岩手医科大学附属病院
岩手医科大学附属病院(いわていかだいがくふぞくびょういん・英:Iwate Medical University Hospital)は、岩手県紫波郡矢巾町にある医療機関。学校法人岩手医科大学の大学附属病院である。特定機能病院。病院の理念は「誠の精神に基づく、誠の医療の実践」[2]。 2019年(令和元年)9月20日までは盛岡市内に附属病院ほかを置き、同年9月21日に矢巾新附属病院へ新築移転した。この移転により岩手医科大学附属病院と移転前の位置に存在する内丸メディカルセンターの2施設での運営となった[3](内丸メディカルセンターの医科診療機能の大半も2026年4月に矢巾町に移転する計画となっている[4])。ここでは内丸メディカルセンターについても説明する。 沿革創設母体は1897年(明治30年)に三田俊次郎によって創設された私立岩手病院の開設に遡る[3][5]。1928年(昭和3年)2月14日、財団法人岩手医学専門学校附属病院として開設された[5][6]。1952年(昭和27年)、新制岩手医科大学発足に伴って岩手医科大学附属病院へ改称[5]。 1967年(昭和42年)、歯学部附属病院(現・歯科医療センター)が開設される[5]。 1980年(昭和55年)、岩手県と共同で岩手県高次救急センターを開設[5]。なお、岩手県高次救急センターは2001年(平成13年)に岩手県高度救命救急センターへ改称・運営主体が岩手医大となった[5]。 1997年(平成9年)、岩手医科大学附属循環器医療センター開設。2009年(平成21年)に岩手医科大学附属病院へ統合された[5]。 移転と新診療体制2019年9月21日に盛岡市内丸から紫波郡矢巾町大字藤沢に移転することが発表された[7][8][9][10]。また盛岡市内の現存地には病院機能の一部を残すこととなった(内丸メディカルセンター)[9][11]。2019年9月21日に新・附属病院(矢巾町大字藤沢・病床数1000床)への移転・開院[9]に伴い、盛岡市内丸での旧・附属病院での救急受け入れと緊急手術は9月19日から停止、外来は同月20日を休診とする旨が報道された[12]。また2019年9月21日当日は内丸の旧附属病院周辺において交通規制が実施された[13][14][15]。 2019年9月の附属病院移転後、特定機能病院である岩手医科大学附属病院と、高度専門外来機能とプライマリ・ケアの充実を目指す岩手医科大学附属内丸メディカルセンターの2施設の診療体制となった[3]。しかし、医師不足と物価や資材の高騰を受け、内丸メディカルセンターの医科診療機能の大半も2026年4月に矢巾町に移転する計画となっている[4]。 診療科![]()
附属病院の歯科受診は入院対応のみである[19]。 医療機関の指定等
岩手県高度救命救急センター岩手県が設置し、岩手医科大学附属病院が運営する高度救命救急センター[21] 院内施設
交通アクセス
出典 : [22]
出典 : [27] JR・IGRいわて銀河鉄道盛岡駅より
関連施設脚注
外部リンク
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