滋賀県道9号大河原北土山線
滋賀県道9号大河原北土山線(しがけんどう9ごうおおかわらきたつちやません)は、滋賀県甲賀市を通る主要地方道(滋賀県道)である。 概要滋賀県甲賀市土山町大河原の国道477号交点を起点に甲賀市土山町北土山の国道1号交点に至る11.8 kmの路線で、野洲川ダムがある大河原から、野洲川に沿って旧土山町の中心部に至る。鈴鹿スカイラインを結ぶ路線で、全線2車線の快走路である。 路線データ歴史かつては、現行の路線の起点部から鈴鹿スカイラインを経由して三重県四日市市に延長していた「四日市土山線」であった。
青土ダムの建設青土ダムの建設により土山町鮎川から土山町北土山まで区間で改良工事が行われている。 残土を搬出する道路となる鮎川地先では人家連坦部や4.5トンの重量制限がある防前橋を回避するため723 mの区間で幅員7.0 mの道路とするため道路付替工事(バイパス工事)が行われた[18]。ダムの上流側は水没する旧道の代替として幅員7.0 mの道路建設が1975年(昭和50年)度から着手し、1987年(昭和62年)に完成した[11]。ダム建設前はダム上流約350 mの位置で野洲川を渡る石神橋が設けられており、ダム建設後は経済性などを考えダムの天端を通過して野洲川を渡るルートとなる[19]。輪荷重によるクラック発生や沈下による道路への悪影響を防止するため青土ダムのコア直上には道路を設けず、野洲川下流側に県道を通している[20]。青土ダムから国道1号と接続する土山町北土山地先までは資機材の搬入ルートとなり、幅員3.0-4.0 mの未改良部や人家連坦部があるため1974年(昭和49年)度から道路改良工事に着手している[21]。5工区に分割して工事が行われ、青土ダム本体の工事が本格化する1981年(昭和56年)度までに供用開始した[18]。 地理通過する自治体交差する道路
沿線にある施設など![]()
脚注注釈
出典
参考文献
関連項目 |
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