メルヴィン・マヌーフ
メルヴィン・マヌーフ(Melvin Manhoef、1976年5月11日 - )は、オランダの男性総合格闘家、キックボクサー。スリナム共和国パラマリボ出身。元Cage Rage世界ライトヘビー級王者。元IT'S SHOWTIME 85kg MAX世界王者。以前はオランダ現地の発音に近いメルヴィン・マンフーフと表記されていた。 来歴2002年2月24日、K-1 WORLD GP 2002 世界地区予選 オランダ大会で開催された地区予選トーナメントの1回戦でレミー・ボンヤスキーと対戦し、判定負け。 2005年9月10日、Cage Rage 13のCage Rage世界ライトヘビー級王座決定戦でファビオ・ピエモンテと対戦し、パンチでKO勝ち収め王座獲得に成功した。 2006年3月15日、HERO'Sにて大山峻護と対戦。打撃連打で大山を出血させ、1RTKO勝ち。 2006年5月13日、K-1 WORLD GP 2006 in AMSTERDAMで開催されたヨーロッパ GP予選トーナメントの1回戦で富平辰文と対戦。一方的に攻め続けてダウンを2度奪い1RKO勝ち。左手を負傷したため、準決勝を棄権した。 2006年8月5日、HERO'Sライトヘビー級(-85kg)世界最強王者決定トーナメントの準々決勝でクラウスレイ・グレイシーと対戦し、グラウンドパンチの連打で1RTKO勝ち。 2006年10月9日、HERO'Sライトヘビー級世界最強王者決定トーナメントの準決勝で大山峻護と再戦し、パンチの連打によりKO勝利。続く決勝戦では秋山成勲と対戦し、腕ひしぎ十字固めで一本負け。王座獲得を逃した。 2006年12月2日、K-1 WORLD GP 2006 決勝戦のリザーブファイトでレイ・セフォーと対戦。ローやハイキックで攻め続けるもセフォーの右フックでダウンを奪われ、1RKO負け。 2007年12月31日、K-1 PREMIUM 2007 Dynamite!!で西島洋介と対戦。スタンドでの攻防の中、西島をテイクダウンし、マウントポジションからのパンチでKO勝ち。 2008年5月11日、DREAM初参戦となったDREAM.3のミドル級グランプリリザーブマッチでキム・デウォンと対戦し、グラウンドでの頭部への膝蹴りによりTKO勝ち。6月15日、DREAM.4のグランプリ2回戦で桜庭和志と対戦し、TKO勝ち。 2008年9月23日、DREAM.6のミドル級グランプリ準決勝でゲガール・ムサシと対戦し、三角絞めで一本負け。 2008年12月6日、K-1 WORLD GP 2008 FINALのリザーブファイトに出場し、ポール・スロウィンスキーに左フックでKO勝ちを収めた。 2008年12月31日、Dynamite!! 〜勇気のチカラ2008〜で40kg以上体重差があるマーク・ハントと対戦し、開始18秒に右フックでダウンを奪うとパウンドの連打でKO勝ちを収めた。ハントと対戦予定であったジェロム・レ・バンナのインフルエンザによる欠場で、試合数日前に元々この大会に参戦予定であったマヌーフの代理出場が発表された。 2009年3月28日、K-1 WORLD GP 2009 IN YOKOHAMAの第2代K-1ヘビー級王者決定トーナメントに出場。1回戦で前田慶次郎と対戦し、カウンターの右フックでKO負けを喫した。 2009年5月16日、IT'S SHOWTIMEにてステファン・レコと対戦。1・2Rと打撃を当てられず厳しい展開となるが、3R途中にレコがステップを踏んでいる最中に突如、自ら足を痛めてしまい試合が中断。試合続行不可能となったため、マヌーフは思わぬ形でTKO勝利を得た。 2009年7月20日、DREAM.10でパウロ・フィリオと対戦。序盤フィリオを攻めたが、タックルに捕まり腕ひしぎ十字固めで一本負けを喫した。 2009年8月11日、K-1 WORLD GP 2009 IN TOKYOで行われたFINAL16 QUALIFYING GPに出場。1回戦でラマザン・ラマザノフにKO勝ちするも、右足裂傷のため準決勝を棄権した。 2009年9月26日、K-1 WORLD GP 2009 IN SEOUL FINAL16のWORLD GP1回戦に推薦枠で出場。前年の王者レミー・ボンヤスキーと対戦し判定負け。 2009年12月31日、Dynamite!! 〜勇気のチカラ2009〜のDREAM vs SRC 対抗戦で三崎和雄と対戦。打撃でダウンを奪うとパウンドでTKO勝ちを収めた。 2010年1月30日、Strikeforce初参戦となった「Strikeforce: Miami」でロビー・ローラーと対戦。パンチの連打とローキックでローラーを優勢に攻めていくが、腕が下がり顔面が空いた瞬間にカウンターの右フックを受けダウン。続けざまのパウンドでKO負けを喫した。[1] 2010年5月29日、IT'S SHOWTIME95kg級タイトルマッチでタイロン・スポーンと対戦予定だったが、スポーン欠場のためグーカン・サキと無差別級で対戦し、KO負け。 2010年7月10日、DREAM.15のライトヘビー級王座挑戦者決定戦で水野竜也と対戦。序盤打撃で優位に攻めるが、水野にパンチでダウンを奪われ、グラウンド状態からのアームロックで一本負け。 2012年3月31日、ONE FC 3で中西良行と対戦。1R2分過ぎに両者の足から出血が見られドクターチェックが行われた。マヌーフは脛が割れて出血が見られ、中西も膝から出血していたため、リングドクターが両者試合続行不能という判断を下し、試合はノーコンテストとなった。 2012年12月31日、DREAM.18 & GLORY 4でデニス・カーンと対戦。カーンがマヌーフをラッシュで攻め立てるが、その際にマヌーフが膝蹴りを腹部に打ってダウンを奪い、1RTKO勝ちを収めた。 2013年6月8日、KSW 23にてマメッド・ハリドヴと対戦し、ギロチンチョークで1R一本負けを喫した。 2016年5月20日、Bellator 155のBellator世界ミドル級タイトルマッチでハファエル・カルバーリョと対戦し、1-2の判定負けを喫し王座獲得に失敗した。 2017年4月8日、Bellator 176のBellator世界ミドル級タイトルマッチでハファエル・カルバーリョと再戦。左ハイキックでKO負けを喫し王座獲得に失敗した。 2017年10月29日、WFL: Manhoef vs. Bonjaskyにて、レミー・ボンヤスキーと対戦。4度目の対戦にして初勝利を挙げた。キックボクシングはこの試合で引退し、総合格闘技に専念すると発表した。 2022年9月23日、Bellator 285でライトヘビー級ランキング7位のヨエル・ロメロと対戦し、グラウンドの肘打ち連打で3RKO負け。試合後に総合格闘技からの引退を発表した。 2022年12月28日、INOKI BOM-BA-YE × 巌流島 in 両国で復帰。イゴール・タナベと対戦し、1Rにヒールフックで一本負けを喫した[2]。 人物・エピソード
戦績総合格闘技
キックボクシング
獲得タイトル
脚注
関連項目外部リンク
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