東芝エネルギーシステムズ
東芝エネルギーシステムズ株式会社(英: Toshiba Energy Systems & Solutions Corporation)は、神奈川県川崎市幸区に本社を置く株式会社東芝の完全子会社であり、東芝グループ内でエネルギー事業を行う事業会社である。 概説2017年10月1日、株式会社東芝の社内カンパニーであるエネルギーシステムソリューション社・原子力事業統括部を統合、継承する形で分社化を行い発足した。 同年に行われた東芝本体の事業の分社化(東芝インフラシステムズ・東芝エネルギーシステムズ・東芝デバイス&ストレージ・東芝デジタルソリューションズ[1])の内、エネルギー事業領域に該当する。主にエネルギー事業関連の製品・システム・サービスの開発・製造、および販売を行う。 歴史
主要事業東芝エネルギーシステムズが行う事業は、主にエネルギー部門と医療部門との2つがある。 エネルギー部門は火力・原子力発電や再生可能エネルギーなどの発電所設備・機器の開発設計から製造・販売・保守まで多岐にわたる。 医療部門では、東芝が2016年3月にX線CTやMRIなどの医療機器装置を手掛ける東芝メディカルシステムズ株式会社(現・キヤノンメディカルシステムズ)をキヤノンに売却したが、その対象とならなかった重粒子線治療事業を継承し、同様に開発から販売等を行う[5]。 火力事業主に火力発電プラントの設計・建設・メンテナンスを行う。 原子力事業主に原子力プラント(BWR、ABWR)の設計・建設・メンテナンスを行う。また、福島第一原子力発電所の廃炉対応や廃止装置、核燃料サイクルに加え、次世代炉(4S等)や核融合炉・超伝導・加速器などの技術開発も行う。 納入実績
再生可能エネルギー事業主に、水力発電・地熱発電・太陽光発電・風力発電プラントの設計・建設・メンテナンスを行う。 水素エネルギー事業自立型水素エネルギー供給システム「H2One™」や、純水素燃料電池システム「H2Rex™」の製造・販売を行う。 電力流通事業粒子線治療装置事業粒子線治療装置の内、重粒子を用いる重粒子線治療装置の製造・販売を行う。重粒子の加速器や治療装置 (回転ガントリー治療室と固定照射治療室の2種) といった装置全体を提供している。 納入実績日本国内
海外
主要子会社国内拠点
脚注
外部リンク |
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