抽選)。学力は県内でもトップレベルだが、多くの大学付属のように付属高校はなく、県内の公立高校で最難関と言われる県立のいわゆる「御三家」(富山中部、富山、高岡)の3校への進学率が、県内その他の中学校に比べかなり多い。また、数人程度県外の進学校へ進む例もあり(東京の学附・開成・早慶付属など)、逆の例もある。近年では、陸上競技部が5年連続全日中(全国大会)へ出場している。コーラス部はNHK全国学校音楽コンクールなどで県代表となっており、東海北陸ブロック大会の常連である。2014年、第81回NHK全国学校音楽コンクール東海北陸ブロック大会において金賞を受賞し、16年振りに全国大会への出場を果たした。2015年には、2年連続4回目の全国大会出場を果たした。また男子ソフトテニス部も輝かしい成績を残している 学期は2学期制で前期・後期に分かれる。学校長は富山大学から選ばれるので、現場の意向とは一致しないこともある。 食堂もあり給食制ではなく弁当か食堂となっている 沿革
教訓
各教室や体育館など学校のいたるところに校訓の書かれた額が掲げてあり、生徒は日々その校訓を目標とし、学校生活をおくっている。 出る杭は打たれない これは校訓ではないが生徒や先生の中で引き継がれてきており、「人と違った意見も認め合おう」という意味が込められている。 著名な出身者
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