平成19年度全国高等学校総合体育大会
平成19年度全国高等学校総合体育大会(へいせい19ねんどぜんこくこうとうがっこうそうごうたいいくたいかい)は、2007年(平成19年)7月から2008年(平成20年)2月にかけて行われた全国高等学校総合体育大会である。 実施33競技のうち、29競技による夏季大会が2007年7月28日 - 8月20日を開催期間として佐賀県で、冬季大会の4競技が競技種目ごとに下記開催地および開催期間にてそれぞれ実施された。 夏季大会夏季大会は、2007年(平成19年)7月28日から8月20日まで佐賀県などで開催された。大会愛称は2007青春・佐賀総体、大会スローガンは「この夏 佐賀に 君色の風が吹く」。総合開会式は7月28日に佐賀県総合運動場陸上競技場で行われた。 九州ブロック北部での開催年にあたっていたが、佐賀県単独主催となった。(サッカー会場のみ福岡県を含む - 久留米市・小郡市・春日市) 概要
実施競技・会場一覧
一人一役運動
この大会の特徴となっているのが、選手以外の地元高校生の「一人一役運動」である。これは、佐賀県教育委員会が中心となって推進し、選手以外の県内の高校生が、それぞれの得意領域を生かして、ボランティアとして大会に参加するというもの。 など、様々な取り組みが行われている。特に競技等の情報発信は、テレビが視られなくなるかもしれないという現実的問題から進められてきた佐賀県内のIT環境整備の一環として取り組まれている。 また、テーマソングに佐賀市出身の千綿偉功による『君色の風 ~想~』があるが、各競技場などのほか、放送メディアなどでも積極的に使用されたため結果的に大会メインテーマのような扱いを受けた。 中継放送
大会の模様は例年通りNHKが中継を担当。今回は佐賀放送局が当番を務めるが、人手不足となるため、隣の福岡など、九州各局を中心に応援体制が組まれた。
NHK以外ではJ SPORTSがサッカー(準決勝・決勝)・バレーボール(女子決勝)を中継。このほか、佐賀県内では地元ケーブルテレビ局でその日の競技ダイジェストを放送。 天候変化に呪われた大会
「若楠国体(1976年(昭和51年))のために建設された既存施設の活用」が謳われた大会だっただけに、屋外で実施された競技も多く、その分、自然災害の影響をまともに受けた大会となった。
冬季大会平成19年度全国高等学校総合体育大会では、2007年(平成19年)12月から2008年(平成20年)2月にかけてスキー、スケート・アイスホッケー、ラグビーフットボール、駅伝の4競技が冬季大会として開催された[1]。 スキー大会
スキー大会は、第57回全国高等学校スキー大会として2008年2月3日 - 2月7日に新潟県湯沢町、十日町市、南魚沼市で開催された。スローガンは、「魚沼の光り輝く雪上に 熱い魂刻み込め」。 概要
実施競技・会場一覧
スケート・アイスホッケー大会
ラグビーフットボール大会
→平成19年度全国高等学校総合体育大会ラグビーフットボール大会の詳細については「第87回全国高等学校ラグビーフットボール大会」を参照
ラグビーフットボール大会は、第87回全国高等学校ラグビーフットボール大会として2007年(平成19年)12月27日 - 2008年(平成20年)1月7日に大阪府東大阪市の花園ラグビー場、花園中央公園多目的球技広場で開催された。 駅伝大会
→平成19年度全国高等学校総合体育大会駅伝競走大会の詳細については「男子第58回女子第19回全国高等学校駅伝競走大会」を参照
駅伝競走大会は、男子第58回女子第19回全国高等学校駅伝競走大会として2007年(平成19年)12月23日に京都府京都市の京都市西京極総合運動公園陸上競技場発着、国立京都国際会館折り返しコースで開催された。 脚注
関連項目外部リンク
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