香川県道147号太田上町志度線
香川県道147号太田上町志度線(かがわけんどう147ごう おおたかみまちしどせん)は、香川県高松市からさぬき市に至る一般県道である。 概要高松市の中心外街地(住宅地・商用地)として発展してきた太田からさぬき市の市役所在地である志度までをつなぐ一般県道である。 当県道のバイパス区間は4車線道路で、先行して開通した東側部分は旧高松空港跡地に開発された香川インテリジェントパークを貫いている。2017年(平成29年)2月に国道193号(空港通り)から多肥小学校西まで開通した。当初は香川県道166号岩崎高松線まで暫定2車線で、その後同年9月に、既存の市道を拡幅した香川県道280号高松香川線から空港通りまでの西行きを除いて片側2車線となったが、同区間は既存市道にあった電柱の移転ができず、右側1車線を塞いでいた。その後電柱の移動がなされ、2018年(平成30年)2月2日にようやく全面供用された。 バイパス区間の東端は、2018年(平成30年)4月には六条工区において一部区間が併用を開始され、太田上町志度線本線へと接続した[1]。現在は、香川県道10号高松長尾大内線(さぬき東街道)まで延伸する工事が行われている。 起点である太田上町南交差点から下多肥交差点までのことでん太田駅構内踏切前後となる区間は片側一車線(対向二車線)として整備されているものの車線幅および路側帯幅が通常の県道よりも狭小である。しかし、同区間はそれに反して駅前の通りである事から歩行者数もそこそこあるため規制速度は30 km/hとなっている。当然の事ながら同区間は歩行の際も注意が必要である。 木田郡三木町からさぬき市志度の市町境にある峰堂峠の前後区間は無車線かつ路側帯も起点付近幅程のものが片側しかとられないほど幅員が狭小であり、大型車の通行は実質上禁止されている[注釈 1]。また、この区間は昔ながらの湾曲する峠道であるため、小型車・軽自動車であっても、すれ違いは困難とされスピードを出す事も好ましい事とは言えない。なお、すれ違い回避を目的とした待避所は峠内の数か所に存在するため、これを上手に利用した通行を要する。また、この区間は「異常気象時の通行規制区間」に指定されており、梅雨および台風時の大雨や冬季の道路凍結時などにおいては通行制限が敷かれる場合がある[注釈 1]。その場合、本道の戸敷交差点から国道11号高松東バイパスを東行し、さらにさぬき三木IC前交差点を北行して香川県道38号三木牟礼線王子交差点に至り、そこから香川県道272号高松志度線志度高校南交差点に至るまでのルートが一連の迂回路となる。 実は自動車による全線踏破ができない。終点近くの志度高校南交差点付近に車両通行止めの区間(北緯34度18分59秒 東経134度10分9秒 / 北緯34.31639度 東経134.16917度)があるからである(かつては通行できていたが香川県道272号高松志度線の開通時に閉鎖された)。迂回路があるがその部分は県道指定されていない。 路線データ
路線状況愛称・通称都市計画道路指定
重複区間
道路施設橋梁起点から
地理通過する自治体交差する道路
交差する鉄道
沿線峠起点から
脚注注釈出典関連項目 |
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