秋田県立平成高等学校
秋田県立平成高等学校(あきたけんりつ へいせいこうとうがっこう)は、秋田県横手市平鹿町上吉田に所在する公立の高等学校。通称「平成(へいせい)」。 概要平成高等学校は、1965年開校の横手東高等学校と、1960年開校の平鹿高等学校の両校を統合して1994年に開校した学校で、横手市平鹿町の国道107号沿いに立地している[2]。 設置学科は普通科と総合ビジネス科で、それぞれ人文コース・数理コース・専修コース(普通科)[3]、会計コース・情報コース(総合ビジネス科)[4]に分かれる。 校訓
開校後、1994年9月29日に制定されたもので、儒教の経書の一つである『大学』から引用している[5]。原文は「苟日新, 日日新, 又日新。」で、「今日の自分は昨日よりも新しく成長し、一日一日を新しく過ごし、さらに、明日の自分が今日よりも新しく成長してゆくように、勉学に修養に心がけなければならない」の意(学校公式サイトより)[5]。 沿革横手東高等学校と平鹿高等学校横手東高等学校は、1965年に横手工業高等学校定時制・横手城南高等学校定時制を統合して「秋田県立横手東高等学校」として発足したのが始まりで[6]、現在は横手市民会館の第2駐車場となっている場所(北緯39度18分20.6秒 東経140度34分3.5秒)に校舎があった。同年5月31日に開校式典を挙行した。 平鹿高等学校は、1960年に横手城南高等学校浅舞分校・醍醐分校・増田高等学校醍醐分校を統合して「秋田県立平鹿高等学校」として発足したのが始まりで[7]、現在は横手市立平鹿中学校がある場所に校舎があった。(平鹿中学校は本校閉校後の1997年開校[8]。) 開校に至るまで平成高等学校の前身となる横手東高等学校・平鹿高等学校(いずれも秋田県立)は、1975年より定員割れが恒常的になっており、2000年に県が公表した「第五次高校総合整備計画」において横手東・平鹿の両校は統合が決定した[9][2]。 両校とも校舎の老朽化が著しく、統合校の校舎は新築されることになったが、両校がそれぞれ横手市・平鹿町(2005年に合併して〈新〉横手市)とそれぞれの市町に位置していたことにより、校舎の建設場所は両市町の境界付近と考慮されていた[2]。最終的に、平鹿町上吉田の国道107号沿いに決定した[2]。 以上のような経緯により、1994年4月1日に「秋田県立平成高等学校」として開校した[2]。 高等学校再編2016年に策定された「第七次秋田県高等学校総合整備計画」において、横手地区の統合等再編整備構想(案)として、平成高等学校・増田高等学校・雄物川高等学校が統合の対象となり、これら3校の統合が検討され始めることとなった[10]。 2023年4月12日、3校のPTAや同窓会員などで構成される「横手地区統合校に関する協議会」が、3校の統合に関する提言書を作成し、秋田県教育委員会に提出した[11][12][13]。統合校の設置場所について、十文字第一小学校(2021年閉校)跡地かその周辺、平成高等学校、増田高等学校の3案を挙げた。また、設置学科は「総合学科のみ設置」か「総合学科と農業学科の設置」が適当であるとした[11][12][13]。 2024年9月19日には、3校の統合校は増田高等学校の校舎を改修して2031年度に開校する予定であるとの発表があった[14]。 年表以下、注釈の無い項目は学校の公式サイトの情報によるもの[1]
部活動
脚注
参考文献
関連項目外部リンク |
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