宮浦 (福岡市)
地理福岡市の「都心部」[注釈 1]の中心とされる中央区天神等の西北西約17キロメートル、西区の北西端、糸島半島の北東端に位置する。北及び東で博多湾に面し、南で 通称としての地名宮浦は、西浦、小田及び 河川宮浦には次の河川が横断している[8]。
都市計画都市計画に関しては、「福岡市都市計画マスタープラン」[6]において、農地が広がり農漁村集落が分布する「農業・集落ゾーン」及び緑豊かな山並みや海岸線からなる「山地・丘陵地」等に位置付けられている。区域区分は、市街化調整区域に指定されており、原則として新たな開発行為や建築行為が認められない。ただし、都市計画法で限定的に列挙されている一定の開発行為及び建築行為は認められる。宮浦において特に指定がなされている区域等については以下のようなものがある。 沿道サービス施設宮浦においては、市街化調整区域内であっても許可の対象となる沿道サービス施設の許可条件の一つである沿道サービス指定路線[9]が次の路線について指定されている。 既存集落宮浦の一部の区域においては、市街化調整区域内であっても、日用品販売店舗や分家住宅などの建築物を建築することができる「指定既存集落」の区域[10]が指定されている。 都市計画法第34条第14号に基づく新基準宮浦は「福岡市開発審査会附議基準」の2016年(平成28年)6月8日改訂によりできた新基準である「地域産業振興施設」[11]の対象となる区域の一つである北崎小学校区に含まれている。この制度では、地域住民の合意のもと、農林水産業や観光業など、地域産業の振興に寄与する建築物の立地が可能となり、例えば既存集落以外の地域におけるレストラン、カフェ、直売所、宿泊施設(ホテル)、体験・交流施設、観光案内所、土産物屋などが許可の対象とされている。 語源地名の宮浦は、宗像三所の明神を勧請して宮を建てたことに由来する。[12] 歴史
現行の行政地名大字宮浦は、1889年(明治22年)からのものである。はじめは小田村、1896年(明治29年)から北崎村、1961年(昭和36年)から福岡市、1972年(昭和47年)からは同市西区の大字である。[12] 人口大字宮浦の人口の推移を福岡市の住民基本台帳(公称町別)[3]に基づき示す(単位:人)。集計時点は各年9月末現在である。一貫して減少している。
交通鉄道鉄道は通っていない。最寄りの駅は九州旅客鉄道(JR九州)筑肥線の九大学研都市駅であり、距離は道程で約10キロメートルである。 バス昭和自動車株式会社(通称:「昭和バス」)のバスが運行している。[注釈 2] 町内のバス停は次の通り。
道路主な道路は次の通り。 施設公共・公益施設
学校町内に小学校及び中学校は存在しないが、校区については、次の学校の校区に属する[15]。 名所・旧跡
外部リンク
脚注注釈
出典
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