デリック・ジョーンズ・ジュニア
デリック・ラブレント・ジョーンズ・ジュニア(Derrick Labrent Jones Jr., 1997年2月15日 - )は、アメリカ合衆国ペンシルベニア州チェスター出身のプロバスケットボール選手。NBAのロサンゼルス・クリッパーズに所属している。ポジションはスモールフォワードまたはパワーフォワード。 あだ名は、DJJ。また、彼のプレースタイルからジェットやFlight god(飛行神)などは、デリック・ジョーンズjrの類まれの身体能力とスピード感あふれるプレーを表す象徴的なニックネームです[1]。 経歴カレッジUNLVで1年間プレーし、2016年のNBAドラフトにアーリーエントリーしたが、どこからも指名されなかった。ドラフト後のサマーリーグにサクラメント・キングスの一員として参加する予定だったが、怪我のため1試合もプレーできなかった。アピールに失敗したジョーンズだったが、それでも高いポテンシャルを見込んだフェニックス・サンズとのトレーニングキャンプの契約にこぎつけ、その後サンズと正式に契約した。 フェニックス・サンズ2016年11月16日のフィラデルフィア・76ers戦でNBAデビューを果たしたが、シーズンのほとんどをGリーグで過ごし、NBAでの試合出場は32試合にとどまった。 2017-18シーズンはさらに出場機会が減少し、2017年12月12日に解雇された。 マイアミ・ヒート2017年12月31日にマイアミ・ヒートとツーウェイ契約を結んだ[2]。ヒートではある程度の出場機会を得た。2018年7月1日にヒートと正式契約を結んだ[3]。 2018-19シーズンはキャリアハイの60試合に出場するなど飛躍した。 2019-20シーズンはNBAスラムダンクコンテストに出場。決勝まで勝ち進み、決勝で優勝の大本命とされていたアーロン・ゴードンと対戦。互いに譲らず50点満点の応酬が続き、延長戦に突入。そして2度目の延長戦でジョーンズのレーンアップが48点に終わると、ゴードンは身長229cmのタッコ・フォールを飛び越えダンクを決める驚愕のパフォーマンスを披露。会場中がゴードンの勝利を確信していたが、このダンクが47点に終わり、ジョーンズの優勝となった[4]。この判定は物議を醸し、優勝が決まったジョーンズも一部のファンからブーイングを浴びた。 ポートランド・トレイルブレイザーズ2020年11月21日にポートランド・トレイルブレイザーズと2年総額1,900万ドルの契約を結んだ[5]。 シカゴ・ブルズ2021年8月28日に3チーム間のトレードでシカゴ・ブルズへ移籍した[6]。 2022年7月6にブルズと2年総額660万ドルで再契約した[7]。2年目はプレイヤーオプションとなる。 2022-23シーズン終了後にプレイヤーオプションを破棄し、FAとなった[8]。 ダラス・マーベリックス2023年8月19日にダラス・マーベリックスと800万ドルの単年契約を結んだ[9]。2023年12月26日、古巣フェニックス・サンズでキャリアハイの30得点5リバウンド2アシストを記録した。この年のマーベリックスをNBAファイナルまで導く要因にもなった。 2024年5月19日のサンダー戦ににて、プレーオフ自己最多の22得点を記録する。 ロサンゼルス・クリッパーズ2024年7月10日にロサンゼルス・クリッパーズと3年総額3,000万ドルの契約を結んだ[10]。また、チームは第5シードでプレーオフに出場するが、デンバー・ナゲッツに3−4でチームは惜しくも敗れてしまう。 個人成績
NBAレギュラーシーズン
プレーオフ
カレッジ
脚注
外部リンク
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