トムとジェリー ショー『トムとジェリー ショー』(The Tom and Jerry Show)は、トムとジェリーの最新作として、2014年に放送された。 概要2014年、カートゥーン ネットワーク(以下CN)が『トムとジェリー』シリーズの新作を制作すると、アメリカのカートゥーン関連ニュース専門サイト「Big Cartoon News」が報じた[1]。『トムとジェリー』シリーズのテレビ放送向けアニメーションとしては、『トムとジェリー テイルズ』以来8年振りとなる。 制作に当たっては、1986年にメトロ・ゴールドウィン・メイヤーから『トムとジェリー』シリーズの版権を引き継いだワーナー・ブラザース・アニメーション(以下ワーナー)を主体に、かつてCNに『MR.MENショー』を制作・配給、さらにCNと共同で『ハイ!ハイ! パフィー・アミユミ』を手がけたことで知られるレネゲード・アニメーションが共同制作を担当し、『アミユミ』『ルーニー・テューンズ・ショー』の監督、『ベン10』『ティーン・タイタンズ』の制作総指揮を歴任した元CNかつ現・ワーナー所属のプロデューサー、サム・レジスターが制作総指揮を務める。基本的に声優は新録であることが多いが、トム、ジェリーなど一部のキャラクターの声は旧作で収録されたウィリアム・ハンナのものを抜き出し流用している。形式は1話2本立てで前半の舞台が一般家庭に固定されているが後半は様々なテレビアニメ。シーズン2以降では1話3本。 日本について2014年4月6日より、日本のカートゥーン ネットワークで放送開始された。2014年9月23日より、NHK BSプレミアムで『新トムとジェリー ショー』のタイトルで18時30分 - 18時52分に放送(2015年3月24日まで本放送、3月31日から9月22日まで再放送)され、10月4日から2016年4月3日まで7時30分 - 7時52分に再々放送された。また、2019年8月18日から2020年2月9日までは『トムとジェリー ショー2』が7時30分 - 7時52分に放送(3月18日と3月19日は10時31分 - 11時15分に再放送)され、2月16日から7月26日までは『トムとジェリー ショー3』が7時30分 - 7時52分に放送(8月2日から9月27日までは再放送)された。TOKYO MX(独立局)、青森放送(日本テレビ系列)、テレビ愛知(テレビ東京系列)などでも放送された。 日本語版では長年トムの声を演じた肝付兼太が2016年10月20日に死去したため、シーズン2以降の吹き替えは佐藤せつじが演じた。その後、スパイクを吹き替えた島香裕が2019年7月28日に死去したため、シーズン3でスパイクを吹き替えた島香裕が担当する作品としては本作が最後となる。なお、シーズン3からはトムとジェリーの声は吹替声優を起用せずに原音を流用している。 エピソードリストシーズン1
シーズン2
シーズン3
シーズン4
シーズン5
キャスト
その他の声の出演松本健太(ロルフ、フランケンシュタイン博士、ネズミ) 菊池こころ(ドールフェイス、ベイビー、リタ、重役、バーティ、カラニ、カメのママ、ブランシー、ルトガー 他) 中博史(ペコスおじさん) かぬか光明(ミートベット) 佐々木啓夫(カーウァー、スカリー、ナレーター、カロリー伯爵、キツネ) 小田柿悠太(トムの影、リス、シェフ、ウィンストン、ヘクター、透明ネコ、天気予報士、幽霊、天使のトム、エド、ディレクター、パパ 他) 中尾隆聖(ドルーピー) 出典関連項目歴代『トムとジェリー』の派生作品外部リンク
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