笑点デラックス(しょうてんデラックス)は、BS日テレで毎週月曜日の夜に放送されていた寄席風の演芸バラエティ番組。日本テレビの長寿番組『笑点』のスピンオフ番組である。
概要
2012年10月1日に放送がスタート。日本テレビで放送されている演芸番組『笑点』の過去の放送回から「演芸」、「大喜利」などを再放送する。5代目圓楽司会担当分(1997年8月3日から2002年3月3日まで)と桂歌丸司会担当分(2006年5月21日から8月6日まで)2回分を放送していた。ただし『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』での「チャリティー大喜利」や正月特番など通算の放送回数に含まれない回は原則としてオンエアされない。1回につき本放送2回分がオンエアされているが、大喜利の一部回答やメンバーの挨拶等、一部シーンがカットされることもある。また、番組最後の次回予告のテロップは音声だけ残してエンディング用のCG映像に差し替えられている。
2016年9月26日に放送終了し、再放送は「笑点 なつかし版」に引き継がれた。こちらは月曜版で5代目圓楽司会分、火曜版は歌丸司会分が放送されており、歌丸司会分は司会初回の2006年5月21日分から再放送が行われている。
演芸コーナー開始時と大喜利のコーナーでメンバー登場時、およびメンバーによる告知があるときは「この番組は日本テレビで****年**月**日に放送されたものです」というテロップが挿入される。
放送当時、画角は4:3であったため、画面左右には黒帯が入った状態での放送となる(『デラックス』のオープニング・エンディングのCG映像のみ16:9)。番宣時の映像は4:3の画面サイズを16:9に引き延ばして放送されている。また画面左上には常時「笑点デラックス」のタイトルロゴが表示されていた。
字幕放送は実施されなかった。
放送時間
毎週月曜日の19:00 - 19:54(2013年4月 - 2016年9月)
- 以前の放送時間(いずれも毎週月曜日)
- 18:00 - 18:54(2012年10月 - 2013年3月)
出演者
※太字は現レギュラー出演者
#1 - #52
- 司会者
- 五代目三遊亭圓楽 - 2005年10月 - 2006年3月までは病気療養の為休演。この間は一部の回を除き歌丸が代理司会を務め(冒頭の挨拶と演芸案内は歌丸が全て担当して、一部の回は木久扇、好楽、小遊三、六代目円楽が大喜利の司会を担当)、復帰後も冒頭の挨拶と演芸案内のみで大喜利の司会は歌丸が担当。2006年5月に勇退して歌丸が後継司会に就任、春風亭昇太が歌丸の後継としてレギュラーとなる。2009年10月に死去。
- 大喜利メンバー
- 桂歌丸 - 5代目司会者、2006年5月 - 2016年5月まで司会を務め、2018年7月に死去。
- 林家こん平 - 2004年9月から病気療養の為休演、12月から弟子の林家たい平が代理メンバーとして出演。2006年5月にたい平が正式にメンバーとなり正式に降板。2020年12月に死去。
- 林家木久扇(当時、初代林家木久蔵) - 2007年9月に息子の2代目木久蔵に木久蔵名義を譲り、自身は木久扇を襲名。襲名後は木久扇名義での出演。
- 三遊亭好楽
- 三遊亭小遊三
- 六代目三遊亭円楽(当時、三遊亭楽太郎) - 2009年10月の師匠の五代目圓楽死去後、2010年2月に六代目円楽を襲名。(ただし、襲名は五代目の存命時から決定していた)襲名後は円楽名義での出演。2022年1月より病気療養の為休演し、同年9月30日午前9時28分、肺がんのため東京都内の病院で死去。
- 山田隆夫
- 大喜利下剋上(若手大喜利)メンバー
- 司会:春風亭昇太 - 2006年5月から歌丸の司会就任に伴い本編の大喜利メンバーとしてレギュラー入り、2016年5月から歌丸の後任として6代目司会者に就任。
- 林家たい平 - 2004年12月から病気療養で休演した師匠こん平の代理として本編の大喜利に出演、2006年5月からこん平の正式降板に伴い正式に本編の大喜利メンバーとしてレギュラー入りした。
- 五明樓玉の輔
- 春風亭勢朝
- 春風亭柳八 ※現在五代目春風亭柳好
- 立川笑志 ※現在立川生志
- 三遊亭愛楽 - 本家大喜利のアシスタントも務める。
- 三遊亭新潟 ※現在三遊亭白鳥
- 神田北陽 ※現在三代目神田山陽
- 橘家亀蔵 ※現在三代目橘家圓十郎
- 三遊亭遊馬
- アナウンサー大喜利メンバー
※○は現役の日本テレビアナウンサー
#53 - #58
- 司会者
- 大喜利メンバー
- 林家木久扇(初代林家木久蔵)
- 三遊亭好楽
- 三遊亭小遊三
- 六代目三遊亭円楽(三遊亭楽太郎)
- 春風亭昇太
- 林家たい平
- 山田隆夫
オープニング
『笑点デラックス』自体のオープニングのあと、CMをはさんで1本目のオープニングが始まる。
2012年10月1日から2013年3月25日までの放送では、地上波での放送当時に使われていた1分15秒のオープニング(笑点メンバーの趣味趣向編)が、そのままフルバージョンで流されていた。
2本目のオープニングは、「ゲスト出演者」の部分と「山田隆夫」の次に入るスタッフ紹介部分のアニメーションがカットされ、現行の40秒バージョンと同様の長さに再編集されている。
放送リスト
「歌謡プレミアム」特別版の放送などにより放送休止となる場合もあった(ほぼ月1回の割合)。
2013年10月21日から2014年6月30日までは、2013年4月1日以降の放送分を、2015年3月23日から8月17日までは、2014年9月15日以降の放送分を、2016年8月1日は、2016年2月15日の放送分をそれぞれ再び順繰りに放送していた(事実上の再々放送)。
脚注
- ^ a b c d e f g アシスタントとして当時無名だったころのマギー審司も出演していた。
- ^ a b この回の大喜利の3問目は、「笑点 大博覧会 DVD-BOX」にも収録されている。
- ^ 1998年1月4日は正月特番放送のため休止
- ^ この回の大喜利の1問目は、「笑点 大博覧会 DVD-BOX」にも収録されている。
- ^ 1998年2月15日は長野オリンピック中継のため休止
- ^ 1998年3月22日放送分での口上にも出演。
- ^ この回の大喜利の3問目は、「笑点 ありがとう円楽さん! 〜五代目 三遊亭円楽を偲ぶ映像集〜」にも収録されている。
- ^ a b c この回の大喜利は、「笑点 大博覧会 DVD-BOX」にも収録されている。
- ^ 1998年5月17日は日本プロゴルフ選手権中継のため休止
- ^ a b c d このとき山田は休演していたため、大喜利の座布団運びは7月5日放送分を亀蔵、7月12日放送分をたい平、7月19日放送分を柳八、7月26日放送分を昇太が担当した。
- ^ コントのラストシーンでは初代木久蔵も登場。
- ^ 現レギュラーのたい平が真打に昇進、口上の進行は松永二三男アナ
- ^ この回の大喜利の2問目は、「笑点 大博覧会 DVD-BOX」にも収録されている。
- ^ 山田、こん平、好楽、小遊三の他、占い師の波羅門が出演。
- ^ 1994年8月7日(第1430回)に放送された演芸「住吉踊り」の一部分を紹介。
- ^ 途中から父親のおぼん・こぼんが登場。
関連項目
BS日テレ 月曜18:00 - 18:54枠 |
前番組 |
番組名 |
次番組 |
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笑点デラックス (2012年10月1日 - 2013年3月25日)
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時代劇 長七郎江戸日記 ※18:00 - 19:00
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BS日テレ 月曜19:00 - 19:54枠 |
大人のヨーロッパ街歩き
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笑点デラックス (2013年4月1日 - 2016年9月26日)
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笑点メンバー |
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現出演者 | |
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元出演者 |
金曜夜席時代 | |
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談志司会時代 | |
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前田司会時代 | |
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三波司会時代 | |
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5代目圓楽司会時代 | |
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歌丸司会時代 | |
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昇太司会時代 | |
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★司会者 ◆座布団運び ▲コーナーレギュラー ■金曜夜席から継続出演 ◎本家&BS笑点・笑点Jr.両方出演 ☆BS笑点・笑点Jr.司会者 ◇BS笑点・笑点Jr.座布団運び △BS笑点・笑点Jr.コーナーレギュラー □BS笑点から継続出演 数字は世代(x代目)を表す。芸名(氏名)は現在当人が名乗っている表記。
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