トミーとタペンス -2人で探偵を-
『アガサ・クリスティー トミーとタペンス -2人で探偵を-』(トミーとタペンス ふたりでたんていを、原題:Partners in Crime)は、2015年7月26日からBBC Oneで放送されているイギリスのテレビドラマ[1]。 概要アガサ・クリスティのトミーとタペンスシリーズより『秘密機関』及び『NかMか』の長編2編を3話ずつ、計6話に構成されている。脚本は、『秘密機関』をジニー・ハリス、『NかMか』をクレア・ウィルソンが務めている[2][3]。 日本では、2015年10月18日から12月6日までNHK総合日曜23:00の枠で放送された[4]。 キャストメインキャスト
ゲスト出演者
製作アガサ・クリスティ生誕125周年記念番組の制作をBBCがベン・スティーヴンソンとシャーロット・ムーアに依頼[10]。製作はエンダー・プロダクションとアガサ・クリスティ・プロダクションの共同制作となった[11]。 デヴィド・ウォリアムスはアガサ・クリスティ・グループのヒラリー・ストロングと共に、トミーとタペンスシリーズのリメイクをエンダー・プロダクションのヒラリー・ビヴァン・ジョーンズとトム・ナッシュに提案した。死体のそばであれこれ言い合う素人夫婦探偵というキャラクターをウォリアムスが気に入ったのだ。 トミーとタペンスは、クリスティが1922年から1973年まで書き継いだシリーズで、第1作『秘密機関』の終盤で結婚した2人は最終作『運命の裏木戸』では老境となり孫もいる。ドラマ版では時代設定を冷戦中の1950年代とすることが決まり、『秘密機関』と『NかMか』が3時間ずつのエピソードとしてドラマ化されることが決定した。 デヴィッド・ウォリアムスが中心となり、エグゼクティブ・プロデューサーを務めるとともに、ウィットとユーモアに富んだ主人公トミーを演じることとなった。タペンス役には、演技力とユーモアの両方を兼ね備えたジェシカ・レインが選ばれた。 1950年代のイングランドを再現すべく、グレーター・ロンドン、エセックス、バッキンガムシャー、サリー、オックスフォードシャー、ケント、ハートフォードシャー、ノーフォークなどで撮影が行われた。鉄道のシーンには、ディドコット・レールウェイ・センター、ノース・ノーフォーク・レールウェイ、シェリンガムが使用された。ノーフォークのクローマーには、海岸沿いや埠頭、街中の多くの建物やストリートが当時の様相を残しているため選ばれた。エングルフィールド・ハウスやテムズ川のそばの廃墟や荒れ地も使用された[12]。 批評
関連項目
出典
外部リンク
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