エルマー・ファッド![]() ![]() エルマー・ファッド (Elmer Fudd)は、ルーニー・テューンズのキャラクター。フルネームはエルマー・J・ファッドである。 概要バッグス・バニーの宿敵であり、彼はバッグスを食べようと命を狙っている。 気の強いハンターに見えるが、非常に気が弱く、ドジで間抜けなところがある。 原語版ではRをWで発音してしまう癖があり、たとえば"Rabbit"は"Wabbit"と発音する。日本語版[1]ではサ行をハ行で発音したり、ラ行のとこをア行で発音することがあり、「ウサギ」の場合は「ウハギ」と発音する。 歴史エルマーは当初、監督のテックス・アヴェリーの短編映画『エッグヘッド登場(Egghead Rides Again、1937年)』で「エッグヘッド (Egghead) 」として登場した。[2]。この時のエッグヘッドは、細長い鼻、緑色の服と黄緑のズボンとして描かれた。『ダフィとエッグヘッド(Daffy Duck and Egghead)』ではダフィー・ダックと共演している。 その後、『赤頭巾ちゃんと狼(Little Red Walking Hood、1937年)』から「エルマー・ファッド」という名前になり、小さな風船のような鼻に変わった。 チャック・ジョーンズ監督の短編映画『カメラはもうこりごり(Elmer's Candid Camera、1940年公開)』で、バッグス[3]と初共演。この時点ではまだ、エッグヘッドと同じ服を着ていた。その後も『野生のバニー(A Wild Hare、1940年公開)』で共演している。 エルマーは熱狂的なスポーツマンとして描かれ、二連式散弾銃を所持している。しかし『どったのセンセー?(What's up Doc?)』ではエルマーの特徴が異なった。エルマーは大スターで、新しいパートナーを探している時、ベンチに座っているバッグス・バニーを見つけ、バッグスをスカウトし彼を引き立て役にした。ギャグをしても観客には全くウケなかったが、エルマーがライフルをバッグスに向けた時、バッグスが『どったのセンセー?』と言ったことで大ウケした。 『エルマー バニーになる!?(Hare Brush)』では、洗脳されたエルマーがウサギになる内容となっている。 その後の活躍エルマーは、1970年代から1980年代にかけて、複数のテレビスペシャルに登場し、カメオ出演した。ロジャー・ラビットでもカメオ出演を果たした。 タイニー・トゥーンズでは、学校の先生として登場した。 スペース・ジャムではTune Squadのメンバーとして登場、ルーニー・テューンズ:バック・イン・アクションでは悪役を演じた。 ルーニー・テューンズ・ショーでも登場した。 声優
吹替声優
関連項目脚注 |
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