広島市こども文化科学館
広島市こども文化科学館(ひろしましこどもぶんかかがくかん)は、広島市中区の広島市中央公園内にある、子ども向け科学館である。プラネタリウムが設置されている。 概要旧広島市民球場跡地の北にあり、広島市ファミリープールと隣接する場所にある、地上4階建ての広島市立の科学館(博物館法上の登録博物館)である。「みる・ふれる・ためす・つくる・たしかめる」をキャッチフレーズとしている。キャラクターは開館当初は鯉をデザインしたものであったが、現在はウサギの「ピョン太」に変更されている。 1階には展示「天空の夢の国」「たんけんとりで」とホール「アポロホール(約250席)」、またミュージアムショップがある。常設展示では、科学に子供達自身が触れて楽しめるような工夫がしてある。「たんけんとりで」は、1階と2階の展示場をつないでいる。アポロホールでは子供向けの劇や音楽会、映画会などが開催されている。 2階には「サイテック博士のおもしろ研究室」がある。こちらも子供達自身が触れて楽しめるような展示となっている。 3階には「天文の科学」、イベント・企画展示のためのスペースと実習室がある。 4階にはプラネタリウムとアマチュア無線室がある。プラネタリウムの番組は、職員制作として有名である。 1階の及び2階は数度の展示更新により展示物は大幅に入れ替わっている。 なお、同じ建物に広島市こども図書館が併設されている。 2017年2月3日に公表された広島県の耐震性能調査において、震度6強以上で「倒壊または崩壊する危険性が高い」とされたが、建て替え・耐震化の方針や時期は見通しが立っていない[1]。 2017年9月1日から「毎日個別塾5-Days」が運営している5コーポレーションが、広島市による命名権導入で「5-Daysこども文化科学館」の名称となる。契約期間は3年[2]。 沿革![]()
利用情報
プラネタリウムプラネタリウム(主投影機:ミノルタMS-20AT)は、4階に設置されている。ドームの大きさは内側直径20mであり、建物の外側からもよくわかる。座席数は253席。投影プログラムは、季節、イベントに合わせて制作される。1回の投影時間は約50分。投影途中の入退場はできない。2015年から17年にかけて投影機器と座席のリニューアル工事を実施し、主投影機の光源LED化やデジタルプラネタリウムの導入、座席・内装の更新が行われた。これにあわせて、投影メニューやスケジュールが大幅に変更された。 開館当初のプラネタリウム室長は、楽々園遊園地の佐藤健プラネタリウム館長が転籍して勤めた[3]。 料金
投影開始時刻平日(火~金)の投影は4回あり、投影開始時刻は1回目-11時00分、2回目-13時00分、3回目-14時00分、4回目-15時00分である。土・日・祝日・学校休業日の投影は6回あり、投影開始時刻は1回目-10時00分、2回目-11時00分、3回目-13時00分、4回目-14時00分、5回目-15時00分、6回目-16時00分である。 アクセス脚注
外部リンク
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