福岡県道31号福岡筑紫野線
福岡県道31号福岡筑紫野線(ふくおかけんどう31ごう ふくおかちくしのせん)は、福岡県福岡市中央区から南区・春日市などを経由して、筑紫野市に至る県道(主要地方道)である。 概要渡辺通り・日赤通り(福岡県道602号後野福岡線・国道385号)と合わせて福岡市中心部の天神と筑紫野市を結ぶ幹線道路を構成している。日赤通りから道なりに南下すると大橋3丁目交差点で当路線に合流する。また、武蔵交差点で福岡県道・佐賀県道17号久留米基山筑紫野線と直進接続をしており、国道3号と並んで福岡市と久留米市を結ぶ幹線道路にもなっている。 福岡市内では大橋駅周辺のみ2車線に減少する。また、福岡外環状道路交点から宝町交差点手前までは、両側3車線で中央線変移が行われている。これらの区間を迂回するバイパス的性格を持つ道路として福岡市都市計画道路長浜太宰府線・福岡県道505号板付牛頸筑紫野線が整備中である。 JR九州鹿児島本線の跨線橋である筑紫野大橋は、本道の終点針摺交差点方面の交通渋滞を緩和すべく、同橋の完成以来の片側1車線の対面通行を改め、2014年(平成26年)12月19日に片側2車線、計4車線の供用が開始された。 高宮通りはこの県道上の薬院六つ角から福岡外環状道路交点の区間の道路愛称である。 路線データ
歴史
路線状況別名
5号線という通称の由来この道路が国道5号や県道5号に指定された事実は無いが、主に筑紫地域(春日市・大野城市・太宰府市・筑紫野市)の区間の本路線と福岡県道・佐賀県道17号の通称。 福岡県道5号は大牟田南関線佐賀県道5号は伊万里松浦線という完全に別の路線である。 1941年(昭和16年)頃に作成された地図に現在の県道31号線にあたる道路が区画整理の際に割り振られた整理番号「街路5号線」と思わしき道路名が記してあることから5号線と呼ぶようになったのではないかと推測されている。 1955年(昭和30年)1月に県道19号福岡二日市線となり1973年(昭和48年)3月に現在の県道31号福岡筑紫野線に変わったが、それでも地元の方は5号線と呼んでいる人が多い[5]。 類似例として、大阪府道30号大阪和泉泉南線(通称13号線[注釈 1])がある。 重複区間
道路施設橋梁地理通過する自治体交差する道路
交差する鉄道沿線
脚注注釈出典
関連項目外部リンク |
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