プロジェクト‐ノート:東ヨーロッパ
ウクライナのラヨンの日本語表記についての改訂提案過去に、東スラヴ圏におけるラヨン(地区)の表記について、「プロジェクト‐ノート:東ヨーロッパ#「〇〇スキー・ラヨン」はどのように日本語訳されるべきかの用例調査」において「原形を維持する」か「形容詞形を維持する」かが話し合われ、その結果ルールが作成されれ、「Wikipedia:記事名の付け方#地名」においても、ここでの決定が反映されたようです。 現行のルールは、「東スラヴ圏における地区(ラヨン)名については、その固有名詞部分が地区内の地名に由来する場合には、固有名詞部分を原形へと戻し、由来しない場合には形容詞形を維持して転写する」というものです。 しかし、東スラヴ圏に属するウクライナでは2020年7月に、ウクライナ最高議会の立法による地方自治体行政区画の大胆な改革が行われ、制度が大きく変わってしまいました[1]。それまでは、州内重要市(州内特別市)と呼ばれるラヨン(地区)に属さない市が存在していたのですが、その制度は廃止され一部の例外を除き殆どの市町村がラヨン、そしてその下位区画となるフロマーダに属することになりました[2]。この過程で490あったラヨンは136ラヨンに統廃合されました[3]。 そして、136のうち133のラヨンの名称は、ラヨンの行政中心地に定められた市町村名を採用しています[1]。例外の3ラヨンも行政中心の市町村名ではないものの同じ地区内にある市町村名由来の名となっており[1]、「固有名詞部分が地区内の地名に由来しない」ラヨンは存在しないことになります。 また、そこで厄介なのがフロマーダの存在です。フロマーダの名前はラヨンと同様ほぼラヨン行政中心地の市町村名から命名されており、主要都市では二重にラヨンとフロマーダの行政中心地に制定されている場合が多々あります。そうするとラヨンだと男性形容詞形を取り〇〇スキーなのに対して、フロマーダ名になると女性形容詞形を取り、〇〇スカになっており、市名は原型〇〇、ラヨン名は〇〇スキー、フロマーダ名は○○スカと、固有名詞部分が3種類の違った呼び名になってしまっています。 例として、ウクライナで有名になってしまったキーウ州ブチャ市[4]とハルキウ州のイジューム市[5]を挙げます。 ブチャ市の場合
イジューム市の場合
ですので、混乱を避けるためにも現在のルールにウクライナ特定で『ウクライナにおいては、ラヨン名もフロマーダ名も「固有名詞部分を原形へと戻した」表記を原則とし、特例はそれぞれ個々のノートで提案して議論のもと決定する』と、「原形を維持する」内容を別個追加することを提案します。日本語の文献があるといいのですが、日本語の文献が見つかりませんでした。皆さんのご意見をお待ちしております。--AppleRingo777(会話) 2022年6月8日 (水) 19:54 (UTC) 訂正--AppleRingo777(会話) 2022年6月8日 (水) 21:27 (UTC) 脚注
『キエフ』の改名提案のお知らせ
「Template:Населення областей України」廃止提案のお知らせTemplate‐ノート:Населення_областей_України#廃止提案にてテンプレートの廃止提案を行っておりますのでお知らせいたします。--OverTheHeaven(会話) 2023年4月16日 (日) 02:53 (UTC) |
Portal di Ensiklopedia Dunia