小栗旬のオールナイトニッポン |
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ジャンル |
バラエティ番組 |
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放送方式 |
生放送 |
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放送期間 |
2007年1月3日 - 2010年3月31日 2010年7月14日 |
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放送時間 |
水曜25:00 - 27:00(120分) |
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放送回数 |
151 |
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放送局 |
ニッポン放送 |
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ネットワーク |
NRN |
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パーソナリティ |
小栗旬 |
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企画 |
オールナイトニッポン演劇部など |
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ディレクター |
冨山雄一 |
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公式サイト |
公式サイト |
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『小栗旬のオールナイトニッポン』(おぐりしゅんのオールナイトニッポン)は、ニッポン放送の深夜番組『オールナイトニッポン』枠で放送されていたラジオ番組。
概要
- 2006年11月4日に放送された『小栗旬のオールナイトニッポンR』での反響の大きさからレギュラー抜擢に至った。
- 第1回目の放送から小栗旬の番組内の呼び名をリスナーから募集し、第3回目(2007年1月17日放送)で、「旬カーベル」が呼び名に決定したが、その後本人の要望で中止され、今では本人にとって黒歴史となっている。
- 小栗旬のフリートーク(近況報告や仕事報告など)とリスナーからの質問メールなどに答えるのが主となっている。また他のオールナイトニッポンと比べ比較的ゲスト出演が多く、ゲスト出演の場合ゲストとのトークが主となる。小栗との共演者が比較的多く、脚本家や監督業などを主とするゲストも居る。
- 進行などは意外に器用でドランクドラゴンの塚地武雅はゲスト出演の際、「進行が巧い。普通もうちょっとグダグダになるもんやけど、ウチの鈴木よりはるかに巧い」と評価している。
- レギュラー放送当初は、フリートークに自信がなく「俺の話面白くないですよね」などと自虐的になることが多かったが、ある回から無理に面白くする必要は無いと気づき、小栗独特の良さが出たラジオトークとなっている。またフリートークが微妙な感じになったり、暴走し始めるとすぐにジングルが流れるため、ジングルにツッコミを入れることも多い。
- 小栗自身が舞台やドラマ撮影の日程上スタジオに来られない日があるが、その場合は録音放送ではなく宿泊先のホテルから生放送という体制をとっている(第82回の公式ホームページより 下記参照)。その際は、吉田尚記アナウンサーがニッポン放送のスタジオで待機し、中継回線が途切れた時に対応できるようになっている。また2007年放送の「情熱大陸」でその様子が紹介されたことから、ホテルの特設スタジオの事を「情熱スタジオ」と呼んでいる。
- 海外での仕事により生放送が不可能な場合やその他スケジュールの都合により、過去に何度か録音放送を行ったことがある。録音放送時はあたかも生放送であるかのように装うが、時事ネタが非常に曖昧、メールの募集をためらう、現在時刻をしつこく言う、生電話においてのリスナーの反応など不自然な点が多々あるため、録音であると簡単に分かるようになっており、番組の最後にようやく小栗の口から録音であると発表される("時間旅行"と表現する場合もある)。
- 番組開始当初は事務所から下ネタは避けるように言われていたため、話した途端ジングルが入り強制終了させられることが多かったが、第50回以降、番組コンセプトは「アクティング&エロ」となった。キャッチフレーズは「ちょっぴり(ちょこっと)おつまみ水曜日」。
- 第121回では番組初の外ロケ放送を敢行。「おぐ散歩」(『ちい散歩』を真似たもの)と題し、代々木公園、天地人撮影スタジオ、渋谷区内の某スタジオ、タワーレコード渋谷店を訪問した。
- 150回目の放送となった2010年3月31日をもって俳優業に専念するため小栗はオールナイトニッポンを卒業。
- 2010年7月14日、自身が監督した映画『シュアリー・サムデイ』の宣伝を兼ねて復活。奇しくも水曜日の放送となる。詳細は以下に記述。
- 2010年8月3日に番組公式本「旬刊小栗」がワニブックスより発売。
ニッポン放送のスタジオ以外からの放送
- 第13回 2007年4月4日 大阪府の某ホテルの8Fの1室より生放送 ※映画撮影のため
- 第17回 2007年5月9日 大阪府の某ホテルの1室より生放送 ※同上
- 第29回 2007年8月8日 大阪府の某ホテルの1室より生放送 ※舞台地方公演のため
- 第44回 2007年12月5日 大阪府の某ホテルの1室より生放送 ※同上
- 第82回 2008年9月17日 大阪府の某ホテルの1室より生放送 ※映画撮影のため
- 第107回 2009年4月29日 大阪府の某ホテルの1室より生放送 ※舞台地方公演のため
- 第121回 2009年8月19日 東京都渋谷区にて外ロケ放送(8月15日14時頃収録)
コーナー
※印は不定期コーナー
- オープニングの台詞
- 映画やドラマで実際使われたセリフや誰かの名言をリスナーから募集し、オープニングで小栗が言うもの。過去のオープニングの台詞と元ネタは下記参照。
- オールナイトニッポン演劇部※
- リスナーから入部希望者を募り、オーディションに合格した部員が小栗とラジオドラマに出演し、最終的に小栗演出のもと舞台公演を行うというもの。物語の原案もリスナーから募っており、脚本は番組放送作家の三枝玄樹が担当。現在部員は3名で、2008年4月6日に横田栄司をゲスト迎えて第1回公演が行われ、第2回公演も決定している。また「シャッフル劇場」と題し、『花より男子2』、『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』放送時には各ドラマのメインキャストをゲストに迎え、それぞれの配役をシャッフルして台本を読むこともあった。
- 旬のおすすめメニュー
- 小栗のその週のお薦めソングを紹介している。
- 小栗旬に1000の質問
- リスナーから小栗へ1000問の質問を募集し、それに答えていく。録音放送の時によく行われる。
- 別に、エロくないですよ
- 「もっと、ちょうだい」から派生したもの。別にエロい言葉じゃないのに、何故かそう聴こえるやり取りやセリフを募集する。
- 水嶋ヒロの弱点を探せ!
- 俳優の水嶋ヒロの架空の弱点を募集している。第85回で『花ざかりの君たちへ…』で共演した水嶋について小栗が、「ルックス・学歴・運動神経も抜群な上に英語が堪能で声がセクシーなヒロに弱点はないのか?」とリスナーに募集したが弱点といえるものが見つからず、ならば勝手に作ってしまおうということでコーナー化。なお、水嶋に許可はとっておらず、バレた場合は小栗が土下座をすることになっている。また、ファンレター等でコーナーの存在をバラすことも禁止している。
- 小栗プランニング(有)
- デートコース、結婚式、学園祭、告白など人生の様々なシーンをリスナーに直接電話をして小栗が企画・立案するコーナー。不景気により株式会社から有限会社に変更された。録音放送時によく行われる。
- 小栗温泉
- コンセプトは終了したコーナー「もっと、ちょうだい」と同様で小栗を癒す言葉を募集しているが、主に小栗を貶すような内容を紹介している。
- GTO(グレート・ティーチャー・オグリ)
- 3年B組旬八先生からコーナー名を改めたもの。恋愛や人間関係など、学校での悩みを生電話で小栗に打ち明けるコーナー。「クローズZEROⅡ祭」時は3年E組源八先生と題し、相談を受け付けていた。
- 甲乙つけがたい
- 世の中にある甲乙つけがたい二つのものを募集するコーナー。
- 代読屋
- 直接伝えるのは恥ずかしいけれど思いを伝えたいというリスナーに手紙を書いてもらい、それをラジオを通して小栗が代読するコーナー。
- 全国こけしファン倶楽部※
- ミキサーの大坪くんにより考案。リスナーからこけしに関する情報を募集する、小栗曰く3ヶ月に一度ペースで行うコーナー。コーナー中は独特なこけしの歌が流れる。
- はばたけ!学生演劇応援団
- GTOに寄せられる相談の多くが演劇に関するものであったことからコーナーとして独立。演劇に関する相談に小栗が応える。
過去のオープニングの台詞と元ネタ
2007年
2008年
2009年
2010年
備考
- 番組終了時には「それでは皆さん良い夜明けをお迎えください。小栗旬でした。バイバイ」が定着している。
終了したコーナー
- 実写版見ちゃいました!!
- 実話(仮)
- 伝説の不良エピソード
- 僕もさみしいです
- 旬のはじらい
- 貧乏道
- ずっと好きでした
- サボテンだんご
- パンスト一本背負い
- もっと、ちょうだい
- オグポン教授と最後のホニャララ
- トークのお題(仮)
- 旬兄ちゃん
- 深夜の生電話
- 愛のプロローグ
- 思い出のリクエスト(笑)
- 戦国武将じゃ!
- オグ姉
- 月キュン!
- それは私のお稲荷さんだ
エンディングテーマ
- はっぴいえんど『風をあつめて』(第1回 - 第67回)
- 西岡恭蔵『プカプカ』(第68回 - 第114回)
- 菅野よう子『Waltz For Zizi』(第115回 - 第150回)
ゲスト
※印は電話での出演
2007年
2008年
2009年
2010年
備考
- 主にゲストは番組開始20分頃から登場し、1時間ほど出演することが多いが、ゲストによっては最後まで(または最初から)出演する場合もある。また、最近では飛び入りで出演するパターンも多くなっている。
- 最多出演者は生田斗真で、これまでに13回出演している。ゲスト出演10回目にあたる第114回の放送ではケーキで祝った。また、生田の他にも複数回登場しているゲストが多数いる。
- 小栗が出演する映画の公開月には「(映画のタイトル)祭」と題し、3週に渡って映画に関するゲストを招き、撮影の裏話などのトークを繰り広げる。また、それ専用のジングルも作られている。これまでに「クローズ祭」(2007年10月)、「ハナオトコ祭」(2008年6月)、「クローズZEROⅡ祭」(2009年4月)、「TAJOMARU祭」(2009年9月)が行われた。
- 第100回では、蜷川幸雄、松本潤、藤原竜也、生田斗真、吉田鋼太郎、横田栄司、オグポン少年(新保友映)、岡村隆史からコメントが寄せられた。
- 最終回(第150回)では上記のゲストが飛び入りで出演。木梨、佐藤と共に松本潤もスタジオに駆けつけていたが、所属事務所との兼ね合いにより出演することはなかった[9]。また、井上真央、横田栄司、演劇部員3人からコメントが、「代読屋」のコーナーでは生田斗真から手紙が寄せられた。
- 番組終了後に発売された番組本「旬刊小栗」の付録CDでレギュラー放送で実現できなかった岡村隆史がゲスト出演。普段の番組と同様にトークがおこなわれた。通常放送では流せないような小栗の酒の席での失態の数々の赤裸々トークが繰り広げられた。
代理番組
2007年
2008年
2009年
2010年
その他
シュアリー・サムデイ公開直前スペシャル
2010年7月14日に小栗が監督を務めた『シュアリー・サムデイ』のプロモーションとして、レギュラー放送当時と同じ水曜深夜に1夜限りの復活を果たした。
オープニングの台詞
- 放送作家・三枝玄樹考案の「カップルのやりとり」と「一夜限りの復活」を掛けたもの。
- 女「ねえ最近ご無沙汰すぎて我慢できないよ。もうそろそろ欲しいなあ。」
- 男「え?欲しいって何が欲しいんだよ。」
- 女「何って、アレ。」
- 男「アレじゃ分かんねえよ。ちゃんと口で言ってみろよ。」
- 女「えー恥ずかしくて言えないよ。」
- 男「なら、あげねえから。」
- 女「やーだー。お願い!一回だけでいいから。」
- 男「ったくしょうかねえな。今夜だけだぞ。」
- 女「もう、うーれーしーいー。」
ゲスト
- 主役の小出恵介はスケジュールの都合で来ることが出来なかった。
内容
- 映画タイトルに掛けてテーマは「いつかきっとやりたいこと」。
- 放送時間内にメールを送ったリスナーの中から抽選で5名に地下に眠っていたという(スタッフ談)番組特製OGRTシャツがプレゼントされた。
- 冒頭から約20分は一人でフリートーク。レギュラー放送当時と同様に近況報告などを行い、番組本に関するエピソードも披露。
- フリートーク後は映画の出演者5人をゲストを迎え、撮影エピソード等を披露。後半になって翌日「笑っていいとも!」生出演を控えていた小西が抜け、男性4人と共にエンディングに入る前までトークを行った。
岳公開直前スペシャル
2011年5月4日に小栗が主演を務める「岳 みんなの山」のプロモーションとしてヒロインを演じた長澤まさみとWパーソナリティの形で水曜深夜に放送された(番組名は「小栗旬と長澤まさみのオールナイトニッポン」)。
ゲスト
内容
- 劇中で小栗演じる島崎三歩の口癖に掛けてテーマは「最近がんばったこと」。
- 一夜限りでレギュラー放送当時の小栗のあだ名「旬カーベル」が復活した。また、長澤は自身初めてのラジオ生放送。
スタッフ
スタッフ全員が小栗より1つ年上で、放送作家の三枝とADのナガミは初回から担当していた。
- ディレクター:冨山雄一(通称トミー)
- 放送作家:三枝玄樹
- 放送開始から担当。時折聞こえる笑い声は彼のもので、小栗が話題を振っても頑なに喋ろうとしない。
- ミキサー:大坪(通称こけし)
- 「全国こけしファン倶楽部」「オグ姉」の考案者。妹と暮らしている。
- AD:ナガミ
過去のスタッフ
脚注
- ^ 当時稽古中であった舞台『お気に召すまま』で覚えられない台詞を、との要望により言われたもの。49秒間に渡って放送され、現在最長の台詞である。
- ^ 7月3日放送のフジテレビ系報道番組『スーパーニュース』の特集(ドラマ『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』の主要キャストにインタビューするというもの)にて、小栗が「女性を一瞬にしてオトす一言」という出題に対しての回答である。また、当日のゲストであった生田斗真も、9月18日に出演したフジテレビ系番組「笑っていいとも!」の1コーナー「オンナの品定め」での出題(「ロマンチックな言葉で私(安めぐみ)を口説いて下さい。」)の回答として使用している。
- ^ 実際に使われたものではなく、小栗の願望である。東京都の小栗旬から送られたという形で採用された。
- ^ 実際ドラマで言われた台詞は「今度は俺が会いに行くから...」である。
- ^ 正しくは「明日死ぬと思って生きなさい 永遠に生きると思って学びなさい」である。
- ^ 3月14日放送の『めちゃ²イケてるッ!』内のコーナー「近くへ行きたい」に小栗がゲスト出演した際、ナインティナインに言ったもの。
- ^ 実際ドラマで言われた台詞は「鏡見るたびに 俺の顔思い出せ」である。
- ^ 実際に使われた台詞ではない。放送前に小栗が付き人であるアマゾンにミットを持たせてボクシングの練習をしていた際、アマゾンが「ワンツー!アッパー!フック!」と言い間違えたことから。
- ^ 出演してはいないものの、放送中に木梨は松本の名前を何回か出しており、声もわずかながらだが拾われてはいた。
- ^ ネット局向けのみ。ニッポン放送はサッカーFIFAワールドカップ・アジア最終予選 日本対カタール戦を中継。
- ^ a b 29:00まで放送。
- ^ 当初はゲストに金子ノブアキを招いて通常放送を予定していたが(翌週に改めて登場)、7月28日にかつてオールナイトニッポンのパーソナリティを務めていた川村カオリが亡くなったため緊急特別番組が放送された。
外部リンク
オールナイトニッポン 水曜
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前担当
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小栗旬のオールナイトニッポン 水曜 25:00 - 27:00
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次担当
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