鈴木 おさむ(すずき おさむ、1972年4月25日 - )は、日本の実業家、元放送作家。株式会社BSフジ放送番組審議会委員。脚本家・作詞家・ラジオパーソナリティ・タレント・映画監督としても活動している。本名は鈴木 収(読み同じ)。ペンネームはすますま・すずき。元スマイルカンパニー所属[2]。2024年4月時点での肩書は、「スタートアップファクトリー ゴーイングメリー代表」。妻は大島美幸[3]。
経歴
千葉県安房郡千倉町(現在の南房総市)生まれ[4]。千葉県立安房高等学校卒業[5][6]、明治学院大学経済学部中退(2年次)[7]。
高校2年生のときに『夢で逢えたら』を観て、放送作家を志す[8]。明治学院大学在学中、放送作家になるため太田プロダクションの門を叩くが、芸人採用オーディションを受けることとなった。その際、審査員の1人である放送作家の前田昌平の目に留まり師事する[8]。前田から「芸人さんの気持ちが分からないとダメだから、お前、オーディションを受けて、ライブに出てみろ」と言われ、半年ほどピン芸人として太田プロのライブへ参加している[8]。事務所のネタ見せ時には、土田晃之と同じオーディションを受けていた[9]。
ちゃんこ屋「鈴木ちゃん」を経営(中目黒、2012年9月3日 - 2018年4月30日)[10]。
2015年7月6日、育休(本人曰く父勉)のため一年間休業することを自身のブログにて発表[11]。
メシ酒場「鈴木ちゃん」を開店(目黒区、2018年8月 - )[12]。
2023年10月12日、2024年3月をもって放送作家業・文筆業から引退することを発表[1]。
脚本家としての最終作品は、2024年12月に明治座ほかで上演される舞台「Thank you very マッチ de SHOW ギンギラ学園物語」(近藤真彦座長公演かつ主演・企画・プロデュース・演出。鈴木は脚本・構成を担当)となる予定。2024年7月19日、日本武道館で行われた近藤の60歳の誕生日記念コンサートにて発表された[13]。
人物
尊敬してきた人物は、SMAP×SMAPを共に作り上げてきた元SMAPの中居正広[14][15]。
白鵬と親交がある。白鵬の30回目の幕内優勝祝賀会に参加した鈴木は、力士たちの面白さに気付き、バラエティ番組へ力士を起用するようになった。これにより遠藤、逸ノ城などを中心とした力士ブームの火付け役が鈴木であるとする分析もある[16]。
中山美穂と10年間プライベートで親交があった[17]。
2020年放送の『M 愛すべき人がいて』は、前クールに放送された大映テレビ制作『テセウスの船』の影響もあり、「令和版・大映ドラマ」として放送評論者の注目を集めた[18][注釈 1]。
監修
過去の担当番組
タモリ
SMAP
中居正広
木村拓哉
稲垣吾郎
草彅剛
香取慎吾
新しい地図
キャイ〜ン
ココリコ
田中直樹
爆笑問題
太田光
タカアンドトシ
Kis-My-Ft2
藤ヶ谷太輔
その他のテレビ番組
日本テレビ
TBSテレビ
フジテレビ
テレビ朝日
- AbemaTV
テレビ東京
LaLa TV
ラジオ番組
- 他多数
出演
CM
PV
テレビ番組
ラジオ番組
- パーソナリティ
- ゲスト出演
- ゆうちょDOCUMENT OF THE STYLE(J-WAVE、10:20-11:10)2004年2月14日にゲスト出演
- キンキラKinKiワールド(ニッポン放送、番組冒頭のタイトルコール)
- 爆笑問題の日曜サンデー(2021年9月19日・TBSラジオ)ここは赤坂応接間 - ゲスト
- ザ・ラジオショー(2021年9月27日・ニッポン放送) - ゲスト
- くにまる食堂(2022年8月3日・文化放送) - ゲスト、レギュラー番組のおとなりさん番組終了後引き続き出演。
- 山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(TOKYO FM)
- 2023年12月12日 - トークコーナー「誰かに聞きたかったこと。」ゲスト
- 2024年1月22日 - 代理パーソナリティ[注釈 4]
- サトコノヘヤ(2025年5月18日・KBCラジオ) - 第408回ゲスト
インターネット放送
作品
脚本
テレビドラマ
映画
ウェブドラマ
テレビアニメ
劇場アニメ
舞台
- 芸人交換日記〜イエローハーツの物語〜 (2011年・2013年) - 演出も担当
- 美幸 - アンコンディショナルラブ - (2012年・2013年・2015年) - 演出も担当[27]
- 僕だってヒーローになりたかった (2017年) - 演出も担当
- カレフォン(2018年) – 演出も担当
- 僕らは人生で一回だけ魔法が使える – 演出も担当 ※鈴乃音名義
- もしも命が描けたら(2021年) – 演出も担当
- BOOK ACT – 企画
- もう一度君と踊りたい(2019年初演) – 演出も担当 ※鈴乃音名義
- 芸人交換日記(2020年初演) – 演出も担当
- ヒーローよ 安らかに眠れ(2020年初演) – 演出も担当
その他
監督
PV
映画
作詞
SMAP
その他
- 死ぬほどあなたが好きだから
- たまには泣いてもいいですか?
- さくらいろ
- Thank youじゃん!
- 友+情を、くっつけて(アルバム「Yummy!!」内)
- 神様コネクション
- 大吉中吉小吉
- 当たり前なんかない
- まぼろしウインク
- フライングベイビーズ
漫画原作
構成・演出
舞台・ライブ
前述したよゐこ、キャイ〜ンのライブ以外にもライブの構成・演出を手掛けている。吉本興業の若手芸人と結成した劇団「ザ・おさむショー」では、座長および構成・演出も務めた。
- THE SECRET LIVE(1999年7月1日-4日・新宿紀伊國屋サザンシアター。出演・中居正広、草彅剛、香取慎吾)
- 劇団「ザ・おさむショー」(2003年6月)
- ザ・おさむショー「あるニューハーフ対ヤクザのはなし」(2004年4月3日-4日)
- 劇団「ザ・おさむショー」(2004年12月21日-22日)
- だめんず・うぉ〜か〜舞台版演出(2006年5月16日、5月17日、紀伊國屋サザンシアター)
- うす皮一枚(2006年9月8日-10日、下北沢本多劇場)構成・演出
- 田村亮一座立ち上げ公演『噂のホスピタル〜太陽のコマチ、エンジェル〜』(2007年11月30日、12月1日、LAFORET MUSEUM 原宿)構成・演出
- 尋常人間ゼロ(2008年3月28日-3月30日、下北沢本多劇場)構成・演出
- 春子ブックセンター(2008年6月)脚色・演出
- トークライブ「放送作家 鈴木おさむの芸人お見合い〜仲良くなりまSHOW〜」(2008年7月8日〜以降不定期、東京カルチャーカルチャー)
- カンニング竹山単独ライブ『放送禁止』(2009年~2017年、天王洲 銀河劇場ほか)構成・演出
著書
その他
脚注
- 注釈
- ^ 『M 愛すべき人がいて』は、角川大映スタジオが制作に関わったが、大映テレビとの関連が薄い後身のため、本来は「大映ドラマ」にカテゴライズされない。
- ^ 番組初出演予定だった2022年4月5日と12日は、新型コロナウイルス感染症罹患にともなう療養のため休演し、4月19日が初出演となった。
- ^ 番組初出演予定だった2022年4月6日と13日は、新型コロナウイルス感染症罹患にともなう療養のため休演し、4月20日が初出演となった。
- ^ 本来の番組パーソナリティ・山崎怜奈が休暇取得中だったため。
- 出典
関連項目
外部リンク
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