2017年のロサンゼルス・ドジャース(2017 Los Angeles Dodgers season)は、球団創設以来133年目のシーズン。ロサンゼルスのドジャー・スタジアムでは55年目のシーズン。監督は2年目のデーブ・ロバーツ。所属はナショナルリーグ西地区。
オフシーズン
2016年は4年連続15回目の地区優勝を達成した。ポストシーズンではリーグチャンピオンシップシリーズでシカゴ・カブスと対戦したが、2勝4敗で敗れた。
開幕後
7月に20勝3敗という驚異的な成績を残すなど、首位を独走[1]。レギュラーシーズンの補強期限最終日である7月31日には、手薄な右の先発を補う目的で[2]、テキサス・レンジャーズからトレードでダルビッシュ有を獲得した[3]。ナ・リーグ1位のチーム防御率(3.38)が示す[4]ように、安定した投手力で確実に勝利を重ねていった[3]。9月に1944年以来73年ぶりに11連敗を喫するなど、大きく失速する[5]も、22日に5年連続16回目の地区優勝を達成[6]。10月1日に全日程が終了。最終成績は104勝58敗だった。
6月には、チーム全体で50本の本塁打を放ち、ブルックリン・ドジャース時代の1953年7月と8月に樹立された月間チーム本塁打数「49」を64年振りに更新している[7]。
ポストシーズンではディビジョンシリーズでアリゾナ・ダイヤモンドバックスを破り、リーグチャンピオンシップシリーズでシカゴ・カブスを4勝1敗で破り、29年ぶり22回目のリーグ優勝を達成した[8]。
ワールドシリーズでは、ヒューストン・アストロズとの対戦となった。100勝以上したチームの組み合わせは1970年のワールドシリーズ以来であった[9]。逆王手をかけ[10]、第7戦までもつれたが、1-5で敗れ、世界一にあと一歩届かなかった[11][12]。
チーム成績
シーズン成績
ポストシーズン
- ディビジョンシリーズ
日付 |
試合 |
ビジター球団(先攻) |
スコア |
ホーム球団(後攻) |
開催球場
|
10月6日 |
第1戦 |
アリゾナ・ダイヤモンドバックス |
5-9 |
ロサンゼルス・ドジャース |
ドジャー・スタジアム
|
10月7日 |
第2戦 |
アリゾナ・ダイヤモンドバックス |
5-8 |
ロサンゼルス・ドジャース
|
10月8日 |
第3戦 |
ロサンゼルス・ドジャース |
3-1 |
アリゾナ・ダイヤモンドバックス |
チェイス・フィールド
|
リーグチャンピオンシップシリーズ進出
|
- リーグチャンピオンシップシリーズ
日付 |
試合 |
ビジター球団(先攻) |
スコア |
ホーム球団(後攻) |
開催球場
|
10月14日 |
第1戦 |
シカゴ・カブス |
2-5 |
ロサンゼルス・ドジャース |
ドジャー・スタジアム
|
10月15日 |
第2戦 |
シカゴ・カブス |
1-4x |
ロサンゼルス・ドジャース
|
10月17日 |
第3戦 |
ロサンゼルス・ドジャース |
6-1 |
シカゴ・カブス |
リグレー・フィールド
|
10月18日 |
第4戦 |
ロサンゼルス・ドジャース |
2-3 |
シカゴ・カブス
|
10月19日 |
第5戦 |
ロサンゼルス・ドジャース |
11-1 |
シカゴ・カブス
|
ワールドシリーズ進出
|
- ワールドシリーズ
日付 |
試合 |
ビジター球団(先攻) |
スコア |
ホーム球団(後攻) |
開催球場
|
10月24日(火) |
第1戦 |
ヒューストン・アストロズ |
1-3 |
ロサンゼルス・ドジャース |
ドジャー・スタジアム
|
10月25日(水) |
第2戦 |
ヒューストン・アストロズ |
7-6 |
ロサンゼルス・ドジャース
|
10月27日(金) |
第3戦 |
ロサンゼルス・ドジャース |
3-5 |
ヒューストン・アストロズ |
ミニッツメイド・パーク
|
10月28日(土) |
第4戦 |
ロサンゼルス・ドジャース |
6-2 |
ヒューストン・アストロズ
|
10月29日(日) |
第5戦 |
ロサンゼルス・ドジャース |
12-13x |
ヒューストン・アストロズ
|
10月31日(火) |
第6戦 |
ヒューストン・アストロズ |
1-3 |
ロサンゼルス・ドジャース |
ドジャー・スタジアム
|
11月01日(水) |
第7戦 |
ヒューストン・アストロズ |
5-1 |
ロサンゼルス・ドジャース
|
ワールドシリーズ敗退
|
入団・再契約
オフシーズン・開幕前
首脳陣
個人成績
投手成績
※色付きは規定投球回数(162イニング)以上の選手
選
手 |
登
板 |
完
投 |
完
封 |
勝
利 |
敗
戦 |
セ | ブ |
勝
率 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
奪 三 振 |
失
点 |
自 責 点 |
防 御 率
|
クレイトン・カーショウ
|
27 |
1 |
0 |
18 |
4 |
0 |
.818 |
175.0 |
136 |
23 |
30 |
202 |
49 |
45 |
2.31
|
野手成績
※色付きは規定打数(440打数)以上の選手
選
手 |
試
合 |
打
席 |
打
数 |
得
点 |
安
打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
打
点 |
盗
塁 |
犠
打 |
犠
飛 |
四
球 |
三
振 |
打
率 |
出 塁 率
|
コーリー・シーガー
|
145 |
613 |
539 |
85 |
159 |
33 |
0 |
22 |
77 |
4 |
0 |
3 |
67 |
131 |
.295 |
.375
|
クリス・テイラー
|
140 |
568 |
514 |
85 |
148 |
34 |
5 |
21 |
72 |
17 |
0 |
1 |
50 |
142 |
.288 |
.354
|
ヤシエル・プイグ
|
152 |
570 |
499 |
72 |
131 |
24 |
2 |
28 |
74 |
15 |
0 |
5 |
64 |
100 |
.263 |
.346
|
コディ・ベリンジャー
|
132 |
548 |
480 |
87 |
128 |
26 |
4 |
39 |
97 |
10 |
0 |
3 |
64 |
146 |
.267 |
.352
|
ジャスティン・ターナー
|
130 |
543 |
457 |
72 |
147 |
32 |
0 |
21 |
71 |
7 |
1 |
7 |
59 |
56 |
.322 |
.415
|
タイトル
表彰
達成記録
MLBドラフト
脚注
出典
関連項目
外部リンク
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球団 | |
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歴代本拠地 | |
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文化 | |
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ライバル関係 | |
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永久欠番 | |
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ワールドシリーズ優勝(08回) | |
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ワールドシリーズ敗退(14回) | |
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リーグ優勝(25回) | |
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できごと | |
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傘下マイナーチーム | |
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