キングレコード第三クリエイティブ本部
第三クリエイティブ本部(だいさんクリエイティブほんぶ)は、かつて日本のレコード会社・キングレコードにおいて、アニメ・声優関連の音楽・映像制作を担当していた部署。同社内でほぼ同様の事業を展開していたスターチャイルドレコードとは別部門であった。 以前は「ES制作部」、「VC制作部MMグループ」、「第三クリエイティブ本部MM制作部」の名称であった。 概要キングレコード株式会社における「メインレーベルの製作部署」の中のひとつであり、担当する作品・アーティストは独立したレーベル名ではなく、メインレーベル(キングレコード、KING RECORDS)名義で出され「キングレコード所属」「キングレコード制作」と表記されていた。一方、キングレコード株式会社内でメインレーベルとは別にアニメなどを取り扱う「スターチャイルドレコード(スターチャイルドレーベル)」があり、混同あるいは比較されることがあった(更にスターチャイルドから独立する形で「EVIL LINE RECORDS」が設立されている)。 第三クリエイティブ本部長兼制作グループ長だった三嶋章夫は、水樹奈々や田村ゆかりなどのプロデューサーを務めており、その関連イベントの司会を務めることも多く関西弁を交えたツッコミを出演者に浴びせるなど、「みっしー」という愛称でファンから親しまれている。 歴史かつてVC制作部時代に、製作を担当したCD封入のアンケートはがきに記載されていた宛先が「キングレコード株式会社 VC制作部」であったため、一部には存在が知られていたが、近年になって『魔法少女リリカルなのは』シリーズの企画・製作を担当することでそれまで以上に知られるようになる。 2009年2月に組織変更により「VC制作部MMグループ」から「第三クリエイティブ本部MM制作部」となる[1]。第三クリエイティブ本部長は『魔法少女リリカルなのはStrikerS』スーパーバイザーや『BLUE DROP』企画の田中勇(現在は管理本部長兼映像制作部長ほか)が務めた。担当役員は高田耕司(通称:おいちゃん)。 2013年2月1日付けの大幅組織改変の際に第三クリエイティブ本部から映像制作部を独立させる形で分離、残ったMM制作部を持って新生・第三クリエイティブ本部(本部長:三嶋章夫)に昇格、下位部署として「制作グループ」(グループ長:三嶋章夫/兼任)、「宣伝販促グループ」(グループ長:稲生雅信)が新設された。これにより実質スターチャイルドレコードと同格の部署になった。 2014年10月から放送のテレビアニメ『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』ではスターチャイルドレコードと初の共同製作を行った。 2015年6月には、第三クリエイティブだけでなくスターチャイルドなどキングレコード系アニメの集大成とも言えるライブイベントKING SUPER LIVE 2015を開催。 2016年2月1日付けでスターチャイルドと統合し、「キング・アミューズメント・クリエイティブ本部」に組織変更した[2]。 主なスタッフ
担当作品テレビアニメ
アニメ映画
OVAかつて所属していたアーティストいずれも2016年2月のキング・アミューズメント・クリエイティブ本部発足時に同部署に移行。 フィックスレコード→詳細は「フィックスレコード」を参照
ラジオ番組
脚注注釈
出典
関連項目
外部リンク |
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