2010年のオールスターゲームでは、2010年7月に福岡Yahoo! JAPANドームとHARD OFF ECOスタジアム新潟で行われた、同年度の日本プロ野球オールスターゲームの詳細について述べる。
概要
2008年から引き続きマツダの特別協賛を受け、「マツダオールスターゲーム2010」として開催される。なお、このオールスターゲームはセントラル・リーグおよびパシフィック・リーグの対抗形式としては通算第60回目である(1950年は両リーグの発足直後のためオールスターゲームは施行されず、第1回開催は1951年である)。
第60回目の開催を記念して、マツダの協力の下、マツダ プレマシー プラスワン ドリームと銘打ち、ファン投票、選手間投票、監督推薦のいずれからも選ばれなかった選手を対象にインターネットでのファン投票を実施し、最多得票数の選手を選出した。その結果、出場選手は例年の28人より1人多い29人となった。
日程
第1戦
7月23日、福岡Yahoo! JAPANドームにて開催(18時26分開始)。パ・リーグがホームチーム扱いとなる。
第2戦
7月24日、新潟県立鳥屋野潟公園野球場(HARD OFF ECOスタジアム新潟)にて開催(18時09分開始)。セ・リーグがホームチーム扱いとなる。
出場者
- 太字はファン投票による選抜、※印は選手間投票による選抜、◇は「マツダ・プレマシー プラスワンドリーム」投票による選抜、他は監督選抜。
- 数字は出場回数。カッコ内数字は上記回数中事故のため不出場の回数。
- ^ 右尺骨茎状突起骨折のため出場辞退、代わりに廣瀬が選出。
- ^ 右肘後方骨棘および遊離体障害のため出場辞退、代わりに小谷野が選出。
試合結果
試合 |
日付 |
ビジター球団(先攻) |
スコア |
ホーム球団(後攻) |
MVP |
開催球場
|
第1戦 |
7月23日 |
セ・リーグ |
4 - 1 |
パ・リーグ |
阿部慎之助 |
福岡Yahoo!JAPANドーム
|
第2戦 |
7月24日 |
パ・リーグ |
5 - 5 |
セ・リーグ |
片岡易之 |
HARD OFF ECOスタジアム新潟
|
第1戦
セ4 - 1パ
|
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
R |
H |
E |
セントラル
| 0 |
1 |
0 |
1 |
1 |
0 |
1 |
0 |
0 |
4 |
14 |
0 |
パシフィック
| 0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
1 |
4 |
3 |
- セ:○前田健、内海、久保裕、山口、越智、岩瀬、S藤川球 - 阿部、城島
- パ:●和田、ダルビッシュ、木佐貫、小林宏、ファルケンボーグ、馬原 - 嶋、里崎
- 勝利:前田健
- セーブ:藤川
- 敗戦:和田
- 本塁打
パ:山崎1号(ソロ・岩瀬) - 審判
[球審]牧田
[塁審]東(1B)、渡田(2B)、山崎(3B)
[外審]真鍋(LL)、橋本(RL) - 観客動員数:33,791人 試合時間:2時間44分
- MVP
- 阿部(巨人)
オーダー
セントラル
|
打 順 |
守 備 |
選 手
|
1 |
(遊) |
坂本勇人
|
2 |
(一) |
小笠原道大
|
3 |
(右) |
マートン
|
4 |
(指) |
ラミレス
|
5 |
(三) |
森野将彦
|
6 |
(左) |
和田一浩
|
7 |
(捕) |
阿部慎之助
|
8 |
(中) |
青木宣親
|
9 |
(二) |
平野恵一
|
|
|
パシフィック
|
打 順 |
守 備 |
選 手
|
1 |
(遊) |
川崎宗則
|
2 |
(二) |
井口資仁
|
3 |
(三) |
中島裕之
|
4 |
(右) |
多村仁志
|
5 |
(左) |
T-岡田
|
6 |
(一) |
金泰均
|
7 |
(指) |
二岡智宏
|
8 |
(中) |
糸井嘉男
|
9 |
(捕) |
嶋基宏
|
|
第2戦
セ5 - 5パ
|
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
R |
H |
E |
パシフィック
| 1 |
3 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
5 |
10 |
0 |
セントラル
| 0 |
0 |
1 |
0 |
3 |
0 |
0 |
1 |
0 |
5 |
12 |
1 |
- 9回規定により引き分け
- パ:杉内、涌井、永井、平野佳、川岸、シコースキー - 里崎、嶋
- セ:東野、久保康、浅尾、吉見、山口、林昌勇 - 城島、相川
- 本塁打
パ:山崎2号(ソロ・東野)、里崎1号(2ラン・東野)
セ:ブラゼル1号(ソロ・川岸) - 審判
[球審]橋本
[塁審]真鍋(1B)、山崎(2B)、渡田(3B)
[外審]東(LL)、牧田(RL) - 観客動員数:28,426人 試合時間:2時間35分
- MVP
- 片岡(西武)
オーダー
パシフィック
|
打 順 |
守 備 |
選 手
|
1 |
(二) |
片岡易之
|
2 |
(遊) |
西岡剛
|
3 |
(右) |
稲葉篤紀
|
4 |
(左) |
T-岡田
|
5 |
(指) |
金泰均
|
6 |
(一) |
山崎武司
|
7 |
(中) |
鉄平
|
8 |
(三) |
小谷野栄一
|
9 |
(捕) |
里崎智也
|
|
|
セントラル
|
打 順 |
守 備 |
選 手
|
1 |
(中) |
青木宣親
|
2 |
(遊) |
坂本勇人
|
3 |
(三) |
小笠原道大
|
4 |
(指) |
ラミレス
|
5 |
(一) |
ブラゼル
|
6 |
(左) |
和田一浩
|
7 |
(捕) |
城島健司
|
8 |
(二) |
東出輝裕
|
9 |
(右) |
松本哲也
|
|
- マツダ・プレマシー賞(2試合を通じて最も印象的な活躍をした選手を表彰)
- 山口(横浜)
テレビ中継
- 第1戦 - テレビ朝日(EX)《テレビ朝日系列 制作協力:九州朝日放送(KBC)》(放送時間:18:19 - 21:19、25分延長)
- 第2戦 - テレビ朝日《テレビ朝日系列 制作協力:新潟テレビ21》(放送時間:18:00 - 20:51)
- 実況・清水俊輔、解説・古田敦也、リポーター・中山貴雄(セ・リーグサイド)、大西洋平(パ・リーグサイド)
※ 第1戦・第2戦ともにテレビ朝日(EX)を主管としたANN全国放送(フルネット24局での生放送に加え、スカイ・A sports+でのリレー生中継および録画中継を実施)。
ラジオ中継
※ TBSラジオは2010年度から週末ナイターを原則廃止したが、オールスターゲームは放送する。JRNフルネットである北海道放送・中部日本放送・RKB毎日放送と、JRN・NRNクロスネット局の中国放送・宮崎放送にはネットをつないで放送したが、琉球放送では放送しなかった。また朝日放送と東北放送はNRN週末ナイターを放送するが、先に挙げた各局以外で2009年度JRN週末ナイターを放送したクロスネット局は2010年度に土曜日のナイターをNRNに切り替えた局を除き放送せず通常番組(TBSラジオからの『Listen SOUL!』裏送りも含む)を放送した。
※ RFラジオ日本は2010年度はオールスターゲームの中継はしないことになった。
※ FM PORTは当時、新潟県内を主なエリアとする独立系FM局でオールスターゲームでは2023年現在唯一民放FM局で中継した。
関連項目
外部リンク
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1950年代 | |
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1960年代 | |
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1970年代 | |
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1980年代 | |
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1990年代 | |
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2000年代 | |
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2010年代 | |
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2020年代 | |
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