くまのプーさん クリストファー・ロビンを探せ!
『くまのプーさん クリストファー・ロビンを探せ!』(くまのプーさん クリストファー ロビンをさがせ)(原題:Pooh's Grand Adventure: The Search for Christopher Robin)は、1997年に製作されたアメリカ映画。A・A・ミルンによる児童小説『クマのプーさん』を原作とするアニメーション作品。 概要くまのプーさん 完全保存版から20年ぶりとなる、ディズニー版『くまのプーさん』長編シリーズの第2作。行方不明の親友、クリストファー・ロビンを探しに出たプーさんと仲間たちの冒険を描く。今作以降の続編はウォルト・ディズニー・アニメーション・ジャパンが製作を請け負っており、多数の日本人スタッフが製作に関与している。日本では劇場公開はされず、1998年8月21日にVHSビデオとして発売された。 あらすじある年の秋の1日目。小学校の新学期が始まった日、プーさんが目覚めると家の前にはちみつのつぼが。しかし手紙が付いていることに気付かず、はちみつで手紙をべっとりと汚してしまう。親友のクリストファー・ロビンに読んで貰うおうと探しに行くが、森中の何処にもいない。プーさんはピグレット、ラビット、ティガー、イーヨーと共に、オウルに字を読んで貰おうと彼の家へ行く。オウルが汚れた手紙に書いてある文字を読んでみると「プーへ、僕は遠くに行く、食べられて、骸骨になる」その手紙の送り主がなんとクリストファーだった。プーさん達は大切な友達を助けるために冒険へ出発した。 キャラクター
キャストティガーの初代声優ポール・ウィンチェルが最後に出演した作品。
オリジナル・サウンド・トラック「くまのプーさん クリストファー・ロビンを探せ!+more」というタイトルで、2000年7月5日に発売。6曲の歌の英語版、日本語版に加え、4曲のオリジナル・クリップが収録されている。
映画データ評価Rotten Tomatoesでは8件のレヴューのうち38%が肯定的で平均点は100点満点中45点だった[2]。[エンターテインメント・ウィークリー]のジョージ・ブルーストンは「甘ったるい」としてCの評価を与え、『くまのプーさん 完全保存版』を形付けた「子どもの気持ちと大人の機知」が欠けている、と論評した[3]。Reel Film Reviewsのデイヴィッド・ヌサイルは「退屈」と評した[4]。 批判的な評価ばかりでなく肯定するものもある。Kabooseのジェーン・ルイーズ・ボーサウは楽曲と映像を賞賛した[5]。Movie Metropolisのジョン・J・プッチオも肯定的に評価し、ミルンの原作より「冒険的」な筋書きによって素朴だが迫力にかける映像表現を補っている、と論評した[6]。ジーン・シスケルとロジャー・イーバートも肯定的に評価した[7]。 脚注
外部リンク |
Portal di Ensiklopedia Dunia