福岡市道博多駅春日原2号線(ふくおかしどうかたかすにしじんいちごうせん)は、福岡市の「都心部」[注釈 1]の中でも3地区の「都心核」[注釈 2]の一つとされる博多駅周辺地区にある博多区博多駅南一丁目の音羽()交差点から南東に向かって、諸岡()三丁目の1丁目交差点に至る全長が3,741.43メートル[1]の市道(幹線一級市町村道)である。さらに南西に伸びる福岡市道博多駅春日原1号線などと共に、春日市の「中心拠点」とされる西鉄春日原駅周辺[5]とを結ぶ幹線道路を形成し、これらの路線を合わせて福岡市道路愛称として筑紫通りと呼ばれている[6]。
特徴
福岡市道博多駅春日原2号線の特徴は、市道でありながら、自治体の間で主要な拠点を結び付けていること、同市の「都心部」[3]から東南方向に並走する複数の主要幹線道路の一つであり、互いに交通機能を補完しながらネットワークを形成していることである。これらの幹線道路を北から順にあげると次の通りである。
渋滞に関しては、国土交通省の公表[7]によると、音羽交差点、瑞穂交差点及び弓田交差点が「主要渋滞箇所」とされている。
道路の名称については、この路線を含む次の道路(北西からの順)について名付けられた福岡市道路愛称の筑紫通りの方が通りがよく、出版されている地図などの表記にも使われている[6]。
- 福岡市道博多駅草ヶ江線(博多駅中央街の博多駅前三丁目交差点から博多駅中央街の音羽交差点まで)
- 福岡市道博多駅春日原2号線(音羽交差点から諸岡三丁目の諸岡1丁目交差点まで)
- 福岡県道505号板付牛頸筑紫野線(諸岡1丁目交差点から諸岡四丁目の諸岡四角交差点まで)
- 福岡市道博多駅春日原1号線(諸岡四角交差点から光丘町三丁目の春日市との境まで)
また、都市計画道路の名称としては「博多駅春日原線」であり、起点が博多区博多駅中央街(音羽交差点)、終点が春日市春日原北町一丁目(名称なし交差点)、延長が7,350(総延長が7,500)メートルの路線で[注釈 3]、この区間に現行の認定路線の福岡市道博多駅春日原1号線と福岡市道博多駅春日原2号線等が含まれる。
接続する主な通り
接続、近接する主な施設
この路線に接続又は近接する主な施設を起点の北西から順にあげると以下の通り。
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d e 福岡市道路下水道局管理部路政課. “福岡市路線情報提供システム”. 2023年6月17日閲覧。→利用条件に同意→検索等
- ^ 福岡市総務企画局企画調整部企画課. “福岡市基本構想・第9次福岡市基本計画”. 2023年4月18日閲覧。→『第9次福岡市基本計画』(PDF)の48、56ページ
- ^ a b c d 福岡市都市計画課. “福岡市都市計画マスタープラン”. 福岡市. 2023年6月1日閲覧。、都市計画法第18条の2に基づき市町村が定める都市計画に関する基本的な方針→23、29、31、33、34ページ
- ^ 福岡市議会事務局議事課. “令和5年/総務財政委員会”. 2023年4月9日閲覧。→第1回定例会→議案第26号/第9次福岡市基本計画の変更について
- ^ 春日市都市計画課. “第2次春日市都市計画マスタープラン”. 2023年6月21日閲覧。→第2次春日市都市計画マスタープラン(全編、PDF)
- ^ a b c 福岡市道路下水道局管理部路政課. “福岡市/道路愛称”. 2023年6月20日閲覧。→筑紫通り
- ^ 国土交通省九州地方整備局福岡国道事務所. “福岡県交通渋滞対策協議会”. 2023年6月15日閲覧。→H25.1.25「地域の主要渋滞箇所」の公表→福岡市周辺(PDF、R4.8現在)
- ^ 福岡市住宅都市局都市計画部交通計画課. “都市計画道路一覧(概要)”. 2023年6月21日閲覧。→は行→博多駅春日原線(PDF)
- ^ 福岡市. “福岡市Webまっぷ”. 2023年6月19日閲覧。→字図情報、都市計画情報、行政情報
- ^ 公益財団法人福岡市緑のまちづくり協会. “公園等検索”. 2023年6月21日閲覧。→キーワード検索等