港北 TOKYU S.C.
港北 TOKYU S.C.(こうほくとうきゅうショッピングセンター)は、神奈川県横浜市都筑区(港北ニュータウン)のセンター南駅前に所在する、東急モールズデベロップメントが運営するショッピングセンター(SC)。TOKYUポイント加盟店。 概要→開業の経緯については「港北東急百貨店」を参照
東急百貨店の関連会社として設立された港北東急百貨店とティー・エム・ディー(現:東急モールズデベロップメント)が計画を進めたSCで[1]、敷地面積14,943 m2、延床面積105,543 m2、地下1階地上7階の首都圏最大級の商業施設「港北東急百貨店S.C.」として、1998年4月25日に開業した[2]。キーテナントは港北東急百貨店、テナントは78店[1]。商圏は広域を設定し、具体的には所要時間として車で30分圏内にある周辺5区で、1998年度予測400,000世帯、1,100,000人としている[1]。商圏内は学歴・所得とも比較的高い層が多く、実体験として"家族で海外を知っている"人が多いのも大きな特徴であることから[1]、そうした人達のライフスタイルに合わせ、専門店は特にこだわりを持って選定され、1店1店の面積を大きくとっていることも特徴だった[1]。 店舗構成は地下1階から4階までが物販、5階がレストラン街、6階がアミューズメント・シネマとなり[1]、開業当初から入居している109シネマズは港北が初出店(1号店)で、その後に全国展開を図った。専門店は、キーテナントの百貨店展開業種を補完し、また単独店としてもこだわりの顧客ニーズに十分対応できる趣味雑貨、家庭雑貨の大型店やアパレルの大型店、海外ブランド、ヤングファションなどで、SPAの集合を各フロアに配置し、各階まんべんなく顧客を呼べるように工夫がされていた[1]。 2000年11月2日、百貨店棟6・7階の駐車スペース(約2,000坪)だった場所を売場化し増床[3]。2004年10月8日には、地上2階建ての別館「VeLeV(ヴェレヴ)」が開業している[4]。 港北 TOKYU S.C.への転身2006年3月に港北東急百貨店は、専門店ビルへ業態変更し「港北東急」に改称[2]。翌年3月26日には、港北東急百貨店S.C.も「港北 TOKYU S.C.」に名称を改めた。 地下1階の食品売場(デパ地下)のみ残っていた港北東急は、2011年1月16日閉店[5]。全館が港北TOKYU S.C. となった。港北東急の食品売場(B館地下1階)跡地には、4月29日、ロピア港北東急SC店が出店した[6]。 全館SCにリニューアル後は、SHIBUYA109 OUTLET(撤退済み)、しまむらなどのテナントを導入し、低価格志向の大衆的なショッピングセンターへ路線変更を図っている。 フロア構成A館(旧「港北東急百貨店S.C.」)、B館(旧「港北東急」)、別館「VeLeV」から成り、A館とB館は一体化している。 2024年10月現在[7]。
109シネマズ港北
東急レクリエーションが全国展開する「109シネマズ」ブランドのシネマコンプレックスの一号館である。スクリーン数は7、座席数は1,068。
脚注
関連項目
外部リンク
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