ジェシー・アイゼンバーグ
ジェシー・アイゼンバーグ(Jesse Eisenberg, 1983年10月5日 - )は、アメリカ合衆国ニューヨーク市生まれの俳優。 経歴1983年にユダヤ系の家庭の元、ニューヨーク市で生まれる[1]。妹は『ポーリー』の少女役などで知られるハリー・ケイト・アイゼンバーグである。道化師の母親と大学教授である父親を持つ。ニュージャージー州にある高校を卒業後、ニューヨーク大学に合格したものの、演技の道を続けるため入学しなかった。ポーランドを頻繁に訪れており、ポーランド語に堪能である。 1999年にテレビシリーズの『ゲット・リアル』で俳優デビューを果たし、テレビ映画やインディーズ映画などでキャリアを重ねていく。その中で出演したキャンベル・スコット共演の青春コメディ映画『Roger Dodger』ではサンディエゴ映画祭の新人賞を受賞。その後ケヴィン・クライン主演の『卒業の朝』やM・ナイト・シャマラン監督の『ヴィレッジ』などに出演。『イカとクジラ』ではローラ・リニーとジェフ・ダニエルズ演じる夫婦の長男役を演じた。『ゾンビランド』で主演を務め、ブレークした。 2010年、デヴィッド・フィンチャー監督の『ソーシャル・ネットワーク』でマーク・ザッカーバーグを演じた。この作品の演技でアカデミー賞やゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞などの主演男優賞にノミネートされた。同年にはプロモーションのため、脚本家のアーロン・ソーキンと共に初来日を果たしている。 その後は『グランド・イリュージョン』シリーズや、クリステン・スチュワートと共演した『エージェント・ウルトラ』が公開。2016年の『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』ではヴィランのレックス・ルーサーを演じたが、演技は酷評され、ゴールデンラズベリー賞 最低助演男優賞に選ばれてしまった。 2022年、『僕らの世界が交わるまで』で映画監督としてデビューする[2]。2024年には長編監督第2作となる『リアル・ペイン~心の旅~』を発表。本作では監督の他に、出演・脚本・製作も手がけた。特に脚本は高く評価され、数々の映画賞を受賞。同年度のアカデミー脚本賞にもノミネートされた[3]。 人物早口言葉が特徴とされる[4]。 『ヴォーグ』のインタヴューにてエマ・ストーンが、最も面白い人物は?という質問に「ジェシー・アイゼンバーグ」と答えている。 私生活『卒業の朝』の現場で出逢ったアンナ・ストラウトと、2002年から2012年まで交際、1度破局後に2015年に再会し復縁、2017年に結婚した[5]。2017年4月には第1子(長男)が誕生している[6]。 フィルモグラフィ※役名の主演作品は太字表記。 映画
テレビシリーズ
受賞とノミネート
日本語吹き替え『アドベンチャーランドへようこそ』以降、大半の作品を武藤正史がほぼ専属で担当している。 このほかにも、坪井智浩、神谷浩史、山口勝平、中村悠一、石田彰なども声を当てている。 脚注
外部リンク |
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