神戸海洋博物館
神戸海洋博物館(こうべかいようはくぶつかん)は、兵庫県神戸市中央区波止場町のメリケンパークにある「海・船・港」をテーマとする海事関係の総合博物館。神戸港のシンボルの1つになっている。 概要![]() ![]() 前身は1963年に神戸ポートタワー下層3階に開館した神戸国際港湾博物館(のちに下層4階を増築)[2]。海事博物館としては世界有数の規模であり[要出典]、1987年に、幕末の神戸港開港120年を記念して開館した。展示内容は、近代神戸港だけでなく、平清盛が修築した大輪田泊や福原京まで遡る[3]。大小200点以上の船舶模型が展示されている[4]。 波または帆船の帆をイメージさせる独特な外観の屋上構造物は白色のフレームでできており、夜間は青系の光でライトアップされる。 同館内では2006年より、川崎重工業が企業博物館「カワサキワールド」を展開している。新幹線0系電車の先頭車両(運転台や客席の体験可)やKV-107 II型ヘリコプター(JA9555 川崎重工業社用機「美濃」)(客席のみ体験可)の現物を展示。陸・海・空・環境などをテーマとしたクイズゲーム、「電車でGO!2高速編 3000番台」のゲーム、フライトシミュレーター、マリンスポーツシミュレーターなども設置されている。 なお、同館は車いすが必要な方や高齢者、ベビーカーとご一緒の利用者なども安心して利用できるようにスロープ・エレベーター・手摺りが設置されている。また館内のみの利用に限り、車いすの貸出し(2台まで無料)も行っている。ベビールーム・授乳室も完備[5]。2019(令和元年)10月から改修工事を行い2020(令和2年)2月5日に再度開館した[6]。 日本博物館協会会員館[7]、兵庫県博物館協会加盟館[8]。みなとの博物館ネットワーク・フォーラム正会員[9]。またのびのびパスポート[10]の対象施設になっている。 施設
主な屋外展示物
主な屋内展示物実物模型
建物概要
交通アクセス
開館時間・休館日・料金開館時間は10:00~18:00(最終入館は17:30まで)。休館日は月曜日(月曜日が祝日の場合は開館、翌平日休館)と年末・年始(12月29日~1月3日)。入館料金がカワサキワールドとセットで大人が900円、小人(小・中・高校生以下)が400円。幼児は保護者1名につき2名まで無料。同館と神戸ポートタワーの共通券の場合、大人が1,300円、小人(小・中・高校生以下)が550円[12]。 周辺の名所・文化施設脚注・出典
関連項目外部リンク
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