月城かなと
月城 かなと(つきしろ かなと、1990年[1]12月31日[2] - )は、日本の舞台女優、声優、歌手。元宝塚歌劇団月組トップスター[3]。 神奈川県横浜市[4]、田園調布学園高等部出身[2]。身長172cm[5]。愛称は「れいこ」[4]。 所属事務所はスターダストプロモーション[3]。 来歴2007年、宝塚音楽学校入学。 2009年、音楽学校卒業後、宝塚歌劇団に95期生として入団[6][7]。入団時の成績は17番[6]。宙組公演「薔薇に降る雨/Amour それは…」で初舞台[6]。その後、雪組に配属[6][7]。 抜群の美貌とノーブルな立ち姿で注目を集め[8]、2013年の「Shall we ダンス?」で新人公演初主演[9][10]。その後も3度に渡って新人公演主演を務める[9][4]。 2015年の「銀二貫」でバウホール公演初主演[9][11]。 2017年の「New Wave!-雪-」で、永久輝せあとバウホール公演ダブル主演[12]。同公演千秋楽翌日となる2月20日付で月組へと組替え[13][12]。 2018年の「THE LAST PARTY」(日本青年館・ドラマシティ公演)で、月組3番手として東上公演初主演[14]。続く愛希れいか退団公演となる「エリザベート」で、演じた男役の多くが後にトップに就いた出世役・ルキーニに抜擢[10][11]。2番手スター・美弥るりかが休演した際には、代役としてフランツを演じた[15]。 2019年の「I AM FROM AUSTRIA」より、新生月組の2番手に昇格[16]。 2021年の「ダル・レークの恋」(TBS赤坂ACTシアター・ドラマシティ公演)で、2度目の東上公演主演[17][18]。当初は自身初の全国ツアー主演作として上演が予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大による公演延期を経ての振替公演となった[18][8]。同年8月16日付で月組トップスターに就任[11][7]。95期からは礼真琴・柚香光に続く3人目のトップ誕生となり、本人の愛称が「れいこ」であることから、3人の「れい」が揃うこととなった[8][7]。相手役に海乃美月を迎え、「川霧の橋/Dream Chaser」(博多座公演)で、新トップコンビお披露目[19]。 2024年7月7日、「Eternal Voice/Grande TAKARAZUKA 110!」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を海乃と同時退団[20]。大劇場主演5作での卒業となった[3]。 退団後はスターダストプロモーション所属となり、芸能活動を再開[3]。 2024年11月17日、オフィシャルファンクラブ「KANATO TSUKISHIRO OFFICIAL FANCLUB」を開設[21]。 2025年4月期放送の『キャスター』(TBS「日曜劇場」)で、連続ドラマ初出演[22]。 人物高校1年の時、同級生が貸してくれたビデオが朝海ひかる主演の「Romance de Paris」だった[23]。朝海のフェアリー的な雰囲気に心臓が高鳴り、「ここに入りたい」と思いつめる[23]。その後、生で宝塚歌劇を初観劇し、のめりこんでいく[23]。 通っていた進学校は勉強が厳しかったが、小さな頃から自分がこうと決めたら行動するタイプだったため、「受験は1回のみ」という両親からの条件付きで音楽学校を受験[23]。受験のためのレッスン期間はわずか3ヵ月程だったが、合格を果たした[23]。 自身が宝塚で一番出演したかった作品が「心中・恋の大和路」で、2014年の再演ではその夢が叶い、念願の与平役を演じることとなった[23]。 宝塚歌劇団時代の主な舞台初舞台
雪組時代
月組時代
月組トップスター時代
出演イベント
宝塚歌劇団退団後の主な活動コンサート
吹き替えテレビドラマ
バラエティ番組
広告・CM出演受賞歴
脚注注釈出典
参考文献
外部リンク
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