宇宙飛行の記録一覧宇宙飛行の記録一覧(うちゅうひこうのきろくいちらん)は、有人宇宙飛行における最多・最長・最速などの記録の一覧である。当一覧において、無人機の記録および一覧は著名なものを除いて含まない。 単一ミッションでの最長宇宙滞在時間
宇宙に人間を滞在させ続けた最長期間ソビエト連邦とロシアは、1989年9月5日のソユーズTM-8の打ち上げから、1999年8月28日のソユーズTM-29の着陸まで、3,644日に渡って宇宙に人間を滞在させ続けた最長期間記録を保持している。これは10年に8日ほど足りない。ソビエト連邦とロシアは有人のソユーズ22機を打ち上げ、全て軌道上のミール宇宙ステーションにドッキングした。さらに、アメリカ合衆国のスペースシャトル・アトランティス、エンデバーおよびディスカバリーは1995年から1998年にかけてミールと9回ドッキングし、8回の訪問者の送迎を行った。この記録の保持期間は 25年 + 261日である。 アメリカ合衆国とロシアは、2000年10月31日にソユーズTM-31を国際宇宙ステーション (ISS) へのドッキングのために打ち上げて以来、共同で宇宙空間における有人宇宙飛行を維持している。ISSは 24年 + 196日間連続して使用されている。ISS計画が計画通りに続けば、2010年10月23日でミールの記録を破ることになる。 最長単独飛行
犬の最長飛行時間
最長月面滞在時間
最遠有人対地距離アポロ13号乗組員のジム・ラヴェル、フレッド・ヘイズ、ジャック・スワイガートが月の裏側を通過した時、月面からの距離は254 km (158 mi)、地球からの距離は400,171 km (248,655 mi)だった。この最遠対地距離記録は1970年4月15日0:21 (UTC) に達成され、未だに破られていない。この記録の現在までの保持期間は 55年 + 30日である。 月ミッション以外での有人ミッションにおける最高高度1966年9月14日、ジェミニ11号はアジェナのロケットエンジンに点火し、打上げから40時間30分後、遠地点1,374.1 km (853.8 mi)に到達した。この記録の保持期間は 58年 + 243日である。 最高対地速度アポロ10号乗組員のトーマス・スタッフォード、ジョン・W・ヤング、ユージン・サーナンは有史以来の最高対地速度記録である3万9,896 km/h(11.1 km/s、24,790 mph、光速の0.000037 %)を達成した。1969年5月26日以来の記録保持期間は 55年 + 354日である。 最年長ウィリアム・シャトナー、90歳、2021年10月13日達成。この記録の保持期間は 3年 + 214日である。 最年長(軌道飛行)ジョン・H・グレン、77歳、1998年10月29日達成。この記録の保持期間は 26年 + 198日である。 最年少オリヴァー・デーメン、18歳、2021年7月20日達成。この記録の保持期間は 3年 + 299日である。 最年少(軌道飛行)ゲルマン・チトフ、25歳、329日、1961年8月6日にボストーク2号で達成。この記録の保持時間は 63年 + 282日である。 最多飛行回数
通算での最長宇宙空間滞在日数セルゲイ・クリカレフはソユーズ、スペースシャトル、ミール、国際宇宙ステーション (ISS) での6回の宇宙飛行において803日+9時間39分、または2.2年滞在した[5][6]。 ペギー・ウィットソンはISSでの2回の宇宙飛行において滞在時間376日+17時間22分を記録した[7]。 最多宇宙遊泳回数→詳細は「宇宙遊泳累積時間記録の一覧」を参照
単一ミッション中の最多宇宙遊泳回数
最初の有人宇宙飛行記録宇宙空間滞在時間宇宙飛行士トップ50:
国籍別の宇宙飛行時間合計と日数![]()
有名な無人宇宙飛行の記録有名な無人宇宙飛行の記録。
関連項目脚注
外部リンク総合リファレンス:
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