聖光学院中学校・高等学校
聖光学院中学校・高等学校(せいこうがくいんちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、神奈川県横浜市中区滝之上に所在し、中高一貫教育を提供する私立男子中学校・高等学校。 概要1819年にフランスで創設されたキリスト教教育修士会の創設者ジャン・マリー・ド・ラ・ムネから思想を受け継ぐ。本学の守護聖人である宣教師フランシスコ・ザビエルの祝日12月3日を学校記念日としている[2]。 校訓は「紳士たれ」(Be gentlemen) であり、現在の学校長は工藤誠一である。長きにわたり校長・学院長を務めたトマス・アンドレ・トランブレは2021年3月23日に他界した。 東京都世田谷区のセント・メリーズ・インターナショナル・スクールと静岡県静岡市駿河区の静岡聖光学院中学校・高等学校は姉妹校で交流があり、理事長及び校長が共通している。当校とセント・メリーズ・インターナショナル・スクールは、いずれもキリスト教教育修士会の学校法人聖マリア学園が運営する。静岡聖光学院は1977年3月に学校法人聖マリア学園から独立した。福島県伊達市の高校野球で著名な聖光学院高等学校とは関係がない。 2011年度から3年計画で段階的に全校舎を建て替えたが、東日本大震災や台風の影響で2014年11月15日に竣工した。 2007年度から2020年度まで文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール (SSH) の指定を受けた[3]。 沿革
象徴制服冬服は黒色のイートンジャケット、灰色のニット・ネクタイ[4]、黒色のズボンで、喪服に由来するイートン・カレッジの制服の意匠を採り入れたとされる。無襟が特徴で、胸ポケットに学年色の校章を付す。学年色は3色であったが現在は黄、紺、赤、緑、藤、水の6色。 夏服は白色の半袖開襟シャツ、黒色のズボンで、シャツのポケットに学年色で校章の刺繍を施す。ズボンはかつて灰色であった。 2019年から夏季休業期間中のみ学校指定のポロシャツが導入され、2021年に夏服期間中の着用が許可された。 マスコットマスコットは「ジェントルペンギン」[5]。制服と赤い帽子が特徴的なキャラクターで、2020年6月にLINEスタンプを発売した[6]。 行事聖光祭4月下旬または5月上旬の土日に文化祭である「聖光祭」が催されている。 2020年度は、新型コロナウイルスの影響で感染症対策、混雑回避のために食品は扱わずにチケット制で9月19日から22日に開催した。2021年度はコロナ禍の影響で10月2日から10月4日に開催した。2022年度は例年に従い4月30日と5月1日に来訪人数を制限せずに開催した。 体育祭9月下旬に非公開で催し、中学生と高校1・2年生がクラス対抗の形式で5チームに分かれて優勝を争う。高校2年から文系と理系それぞれで普通2学級、選抜1学級、計6学級に分かれるため高校2年生は高校1年時所属クラスで参加する。クラス編成はA~Eまでのアルファベットだが、体育祭の時はA組が青、B組が黄、C組が緑、D組が白、E組が赤とクラスごとに色が割り振られ、普段と違い「色+組」で呼ばれる。 2019年度以前は1日のみの開催だったが、新型コロナウイルスが感染拡大した2020年度は9月10日、11日の2日間に渡って開催された。それ以降も2日間の開催が定番となっている。 部活動運動部
文化部
公認団体・同好会・趣味研同好会などを含む学校認可団体を公認団体、聖光祭に展示団体として参加する団体を趣味研[7]、それぞれを称し、本項目は両者を記す。 交通アクセス
その他
兄弟校その他、世界各国にキリスト教教育修士会の系列兄弟校を多数擁する。 著名な出身者
脚注および参照
関連項目外部リンク
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