新青森県総合運動公園
新青森県総合運動公園(しんあおもりけんそうごううんどうこうえん)は青森県青森市大字宮田にある運動公園。施設は青森県が所有し、スポルト青い森グループが指定管理者として運営管理を行っている。 概要2003年に開催されたアジア冬季競技大会開催を機に、2002年11月に完成した。また、テニスコートや屋内プールも完備されている。 陸上競技場![]() 2017年を目処に陸上競技場を新設する計画があり2014年度に着工する予定だったが、新競技場が2013年時点のJリーグのスタジアム要項(特に「全観客席を屋根で覆う」点)を満たしておらず、完成後もJ1・J2の試合が開催できないことが分かった[2]。 このことについて、当初はメインスタンドのみを屋根で覆うとしており、これでもJ2リーグ以上を開催可能と一旦は確認したが、2013年に新設競技場である場合「屋根で覆う客席の割り合い」は「できるだけ多く」[3] から「全てに敷設すること」と改正されてしまっていた。[4] 青森県は屋根を全席に設置する場合、追加費用として55-70億円程度が必要とされるため、現実的ではないとしているが、青森県サッカー協会や青森市のサッカーチームのラインメール青森FCの関係者からは「Jリーグから連絡がなかった」としており、建設計画の見直しなどを求めている[2]。 その後、2016年4月に着工したが、当初の見積もり額から30億円以上も上回った[5][6]。施工は大林組、丸喜齋藤組、西村組、設計・監理は伊東豊雄建築設計事務所である[7]。2018年12月に完成して、2019年9月より使用開始[8]。 2019年8月2日、陸上競技場の命名権を角弘(青森市)が取得すると報じられた。期間は同年9月1日から2022年3月31日まで、契約金額は年間1,000万円となり、「カクヒログループ アスレチックスタジアム」の呼称を用いる[9][10]。 日本フットボールリーグ所属のラインメール青森FCが、Jリーグ百年構想クラブ時代に届け出た本拠地として登録しているが、当競技場を本拠地として使用するのは2020年シーズンからとなった[11]。 競技場概要
球技場![]()
青い森アリーナ![]() 青い森アリーナ(あおいもりアリーナ)は、同公園最大の施設。収容人数は最大で5,371名。2003年のアジア冬季競技大会では、開会式と閉会式が行われた他、ゆずや安室奈美恵、テゴマスやDREAMS COME TRUEなどのライブも開催。その他、バレーボールのVリーグ、スポレクあおもりの会場にも使用された。2013年からは同年発足のプロバスケットボールチーム・青森ワッツがホームスタジアムのひとつとしてホーム戦を開催している。 2011年4月より2年間の予定で、むつ市に本社を置くスーパーマーケット運営会社「マエダ」が命名権を獲得、『マエダアリーナ』という愛称がつけられた[17]。国スポ・障スポでは開閉会式の会場として使われる予定です[18] アリーナの東側に日本水泳連盟公認の水泳場を建設する予定。 脚注
関連項目外部リンク
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