『エリザベート -愛と死の輪舞 -』(エリザベート あいとしのロンド)は、宝塚歌劇団 のミュージカル作品。ウィーン・ミュージカル『エリザベート 』の宝塚版。脚本・歌詞はミヒャエル・クンツェ [ 1] 。音楽はシルヴェスター・リーヴァイ [ 1] 。オリジナル・プロダクションはウィーン劇場協会 (英語版 ) で行われた[ 2] 。潤色・演出は小池修一郎 [ 1] 。
海外ミュージカルを数多く日本に紹介してきた[ 注 1] 宝塚歌劇の歴史に於いて、最も成功した海外作品。1990年代以降・平成時代の宝塚作品を代表する大ヒット作となっている。
来歴
小池修一郎が、1992年にロンドン で現地のミュージカル作品の音楽集で興味を惹かれるものを探していたところ、その店の店主からこの『エリザベート』を薦められた[ 注 2] 。また翌年には、歌劇団に来客として訪れたイスタンブール 在住の中国人の大学教授から、『エリザベート』のドイツ語プログラムを受け取っている。
これらの経緯を経て、日本では宝塚歌劇団が上演権を取得し、1996年に初めて日本に紹介。雪組 で、当時トップスターだった一路真輝 のさよなら公演として初演された。始めこそ評判はいまひとつであったが、次第にチケットが取れないほどの人気が出る。
一路の退団公演だったため「なぜ?さよなら公演で死を演じるのか?」「トップ退団公演で死はおかしい」など当時は疑問視されたが、公演開始後に徐々に批判はなくなった。また「宝塚版はウィーン版を改竄している」と熱烈なミュージカルファンから批判があったため、東宝版 はウィーン版に倣って制作された。
日本人には馴染みの薄い歴史を描いた演目ではあったが、成功を収め、その後も再演を繰り返し、宝塚歌劇団を代表する人気演目に成長した。また、これが原因で女性を中心に「ハプスブルク帝国 ブーム」がおき、その華麗な宮廷生活への憧れなどからオーストリア ・ウィーン への観光客増加を惹起した。
2007年5月4日から8月12日までの雪組公演中である2007年5月24日の15時00分公演で、観客動員150万人を突破[ 3] 。
2014年8月22日に上演800回を達成[ 4] 。
2014年9月11日に観客動員200万人を突破[ 5] 。
2016年には、雪組初演から20周年を記念して、宙組での再演が決定していた[ 6] 。同年7月22日の宙組宝塚大劇場 公演初日に、通算上演回数900回[ 7] 、10月16日の東京宝塚劇場 の11時公演で通算上演回数1000回を達成[ 8] 。
2018年9月20日に観客動員250万人を突破[ 9] 。
1996年初演以来、宝塚5組全てで上演、1990年代〜2010年代の全年代で上演され、直近となる2018年版までは、約5年に1回は必ず再演されてきた、宝塚歌劇の看板演目のひとつ。
宝塚版とウィーン版の違い
このミュージカルの重要人物である Tod は、ドイツ語 で「死 」「死神 」を表す単語である。日本以外の各国の公演では、その国の言語で死を表す言葉が役名に当てられている(英訳では "Death")。これは芸術表現である「死の舞踏 」や絵画『民衆を導く自由の女神 』のように、抽象概念 (この場合は死)を擬人化 するヨーロッパ諸語の慣行によったものである。
宝塚歌劇団での上演にあたって、トップの演じる役が死という設定では問題があったため、この役を「トート」という名前の「黄泉 の帝王」に設定が変更された。また、男役のトップを主役に置かなければならない伝統に則り、エリザベートではなくトートが主役になるよう脚本や演出が潤色された。そのため、エリザベートと黄泉の帝王とのラブストーリーに重点を置いた宝塚版と、エリザベートと死の絡み合いをハプスブルク帝国崩壊に準えて描いたウィーンをはじめとする各国版では、同じミュージカルでありながら趣が異なった作品に仕上がっている。
あらすじ
煉獄 で一人の男が裁判にかけられていた。彼の名はルイージ・ルキーニ 。彼はエリザベート皇后 殺害の容疑で、彼女の死後100年経った今でも裁判官から尋問を受けていた。だがルキーニは「俺は望まれてやったんだ」「エリザベートは死と恋仲だった」と言い、それを証明させるためにハプスブルク時代の霊魂を呼び寄せる。その中に黄泉の王トートがいた。ルキーニは彼らに皇后のことを語らせて、どういう経過になったのかを説明し物語はエリザベートの少女時代へと移る。
1853年、まだ少女のエリザベートはバイエルン王国 の公女として自由を満喫していた。ある時、彼女は綱渡りに挑戦しようとしてロープから落ち、意識不明の重体に陥る。冥界に迷い込んだエリザベートにトートは一目で惹きつけられ、禁断の恋におちる。トートはエリザベートに生命を返し、そしてその愛を得ようと、彼女を追い続ける決意をする。こうして、愛と死の輪舞が始まった。
エリザベートはその後フランツ・ヨーゼフ と結婚しオーストリア 皇后となるも、父に似て自由であることを生き甲斐とする彼女は姑ゾフィー の取り仕切る王家としての公務や義務に耐えられず追い詰められる。トートに唆されるも、死に逃げず自分一人で生きていく決意をする。その後、姑ゾフィーに奪われていた子どもの養育権を取り戻し確執に勝利するも、忙しさに負け、ようやく取り戻したはずの息子ルドルフ を顧みることはなく、ルドルフは孤独な生活を送る。一方でエリザベートは、自身の美貌が役立つと気付き、それを磨くことに時間を惜しまなかった。過激なダイエット で倒れたエリザベートにトートが夫の不貞を告げ、「死ねばいい!」と誘惑されても、エリザベートは負けなかった。
成人した息子ルドルフは父フランツ・ヨーゼフと対立し母エリザベートに助けを求めるも、宮廷に無関心のエリザベートはそれを拒む。絶望したルドルフは自殺し、トートの死のくちづけを受ける。ルドルフの死に悲嘆するエリザベートは、トートに死を哀願するも、「まだ俺を愛していない」とそれを拒絶される。トートが欲しいのはあくまで彼女の愛であった。エリザベートはその後、常時黒の服 を身に纏い、旅を続けた。
最後の舞台はジュネーヴ のレマン湖 。ここでエリザベートはルキーニに襲われそうになり、一度は振り切ったが、トートの叫びを聞いたエリザベートはルキーニに自ら向き直り、刃物で殺害される。その後エリザベートはトートの愛を信じ、二人で天空に向かう。そして舞台は終焉を迎える。
宝塚歌劇団OG ガラコンサート
2006年に日本初演10周年を記念し、宝塚歌劇団のOGによるガラコンサートが東京芸術劇場 中ホールと梅田芸術劇場 メインホールにて上演される。
2012年には宝塚歌劇100周年記念として、東急シアターオーブ と梅田芸術劇場メインホールで上演。この公演では在団中の轟悠 も出演した。また、在団中には出演していなかった紫苑ゆう がトート役で特別出演した。
初演20周年を記念し、2016年に梅田芸術劇場メインホール、2017年にBunkamura オーチャードホール で上演。初演メンバーを中心としたトーク&ライブ形式の「モニュメントバージョン」、従来の形式で当時の衣装を着用して上演する「フルコスチュームバージョン」、当時の衣装着用はなしでさまざまな組み合わせで上演する「アニバーサリーバージョン」の3パターンの上演形式となった[ 10] 。
2021年には初演25周年を記念して、梅田芸術劇場メインホールと東急シアターオーブで上演。これまでに上演された各組宝塚歌劇版での各役の扮装そのままとなる「フルコスチュームバージョン」、衣装着用はせずにさまざまな組み合わせで上演する「アニヴァーサリーバージョン」の2パターンの上演形式となった[ 11] 。さらに、一部の公演はライブ配信、及びライブ・ビューイングも行われた[ 12] 。なお、東急シアターオーブでの一部公演は新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言の発令により中止、または無観客でのライブ配信に変更となった[ 13] 。
公演記録
1996年 雪組
2月16日 - 3月25日(新人公演:3月5日) 宝塚大劇場
上演回数:55回[ 15]
観客動員数:146,000人[ 15]
6月3日 - 6月30日(新人公演:6月11日) 東京宝塚劇場
上演回数:47回[ 15]
観客動員数:124,000人[ 15]
形式名は「VISAジャパン ミュージカル」、2幕。
東京公演は華宮あいり が病気のため、休演した。
1996・1997年 星組
1996年11月8日 - 12月16日(新人公演:11月26日) 宝塚大劇場
上演回数:55回[ 15]
観客動員数:135,000人[ 15]
1997年3月4日 - 3月31日(新人公演:3月11日) 東京宝塚劇場
上演回数:47回[ 15]
観客動員数:125,000人[ 15]
形式名は「VISAジャパンミュージカル」、2幕。
1998・1999年 宙組
1998年10月30日 - 12月20日(新人公演:11月17日) 宝塚大劇場
上演回数:69回[ 15]
観客動員数:183,000人[ 15]
上演回数:65回[ 15]
観客動員数:132,000人[ 15]
形式名は「VISAジャパンミュージカル」、2幕。
2002・2003年 花組
2002年10月4日 - 11月18日(新人公演:10月22日) 宝塚大劇場
上演回数:64回[ 15]
観客動員数:170,000人[ 15]
2003年1月2日 - 2月9日(新人公演:1月21日) 東京宝塚劇場
上演回数:57回[ 15]
観客動員数:120,000人[ 15]
形式名は「三井住友VISA ミュージカル」、2幕24場。
特別出演はいずれも当時、専科 の立ともみ 、磯野千尋 、樹里咲穂 。
2005年 月組
2005年2月4日 - 3月21日(新人公演:2月22日) 宝塚大劇場[ 23]
上演回数:65回[ 15]
観客動員数:162,000人[ 15]
2005年4月8日 - 5月22日(新人公演:4月19日) 東京宝塚劇場[ 24]
上演回数:64回[ 15]
観客動員数:135,000人[ 15]
形式名は「三井住友VISAミュージカル[ 23] [ 24] 」、2幕34場。
2007年 雪組
2007年5月4日 - 6月18日(新人公演:5月22日) 宝塚大劇場[ 26]
上演回数:65回[ 15]
観客動員数:160,000人[ 15]
2007年7月6日 - 8月12日(新人公演:7月24日) 東京宝塚劇場[ 27]
上演回数:55回[ 15]
観客動員数:116,000人[ 15]
形式名は「三井住友VISAミュージカル[ 26] [ 27] 」、2幕。
2009年 月組
2009年5月22日 - 6月22日(新人公演:6月9日) 宝塚大劇場[ 29]
上演回数:46回[ 15]
観客動員数:120,000人[ 15]
2009年7月10日 - 8月9日(新人公演:7月23日) 東京宝塚劇場[ 30]
上演回数:45回[ 15]
観客動員数:95,000人[ 15]
形式名は「三井住友VISAミュージカル[ 29] [ 30] 」、2幕34場。
宝塚・役替わり日程
開演時間 (日本標準時 )
ルドルフ
エルマー
シュテファン
5月22日
15時
遼河はるひ
青樹泉
明日海りお
5月23日
11時
明日海りお
遼河はるひ
青樹泉
15時
5月24日
11時
遼河はるひ
青樹泉
明日海りお
15時(貸切)
5月25日
13時
青樹泉
遼河はるひ
明日海りお
5月26日
11時
明日海りお
遼河はるひ
青樹泉
15時
遼河はるひ
青樹泉
明日海りお
5月28日
11時
青樹泉
遼河はるひ
明日海りお
15時
明日海りお
遼河はるひ
青樹泉
5月29日
13時
遼河はるひ
青樹泉
明日海りお
5月30日
11時
明日海りお
遼河はるひ
青樹泉
15時(貸切)
5月31日
11時
青樹泉
遼河はるひ
明日海りお
15時(貸切)
6月1日
13時
遼河はるひ
青樹泉
明日海りお
6月2日
11時
明日海りお
遼河はるひ
青樹泉
15時
青樹泉
遼河はるひ
明日海りお
6月4日
11時
明日海りお
遼河はるひ
青樹泉
15時
遼河はるひ
青樹泉
明日海りお
6月5日
13時
遼河はるひ
青樹泉
明日海りお
6月6日
11時
青樹泉
遼河はるひ
明日海りお
15時(貸切)
6月7日
11時
明日海りお
遼河はるひ
青樹泉
15時(貸切)
6月8日
13時
遼河はるひ
青樹泉
明日海りお
6月9日
13時
青樹泉
遼河はるひ
明日海りお
6月11日
11時
青樹泉
遼河はるひ
明日海りお
15時
遼河はるひ
青樹泉
明日海りお
6月12日
13時
明日海りお
遼河はるひ
青樹泉
6月13日
11時
遼河はるひ
青樹泉
明日海りお
15時(貸切)
6月14日
11時(貸切)
青樹泉
遼河はるひ
明日海りお
15時
6月15日
11時
明日海りお
遼河はるひ
青樹泉
6月16日
11時
遼河はるひ
青樹泉
明日海りお
15時
青樹泉
遼河はるひ
明日海りお
6月18日
11時
青樹泉
遼河はるひ
明日海りお
15時
明日海りお
遼河はるひ
青樹泉
6月19日
13時
遼河はるひ
青樹泉
明日海りお
6月20日
11時
青樹泉
遼河はるひ
明日海りお
15時(貸切)
6月21日
11時(貸切)
明日海りお
遼河はるひ
青樹泉
15時
6月22日
13時
遼河はるひ
青樹泉
明日海りお
東京・役替わり日程
開演時間 (日本標準時 )
ルドルフ
エルマー
シュテファン
7月10日
15時30分
遼河はるひ
青樹泉
明日海りお
7月11日
11時
明日海りお
遼河はるひ
青樹泉
15時30分(貸切)
7月12日
11時
青樹泉
遼河はるひ
明日海りお
15時30分(貸切)
7月14日
13時30分
遼河はるひ
青樹泉
明日海りお
18時30分
明日海りお
遼河はるひ
青樹泉
7月15日
13時30分
青樹泉
遼河はるひ
明日海りお
7月16日
13時30分(貸切)
遼河はるひ
青樹泉
明日海りお
18時30分
7月17日
13時30分
明日海りお
遼河はるひ
青樹泉
7月18日
11時
青樹泉
遼河はるひ
明日海りお
15時30分
7月19日
11時
遼河はるひ
青樹泉
明日海りお
15時30分
7月20日
11時 (宝塚友の会優先)
明日海りお
遼河はるひ
青樹泉
15時30分
7月22日
13時30分
青樹泉
遼河はるひ
明日海りお
7月23日
13時30分
遼河はるひ
青樹泉
明日海りお
7月24日
13時30分
明日海りお
遼河はるひ
青樹泉
7月25日
11時
青樹泉
遼河はるひ
明日海りお
15時30分(貸切)
7月26日
11時
遼河はるひ
青樹泉
明日海りお
15時30分(貸切)
7月28日
13時30分
明日海りお
遼河はるひ
青樹泉
18時30分
青樹泉
遼河はるひ
明日海りお
7月29日
13時30分
遼河はるひ
青樹泉
明日海りお
7月30日
13時30分
明日海りお
遼河はるひ
青樹泉
18時30分(貸切)
7月31日
13時30分
遼河はるひ
青樹泉
明日海りお
8月1日
11時
青樹泉
遼河はるひ
明日海りお
15時30分(貸切)
8月2日
11時(貸切)
明日海りお
遼河はるひ
青樹泉
15時30分
8月4日
13時30分(貸切)
遼河はるひ
青樹泉
明日海りお
18時30分
8月5日
13時30分
明日海りお
遼河はるひ
青樹泉
8月6日
13時30分 (宝塚友の会優先)
青樹泉
遼河はるひ
明日海りお
18時30分
8月7日
13時30分
明日海りお
遼河はるひ
青樹泉
8月8日
11時
遼河はるひ
青樹泉
明日海りお
15時30分(貸切)
8月9日
11時
青樹泉
遼河はるひ
明日海りお
15時30分
2014年 花組
8月22日 - 9月22日(新人公演:9月9日) 宝塚大劇場[ 34]
上演回数:46回[ 15]
観客動員数:123,000人[ 15]
10月11日 - 11月16日(新人公演:10月23日) 東京宝塚劇場[ 34]
上演回数:54回[ 15]
観客動員数:114,000人[ 15]
形式名は「三井住友VISAカードミュージカル[ 34] 」。2幕34場。
役替わり日程
ルドルフ
ジュラ
8月22日 - 8月25日 8月30日 - 9月12日
10月18日 – 10月31日 11月11日 – 11月16日
芹香斗亜
柚香光
8月26日 – 8月29日 9月13日 – 9月22日
10月11日 – 10月17日 11月1日 – 11月9日
柚香光
芹香斗亜
2016年 宙組
7月22日(金)- 8月22日(月)(新人公演:8月9日(火)) 宝塚大劇場[ 2]
9月9日(金)- 10月16日(日)(新人公演:9月29日(木)) 東京宝塚劇場[ 2]
形式名は「三井住友VISAカードミュージカル[ 2] 」。
役替わり日程[ 39]
ルドルフ
エルマー・バチャーニー
シュテファン
8月13日(土)-8月22日(月) 9月9日(金)-9月21日(水)
澄輝さやと
蒼羽りく
桜木みなと
8月2日(火)-8月12日(金) 9月22日(木・祝)-10月2日(日)
蒼羽りく
桜木みなと
澄輝さやと
7月22日(金)-8月1日(月) 10月4日(火)-10月16日(日)
桜木みなと
澄輝さやと
蒼羽りく
2018年 月組
2018年8月24日 (金) - 10月1日 (月) ( 新人公演 : 9月11日 (火) ) 宝塚大劇場[ 1]
2018年10月19日 (金) - 11月18日 (日) ( 新人公演 : 11月8日 (木) ) 東京宝塚劇場[ 1]
形式名は「三井住友VISAカードミュージカル[ 1] 」 。
宝塚公演は美弥るりか が9月22日から25日まで休演した。
役替わり日程 ※美弥るりかが9/22~25の間、休演しなかった場合のもの
ルドルフ
エルマー
シュテファン
8月24日 – 8月31日 9月7日 – 9月16日 9月25日 – 10月1日
10月19日 – 10月31日 11月13日 – 11月18日
暁千星
蓮つかさ
風間柚乃
9月1日 – 9月6日 9月17日 – 9月24日
11月1日 – 11月11日
風間柚乃
暁千星
蓮つかさ
スタッフ
1996年・雪組(スタッフ)
※氏名の後ろに「宝塚」、「東京」の文字がなければ両劇場共通。
1996年・星組(スタッフ)
※氏名の後ろに「宝塚」、「東京」の文字がなければ両劇場共通。
翻訳:黒崎勇
音楽監督:吉田優子
編曲:甲斐正人/鞍富真一
音楽指揮:岡田良機(宝塚)/佐々田愛一郎 (宝塚)、伊沢一郎(東京)/清川知己(東京)
振付:羽山紀代美/尚すみれ/前田清実
装置:大橋泰弘
衣装:有村淳
照明:勝柴次朗
音響:加門清邦
小道具:万波一重/伊集院撤也
効果:中屋民生
歌唱指導:楊淑美
演出助手:中村一徳/植田景子/齋藤吉正/大野拓史
振付助手:御織ゆみ乃/青木美保
装置補:新宮有紀
舞台進行:豊田登 /森田智広
舞台監督:佐田民夫(東京)江口正昭(東京)/貫井かおり (東京)/中野力(東京)
演奏:宝塚管弦楽団(宝塚)、東宝オーケストラ(東京)
製作担当:伊藤万寿夫 (東京)
制作:木場健之
後援:オーストリア大使館
協賛:VISAジャパングループ
特別協賛:住友クレジットサービス
演出担当(新人公演):植田景子
1998年・宙組(スタッフ)
※氏名の後ろに「宝塚」、「東京」の文字がなければ両劇場共通。
翻訳:黒崎勇
音楽監督:吉田優子
編曲:甲斐正人/鞍富真一
音楽指揮:岡田良機(宝塚)/佐々田愛一郎(宝塚)
録音音楽指揮:シルヴェスター・リーヴァイ(東京)
振付:羽山紀代美/尚すみれ/前田清実
装置:大橋泰弘
衣装:有村淳
照明:勝柴次朗
音響:加門清邦
小道具:万波一重/伊集院撤也
効果:扇野信夫
歌唱指導:飯田純子
演出補:中村一徳
振付助手:御織ゆみ乃/青木美保/若央りさ
装置補:新宮有紀
舞台進行:豊田登/森田智広
舞台監督:藤村信一 (東京)高野克己 (東京)/中村兆成 (東京)/木村洋 (東京)
舞台美術:株式会社宝塚舞台
演奏:宝塚管弦楽団(宝塚)
録音音楽演奏:ウィーン劇場協会 管弦楽団(東京)
制作:木場健之
後援:オーストリア大使館
特別協賛:VISAジャパングループ
演出担当(新人公演):中村一徳
2002年・花組(スタッフ)
※氏名の後ろに「宝塚」、「東京」の文字がなければ両劇場共通。
演出:中村一徳
翻訳:黒崎勇
音楽監督:吉田優子
編曲:甲斐正人/鞍富真一
音楽指揮:岡田良機(宝塚)/佐々田愛一郎(宝塚)、清川知己(東京)
振付:羽山紀代美/尚すみれ/前田清実
装置:大橋泰弘
衣装:有村淳
照明:勝柴次朗
音響:加門清邦
歌唱指導:飯田純子/楊淑美
小道具:伊集院撤也
効果:大貫剛
演出助手:植田景子/大野拓史
振付補:御織ゆみ乃
振付助手:青木美保/若央りさ
装置補:新宮有紀
装置助手:國包洋子
舞台進行:西原徳充 (宝塚)/表原渉 (宝塚)、森田智広(東京)
舞台美術製作:株式会社宝塚舞台
演奏:宝塚歌劇オーケストラ (宝塚)
演奏コーディネート:株式会社ダット・ミュージック (東京)
制作:木村康久
後援:オーストリア大使館
特別協賛:VISAジャパングループ
演出担当(新人公演):植田景子
2005年・月組(スタッフ)
※氏名の後ろに「宝塚」、「東京」の文字がなければ両劇場共通。
2007年・雪組(スタッフ)
※氏名の後ろに「宝塚」、「東京」の文字がなければ両劇場共通。
翻訳:黒崎勇
音楽監督:吉田優子
編曲:甲斐正人/鞍富真一
音楽指揮:佐々田愛一郎(宝塚)、西野淳 (東京)
振付:羽山紀代美/尚すみれ/前田清実
装置:大橋泰弘
衣装:有村淳
照明:勝柴次朗
音響:加門清邦
歌唱指導:飯田純子
小道具:伊集院撤也
効果:木多美生
演出助手:小柳奈穂子、生田大和(宝塚)、佐田夏樹 (東京)
音楽助手:手島恭子
振付補:御織ゆみ乃
振付助手:青木美保/AYAKO
装置助手:國包洋子/稲生英介
衣装助手:川崎千絵(東京)
照明助手:早川武憲
舞台進行:表原渉
舞台美術製作:株式会社宝塚舞台
演奏:宝塚オーケストラ(宝塚)
演奏コーディネート:ダット・ミュージック(東京)
制作:川端保光
制作・著作:宝塚歌劇団
主催:阪急電鉄 株式会社
後援:オーストリア大使館
特別協賛:VJAグループ
2009年・月組(スタッフ)
※氏名の後ろに「宝塚」、「東京」の文字がなければ両劇場共通。
翻訳:黒崎勇
音楽監督:吉田優子
編曲:甲斐正人/鞍富真一
音楽指揮:清川知己(宝塚)、伊澤一郎(東京)
振付:羽山紀代美/尚すみれ/前田清実
装置:大橋泰弘
衣装:有村淳
照明:勝柴次朗
音響:加門清邦
歌唱指導:飯田純子/楊淑美
小道具:伊集院撤也
演出助手:小柳奈穂子/上田久美子 、生田大和(宝塚)
振付補:御織ゆみ乃 /青木美保
舞台進行(第一幕):赤坂英雄
舞台進行(第二幕):香取克英
舞台美術製作:株式会社宝塚舞台
演奏:宝塚歌劇オーケストラ(宝塚)
演奏コーディネート:ダット・ミュージック (東京)
制作:木場健之
制作補:西尾雅彦 (宝塚)
制作・著作:宝塚歌劇団
主催:阪急電鉄 株式会社
後援:オーストリア大使館
特別協賛:VJAグループ
2014年・花組(スタッフ)
※氏名の後ろに「宝塚」、「東京」の文字がなければ両劇場共通。
翻訳:黒崎勇
音楽監督:吉田優子
編曲:甲斐正人/鞍富真一
音楽指揮:佐々田愛一郎(宝塚)、御﨑惠 (東京)
振付:羽山紀代美/尚すみれ/前田清実
装置:大橋泰弘
衣装:有村淳
照明:勝柴次朗
音響:加門清邦
歌唱指導:飯田純子/楊淑美
小道具:松木久尚
演出補:小柳奈穂子
演出助手:樫畑亜依子
振付補:御織ゆみ乃/青木美保
装置補:稲生英介
衣装補:加藤真美
舞台進行(第一幕):押川麻衣 (宝塚)
舞台進行(第二幕):安達徳仁 (宝塚)
舞台進行:安達徳仁(東京)
舞台美術製作:株式会社宝塚舞台
演奏:宝塚歌劇オーケストラ(宝塚)
演奏コーディネート:ダット・ミュージック (東京)
プロダクション・コーディネーター:小熊節子
制作:井塲睦之
制作補:原田豊浩
制作・著作:宝塚歌劇団
主催:阪急電鉄株式会社
後援:オーストリア大使館
特別協賛:VJAグループ
2016年・宙組(スタッフ)
※氏名の後ろに「宝塚」、「東京」の文字がなければ両劇場共通。
演出:小柳奈穂子
翻訳:黒崎勇[ 53]
音楽監督:吉田優子[ 53]
編曲[ 53] :甲斐正人/鞍富真一
音楽指揮[ 53] :佐々田愛一郎(宝塚)、御﨑惠(東京)
振付[ 53] :羽山紀代美/尚すみれ/前田清実
装置:大橋泰弘[ 53]
衣装:有村淳[ 53]
照明:勝柴次朗[ 53]
音響:加門清邦[ 53]
小道具:松木久尚
歌唱指導:飯田純子[ 53]
演出助手:野口幸作 、樫畑亜依子(宝塚)
振付補:御織ゆみ乃/青木美保
装置補:稲生英介
衣装補:加藤真美
舞台進行(第一幕):日笠山秀観 (宝塚)
舞台進行(第二幕):香取克英 (宝塚)
舞台進行:香取克英(東京)
舞台美術製作:株式会社宝塚舞台
演奏:宝塚歌劇オーケストラ(宝塚)
演奏コーディネート:ダット・ミュージック(東京)
プロダクション・コーディネーター:小熊節子
2018年・月組(スタッフ)
※氏名の後ろに「宝塚」、「東京」の文字がなければ両劇場共通。
舞台進行(第一幕):日笠山秀観(宝塚)
舞台進行(第二幕):安達祥恵(宝塚)/片桐喜芳(宝塚)
舞台進行:安達祥恵(東京)/片桐喜芳(東京)
舞台美術製作:株式会社宝塚舞台
演奏:宝塚オーケストラ(宝塚)
演奏コーディネート:ダット・ミュージック(東京)
プロダクション・コーディネーター:小熊節子
制作:溝部誠司
制作補:西尾雅彦
制作・著作:宝塚歌劇団[ 54]
主催:阪急電鉄株式会社[ 54]
後援[ 54] :オーストリア大使館/オーストリア文化フォーラム
特別協賛:VJAグループ
出演者一覧
※氏名の後ろの「()」の文字はその当時の所属組。
2007年・雪組(出演者一覧)
※宝塚公式ページのデータを参照[ 55] [ 56] 。
2009年・月組(出演者一覧)
※宝塚公式ページのデータを参照[ 57] [ 58] 。
2014年・花組(出演者一覧)
※宝塚公式ページのデータを参照[ 59] 。
100期生B班
2016年・宙組(出演者一覧)
※宝塚公式ページのデータを参照[ 60] 。
2018年・月組(出演者一覧)
※宝塚公式ページのデータを参照[ 61] 。
主な配役
歴代公演・キャスト
宝塚歌劇OG・ガラコンサートキャスト
主な楽曲
第一の尋問
我ら息絶えし者ども
私を燃やす愛
第二の尋問
パパみたいに
エリザベート
愛と死の輪舞
嵐も怖くない
不幸の始まり
最後のダンス
皇后の務め
私だけに
闇が広がる
私だけに(リプライズ)
ミルク
キッチュ
ママ、どこにいるの?
皇后の勝利
マダム・ヴォルフのコレクション
魂の自由
僕はママの鏡だから
夜のボート
最後の証言
愛のテーマ
私が踊る時
セットリスト
第一幕
我ら息絶えし者ども
パパみたいに
ようこそみなさま
愛と死の輪舞 (宝塚初演が初出)
皇帝の義務
計画通り
嵐も怖くない / あなたが側にいれば
不幸の始まり
結婚の失敗
最後のダンス
皇后の務め
私だけに
結婚1年目
闇が広がる
退屈しのぎ
エリザベート泣かないで
ミルク
皇后の務め〈リプライズ〉
私だけに〈リプライズ〉
第二幕
キッチュ
エーヤン
私が踊る時 (花組初演より追加)
ママ、何処なの?
皇后の勝利
マダム・ヴォルフのコレクション
微熱 - 最後のチャンス
一時も休まない - 年月は過ぎる
精神病院 - 魂の自由
闇が広がる〈リプライズ〉
独立運動
僕はママの鏡だから
マイヤーリンク
死の嘆き
愛と死の輪舞〈リプライズ〉
キッチュ〈リプライズ〉
夜のボート
最終弁論
愛のテーマ
脚注
注釈
^ 初紹介作品は1967年の『オクラホマ! 』。
^ この時、かなりの高値で売られたらしく、小池は「果たしてどんなものなのか、皆目見当がつかないまま、購入してしまった」旨を、2000年の帝国劇場初演版プログラムに記述している。
^ 樹里が数日間休演したことに伴う代役。
^ 大鳥が数日間休演したことに伴う代役。
^ 宙組より特別出演。
^ a b c d e f g h i j k 役替わり。
^ a b c 美弥が9/22~25の間休演したことに伴う代役。
出典
参考資料
編集:森照実 ・春馬誉貴子 ・相井美由紀 ・山本久美子 『宝塚歌劇の90年史 すみれの花歳月を重ねて』宝塚歌劇団 、2004年4月20日。ISBN 4-484-04601-6 。
監修・著作権者:小林公一 『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ 、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3 。
監修・著作権者:小林公一 『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ 、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0 。
編集:山本久美子 ・矢野陽子・相井美由紀 ・松岡幸子 ・浜田聖子 ・和田千絵美 ・由本理紗 ・西村房代 、監修・著作権者:宝塚歌劇団・理事長 小川友次 『2014年 宝塚Stage Album』宝塚クリエイティブアーツ 、2015年4月23日。ISBN 9784908135347 。
編集人:谷風宗範 、編集:浜田聖子 ・山本久美子 ・松岡幸子 ・神谷真理子 、監修・著作権者:小川友次 『スペシャル・エディション エリザベート 20th Anniversary』宝塚クリエイティブアーツ 、2016年9月29日発行。ISBN 978-4-908135-77-4 。
監修・著作権者:小林公一 『月組・宝塚大劇場公演プログラム(2005年)』阪急電鉄株式会社 歌劇事業部、2005年2月4日発行。 ページ表記なし。
監修・著作権者:小林公一『月組・東京宝塚劇場公演プログラム(2005年)』阪急電鉄株式会社 歌劇事業部、2005年4月8日発行。 ページ表記なし。
監修・著作権者:小林公一『雪組・宝塚大劇場公演プログラム(2007年)』阪急電鉄株式会社 歌劇事業部、2007年5月4日発行。 ページ表記なし。
監修・著作権者:小林公一『雪組・東京宝塚劇場公演プログラム(2007年)』阪急電鉄株式会社 歌劇事業部、2007年7月6日発行。 ページ表記なし。
監修・著作権者:小林公一『月組・宝塚大劇場公演プログラム(2009年)』阪急電鉄株式会社 歌劇事業部、2009年5月22日発行。 ページ表記なし。
監修・著作権者:小林公一『月組・東京宝塚劇場公演プログラム(2009年)』阪急電鉄株式会社 歌劇事業部、2009年7月10日発行。 ページ表記なし
監修・著作権者:小林公一『花組・宝塚大劇場公演プログラム(2014年)』阪急電鉄株式会社 歌劇事業部、2014年8月22日発行。 ページ表記なし。
監修・著作権者:小川友次 『宙組・宝塚大劇場公演プログラム(2016年)』阪急電鉄株式会社 歌劇事業部、2016年7月22日発行。 ページ表記なし。
監修・著作権者:小川友次『宙組・東京宝塚劇場公演プログラム(2016年)』阪急電鉄株式会社 歌劇事業部、2016年9月9日発行。 ページ表記なし。
監修・著作権者:小川友次『月組・宝塚大劇場公演プログラム(2018年)』阪急電鉄株式会社 歌劇事業部、2018年8月24日。 ページ表記なし。
監修・著作権者:小川友次『月組・東京宝塚劇場公演プログラム(2018年)』阪急電鉄株式会社 歌劇事業部、2018年10月19日発行。 ページ表記なし。
外部リンク