林家つる子
林家 つる子(はやしや つるこ、1987年6月5日[8] - )は、日本の女性落語家、タレント。本名は 経歴群馬県高崎市出身。群馬県立高崎女子高等学校、中央大学文学部人文社会学科卒業[9]。 大学では落語研究会に所属。大学2年生の時に全日本学生落語選手権・策伝大賞で決勝進出、審査員特別賞を受賞し[10]、4年次には全国女性落語大会(ちりとてちん杯)で優勝する[11]。 大学卒業時に落語家になりたいと決意して両親の許可を得た上で、落語研究会の顧問でもある黒田絵美子(中央大学教授)に相談。柳家さん喬を紹介してもらって相談の上、2010年に九代林家正蔵に入門した[12]。 2016年に「ミスiD」にエントリーし、「I love japan賞」を受賞する[8]。なお紹介したのは大学落研時代の友人であった銀杏亭魚折で、「冗談で紹介したらエントリーしていた」という[14]。 2019年に第11回前橋若手落語家選手権を優勝し[15]、2021年3月には第20回さがみはら若手落語家選手権を演目「しじみ売り」で優勝した[16]。2021年11月に行われた令和3年度NHK新人落語大賞の本選[17]、2022年10月に行われた令和4年度NHK新人落語大賞の本選に2年連続で進出した[18]。 2024年3月下席より、三遊亭わん丈と共に抜擢で真打に昇進した。つる子は女性落語では初の抜擢真打であり、香盤は12人抜きとなる[注釈 1][19][20]。 人物大学では落語研究会に所属していたが、元々落語の知識は無く、最初は演劇系のサークルに入りたかったが、勧誘してくれた先輩たちの落語を聴いて素直に面白いと思い、落語研究会に入る。学生時代の高座名は「中央亭可愛(ちゅうおうていかわい)」[10]。 2018年春に、立川がじら、柳家小もん、三遊亭ぐんまと共に群馬県出身の若手落語家4名で同県の全35市町村で公演を催す趣旨の落語家ユニット「上州事変」を結成し、群馬県民の日である10月28日に群馬会館にて旗揚げ公演を実施[21][22]。また同年、演芸男装ユニット「輝美男五(きびだんご)」に「弓鶴」の名前で参加した[23][24]。 芸風に於いては、同じ協会の柳亭こみちとともに、どうしても男目線で描かれがちの落語の噺を再構成し、女目線で語る取り組みを二ツ目時代から続けている[25]。 また同じ協会の林家あんこ[注釈 2]、春風亭一花[注釈 3]ともに女性二ツ目ユニット「おきゃんでぃーず」を結成。2022年まで活動した。 受賞歴
メディアテレビ
ラジオ
広告・CM寄稿脚注注釈
出典
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