ポール・フライ (野球)
ポール・レイモンド・フライ(Paul Raymond Fry, 1992年7月26日 - )は、アメリカ合衆国ミシガン州オークランド郡ポンティアック出身のプロ野球選手(投手)。左投左打。MLBのトロント・ブルージェイズ傘下所属。 経歴プロ入りとマリナーズ傘下時代2013年のMLBドラフト17巡目(全体507位)でシアトル・マリナーズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級アリゾナリーグ・マリナーズでプロデビュー。14試合(先発4試合)に登板して2勝3敗1セーブ、防御率4.50、34奪三振を記録した[2]。 2014年はA級クリントン・ランバーキングスでプレーし、38試合に登板して4勝4敗2セーブ、防御率2.71、77奪三振を記録した[2]。 2015年はA+級ベーカーズフィールド・ブレイズでプレー後、7月にAA級ジャクソン・ジェネラルズへ昇格した。AA級ジャクソンでは22試合に登板して0勝2敗7セーブ、防御率2.16、43奪三振を記録した[2]。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、ピオリア・ハベリーナズに所属した。 2016年はAAA級タコマ・レイニアーズでプレーし、48試合(先発1試合)に登板して3勝1敗、防御率2.78、65奪三振を記録した[2]。 2017年はAAA級タコマで開幕を迎え、1試合に登板した[2]。 オリオールズ時代2017年4月14日に金銭トレードで、ボルチモア・オリオールズへ移籍した[3]。移籍後はAAA級ノーフォーク・タイズで25試合に登板していたが、8月にAA級ボウイ・ベイソックスへ降格した。AA級ボウイでは7試合の登板で防御率0.75と好投した[2]。 2018年はAA級ボウイで開幕を迎え、5月にAAA級ノーフォークへ昇格した。AAA級ノーフォークでは13試合(先発1試合)に登板して0勝1敗、防御率3.47、29奪三振を記録した[2]。6月29日にオリオールズとメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし[4]、同日のロサンゼルス・エンゼルス戦でメジャーデビュー。7点ビハインドの8回表1死から登板し、1.2回を2安打無失点に抑えた[5]。7月15日のテキサス・レンジャーズ戦では初ホールドを記録した[6]。7月20日のトロント・ブルージェイズ戦では同点の9回裏2死2・3塁の場面で登板し、その回は無失点に抑えたものの、延長10回裏でアレドミス・ディアスにサヨナラ安打を打たれ、メジャー初黒星を喫した[7]。この年メジャーでは35試合に登板して1勝2敗2セーブ、防御率3.35、36奪三振を記録した。 2019年は66試合に登板して1勝9敗3セーブ、防御率5.34、55奪三振を記録した。 2020年は22試合に登板して1勝0敗、防御率2.45、29奪三振を記録した。 2021年は52試合に登板して4勝5敗2セーブ、防御率6.08、60奪三振を記録した。 ダイヤモンドバックス時代2022年5月18日にルイス・オソリオとのトレードで、アリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍した[9]。 投球スタイル最速95.9mph[10](約154.3km/h)のフォーシームとスライダーが投球のほとんどを占める。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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