ダラス・フォートワース国際空港
ダラス・フォートワース国際空港(ダラス フォートワースこくさいくうこう、英: Dallas/Fort Worth International Airport)は、アメリカのテキサス州ダラスとフォートワースの間に位置する国際空港である。 敷地面積は成田国際空港の約6倍で、アメリカでもデンバー国際空港に次ぐ広さの空港である。2019年の旅客数はアメリカの空港では4位だった。発着枠の7割が世界最大手のアメリカン航空で占められており、同航空会社は「要塞ハブ」 (fortress hub)と呼んでいる。 歴史
1974年開港。それ以前は、両市が個別に市営飛行場を持っていた。旅客数はダラス市のラブフィールドがフォートワース市のミーチャムフィールドを圧倒していた。両飛行場は現在でも使用されている。 ターミナル![]() ![]() DFWのターミナルは5つ(A,B,C,D,E)で半円形である。ターミナルの中心は立体駐車場であり、自家用車でのアクセスを想定していた。ターミナルは空港中央部の南北幹線道路(テキサス州高速道121号線)の両側に配置されている。ターミナルのデザインは日本の新千歳空港の国内線ターミナルを建設する際の参考となった。 DFWのターミナルは車と航空機の間の人の動線が最小となるように設計された。しかし、この設計のため飛行機の乗り換え経路が長くなってしまった。アメリカン航空は乗り換えを早くする為、ターミナルA・B・C間にTrAAmと呼ばれる新交通システムを運営していた。しかしながら、老朽化やスピードの遅さが問題となり、2005年にターミナル間を高速で運行する「スカイリンク」に置き換えられた。このスカイリンクは、世界最速の空港内人員輸送システムとなっている。 5つのターミナルと7本の滑走路を持つ当空港は、更なる拡張も計画されており、計画では最終的に13ターミナル260ゲート滑走路9本を整備する予定である。しかし、工事の進捗状況から完成は当面先の事と見られる。 航空会社と就航地国内線国際線
空港アクセス空港からはライトレール、通勤鉄道でダラスやフォートワースと結ばれている。ターミナルA駅とB駅は乗り換えが可能である。
脚注
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