茨城県立水戸商業高等学校
茨城県立水戸商業高等学校(いばらきけんりつ みとしょうぎょうこうとうがっこう)は、茨城県水戸市新荘三丁目に所在する公立の商業高等学校[1]。通称「水商」(すいしょう)。 概要1902年(明治35年)に茨城県立商業学校として開校した学校で、茨城県内の公立の商業学校としては湊町立湊商業学校(後の那珂湊第一高等学校)に次いで設立された[2]。 初代校長は大友泰一朗。1904年4月6日落成の旧水戸商業高校本館玄関部分(国登録文化財)が同窓会館として保存されている[3]。1904年4月20日、現在の地に移転。 部活動が非常に盛んである。硬式野球部は、春夏合わせて15回の甲子園出場を誇り、1999年春(第71回)では準優勝の実績もある高校野球の古豪である。2001年春(第73回)出場以来、甲子園から遠ざかっていた[注 1]が、2008年春(第80回)にて7年ぶりの出場を果たした[4]。 サッカーでは、1979年の全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会優勝[5]、1983年準優勝、1979年の第58回全国高等学校サッカー選手権大会ベスト4などの成績を収めている。 本校は茨城県内の高等学校で唯一、国家資格の基本情報技術者試験(FE)の午前科目免除制度の認定校に選ばれている[6][7]。 設置学科
制服男子は黒の詰襟学生服(右襟に校章・左襟学年章,ボタンは校章入り)にズボン。 ソックスは白・紺・黒。夏は白無地のワイシャツを着用。 女子は華紺サージの上着(ダブル2つ釦)、ベスト(シングル3つ釦)、スカート(箱ひだ8本)と白無地(ショールカラー)の襟付き前開きブラウスに青いリボン型ネクタイを結ぶ。校章は台座付き胸章式。夏はベスト、スカートを着用。 靴下について、色は白・黒・紺。女子は夏・冬服の時を問わず、オーバーニーハイソックスをはく人もいるが、それ以外に黒のストッキングやタイツをはくこともできるし、薄手の生地の靴下をはくこともできる。 著名な出身者
野いばら館野いばら館(明治37年完成の旧水戸商業高校本館玄関部分/現同窓会館で1996年に国登録文化財)。1902年(明治35年)創立の水戸商業高等学校のシンボルとなっている建物。年に1回毎年11月の約1週間公開されているので、その期間に予め学校に連絡すれば見学可能。外観だけなら道路から見ることができる。 施設概要
脚注注釈出典
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