1994年のオールスターゲーム (日本プロ野球)
1994年のオールスターゲームは、1994年7月に行われた日本プロ野球のオールスターゲーム。 試合概要前年、日本一になったヤクルトスワローズの野村克也監督が全セ(オールセントラル・リーグ)を率い、パ・リーグ制覇した西武ライオンズの森祇晶監督が全パ(オールパシフィック・リーグ)を率いた1994年のオールスターゲームは松井秀喜、イチローを始めとして新庄剛志、伊良部秀輝、藪恵市(現・藪恵壹)、高津臣吾らのちにメジャーリーグでも活躍する若い選手が相次いで登場した。 第1戦、野村監督は当時公式戦4番出場したことのない巨人の松井秀喜を全セの4番で起用した。当時、松井は20歳1ヶ月で両軍通じて史上最年少の4番であった。試合を終始リードしたのはダイエーの打撃陣で4安打の秋山幸二を筆頭に松永浩美・吉永幸一郎が3安打、ブライアン・トラックスラーが2安打と続き、計8点を挙げた全パがまず1勝をもぎ取った。1997年にナゴヤドームが開場したことに伴い、ナゴヤ球場での最後の開催とった第2戦は39歳の大ベテラン佐藤義則が全パの先発として3回1失点に抑える活躍を見せた。 この年まで6人制だった審判が翌年より4人制になった(のちに6人制に戻される)。 選出選手
試合結果第1戦オーダー
この試合がドーム化前の西武球場での最後のオールスターゲームとなった。 第2戦オーダー
この試合がナゴヤ球場での最後のオールスターゲームとなった。 テレビ・ラジオ中継テレビ中継
ラジオ中継
その他第1戦の試合開始を前にして野球殿堂の表彰式があり、世界のホームラン王・王貞治らが表彰された。王は翌年からホークスの指揮を執ることになる(なお、オールスターに戻ってくるのは2000年になってから)。なお、上記のセレモニーや種々のオープニングアトラクションの演出はテレビ中継したテレビ朝日によるものだが、あまりに時間が掛かってしまい試合開始予定時刻18:30から46分遅れで第1戦が始まった。この遅延について日刊スポーツの野崎靖博がテレビ局主導のイベントに苦言を呈している。 脚注関連項目
外部リンク
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