立命館中学校・高等学校
立命館中学校・高等学校(りつめいかんちゅうがっこう・こうとうがっこう、英: Ritsumeikan Junior & Senior High School)は、京都府長岡京市調子にある私立中学校・高等学校。 学校法人立命館における小中高一貫教育の中心となる学校である。学園内部では「立高」「本校」などと呼ばれている。 概要前身は、1905年(明治38年)9月10日に中川小十郎によって創設された私立清和普通学校(翌年に私立清和中学校)。1913年(大正2年)、財団法人立命館の設立に伴い、私立立命館中学(のちに立命館中学→立命館中学校)に改称。1929年(昭和4年)に立命館商業学校を開校。 1947年(昭和22年)に新制立命館中学校を、1948年(昭和23年)に新制立命館高等学校を設置。 1988年(昭和63年)に京都市北区の北大路キャンパスから深草キャンパスに移転するとともに、男女共学化された。北大路キャンパスの跡地には、2006年(平成18年)に立命館小学校が開校している。 2013年9月に深草キャンパスから、2012年3月まで大阪成蹊大学長岡京キャンパスがあった場所に移転予定であったが、移転先の土壌から基準値を超える鉛と砒素が検出されたため、一年工期が延長され、2014年9月1日の移転となった[1][2][3]。新キャンパスの名称は長岡京キャンパス。 深草キャンパスの跡地は京都市に売却され、2016年4月に京都市立伏見工業高等学校と京都市立洛陽工業高等学校を統合・移転して新設された京都市立京都工学院高等学校が開校した。 沿革
高等学校2002年(平成14年)には文部科学省から「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」に指定。 深草へ移転する前の男子校時代から、校風は自由闊達で、校則は事実上ないに等しかった。立命館建学の精神が「自由と清新」であるためこれを誇りにしている教員も多く存在し、制服などは特に定められていないなど他校と比べれば自由度は高い。また一時は廃止となった修学旅行も生徒側の要望で復活した(運動は行われておらず、一部の生徒が復活の要望を言っただけで、昭和54年度卒業生の卒業日帰り旅行が開始されたのがきっかけである)。現在も毎年生徒自らが企画し、行先、日程、旅費などを話し合いで行われている。 現在はMSC(メディカルサイエンスコース)、SSC(スーパーサイエンスコース)、GL(グローバルラーニングコース)、コアコース(CE)の4つのコースがある(立命館小学校出身の入学者が2013年度から高校に進学したため、この年の新入生からコースシステム変更があった)。 中学校
男子・女子ともに制服が設定されている。スマホの校内での使用は禁止されている。(許可証を提出すれば持ち込みは可)1、2年生はCLコース、ALコースに分かれており(3年生からはALコースがMSコースに変わる)CLコース・ALコースともに1週間に1回、6時間授業がある。(通常は7時間授業) 2021年度入学生以降からはiPadが配布されている。土曜日、日曜日は授業がない。 部活動硬式野球部1915年(大正4年)創部。同年に開催された第1回全国中等学校優勝野球大会から夏の全国大会予選(京津大会)に参加している古豪。これまで甲子園に7回(夏3回・春4回)出場している。初出場は1922年(大正11年)の第8回全国中等学校優勝野球大会。選抜大会は1924年(大正13年)の第1回大会に出場。1983年(昭和58年)の第55回選抜大会を最後に甲子園には出場できていない。通算成績は6勝7敗[4]。 校歌アクセス著名な出身者→「Category:立命館高等学校出身の人物」も参照
旧制立命館中学校出身者
立命館商業学校出身者新制立命館高等学校出身者政官界経済研究
アナウンサー芸能・文化
スポーツ
脚注
関連項目外部リンク |
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