駿台学園中学校・高等学校(すんだいがくえんちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、東京都北区王子六丁目にある私立中学校・高等学校。
高等学校には全日制と定時制があり、全日制では、付属の中学校との中高一貫教育を実践している。
運営は学校法人駿台学園。なお「駿台」と名がつくものの、本学園は駿台グループ(駿台予備学校(学校法人駿河台学園)、駿台甲府小学校・中学校・高等学校(学校法人駿台甲府学園)、駿河台大学(学校法人駿河台大学)など)とは一切無関係である。
概要
中学校は完全週6日制、3学期制・50分授業で、特選クラス・総合クラスを設置している。
iPadを所有し、ICT活用の教育を実践している。
高校は内部進学生とは1年次から混合クラスとなる。
特選コース・進学コース・スペシャリストコースの3コース制で、スペシャリストコースは、芸術・文化・スポーツの各分野に優れた才能を持った人を対象に、その才能を磨きながら大学進学をめざすコースとなっている。多くの指定校推薦枠を持っているが、限られた人のみが使う。
高校の2年次秋に出発する修学旅行では、沖縄またはヨーロッパのどちらへ行くか選ぶことが出来る。
校技をバレーボールと定めており、毎年校内で全校生徒対象のバレーボール大会を開催している。なお、高校の男子バレーボール部は強豪校としても有名で、春高バレーでの優勝歴もある。
沿革
- 1932年 - 東京神田駿河台に旧制商業学校として「駿臺商業学校」を創立
- 1946年 - 駿臺高等学校に校名を変更
- 1947年 - 学制改革により駿臺中学校を創立
- 1958年 - 駿台学園中学校・高等学校に校名変更
- 1963年 - 東京都北区王子の現在地に移転し、新校舎を建設
- 2003年 - 中学校の共学化
- 2012年 - 1号館新校舎竣工、2号館教室リニューアル工事完了
駿台学園中学校
普通科
駿台学園高等学校
全日制・普通科
クラブ活動
中学・高校とも男子バレーボール部が特に強豪で、全国大会優勝の経験がある。
高校男子バレーボール部は2017年の第69回春の高校バレーで初優勝した。2020年の第72回大会で2度目の決勝進出を果たしたが、準優勝に終わった。翌年の第73回大会でも準優勝に終わったが、そこから2年後の第75回大会にて2017年以来の優勝を果たし、更に第76回大会と第77回大会で三連覇を(二年連続、一度もセットを取られず完全優勝)達成した。硬式野球部、サッカー部、男子バレーボール部、女子バレーボール部、ボクシング部は指定強化部として活動している。
中学男子バレーボール部
高校男子バレーボール部
中学軟式野球部
中学校の軟式野球部で、全国大会の常連校である。
運動部
- サッカー部
- バレーボール部
- ボクシング部
- 硬式野球部
- 卓球部
- フットサル部
- 軟式野球部(中学)
- チアリーディング同好会
文化部
- お笑い研究会
- 吹奏楽部
- 音楽部
- 演劇部
- 天文部
- 軽音楽部
- 写真部
著名な教職員
- 瀬尾 兼秀(理事長・校長)
- 梅川 大介(高校男子バレーボール部監督)
- 海川 博文(中学男子バレーボール部監督)
- 布施 亮平(天文部顧問)
- 梅本 沙矢香(チアリーディング同好会顧問)
定時制
定時制課程は駿台学園の創立と同時に始まり、都内私立で唯一の夜間定時制となっている。
- 三年間で卒業可能。
- 不登校生徒や中途退学者も受け入れている。
- 年3回、学期(年)末ごとに全日制への転籍試験を実施している。
- 部活動
著名な出身者
スポーツ
ボクシング
関連項目
外部リンク
部活動実績 |
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1960年代 | |
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1970年代 | |
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1980年代 | |
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1990年代 | |
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2000年代 | |
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2010年代 | |
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2020年代 | |
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