香川県道272号高松志度線
香川県道272号高松志度線(かがわけんどう272ごう たかまつしどせん)は、香川県高松市からさぬき市に至る一般県道である。 概要もともとは古高松南小学校東交差点が起点で、現在の起点から木太東口交差点までは香川県道10号高松長尾大内線の別線、同交差点から古高松南小学校東交差点までは高松市道室町新田線だったが、2013年(平成25年)の香川県道10号高松長尾大内線のルート変更により、これらが編入された。さらに、2025年(令和7年)4月1日付で高松市道花ノ宮木太線の全区間が編入された。 高松市中部を貫く全区間4車線の主要幹線道路であり、この道路の一部で都市計画道路室町新田線を形成している。さらに都市計画道路の終点である古高松南小学校東交差点からはそのまま県道272号の延長となって2車線の対面通行となり、そのままさぬき市志度へ至る。そのため、高松市中心部から国道11号をバイパスしてさぬき市志度へ抜けることができる。 今里交差点-松縄町・木太町境間には、2007年にパークロードという愛称が付けられた。命名理由は本路線の西方に栗林公園、東方に高松市東部運動公園が位置することによる[1]が、ほとんど使われていない。 この道路を路線名で呼ぶことはほとんど無く、また愛称名もあまねく一般に浸透していない。 起点の栗林公園南交差点-今里交差点までは並行する代替道路が存在しないため[2]、ラッシュ時には一部激しい渋滞が発生する。近年平日日中の西行きではハローワーク高松(花ノ宮町)の駐車待ちに起因する渋滞が多発している。不況による就職難で来庁者が増加しているのに十分な駐車場を備えていないためである。 幹線道路であるにもかかわらず、花ノ宮町のことでん琴平線との交点には「花宮踏切」[3]が存在し、通過車両の一時停止による旅行速度の著しい低下や、すぐ東側に近接する花宮踏切東交差点の存在も相まって交通が錯綜している。 沿線は高松市中心部外縁のマンションなどが立ち並ぶ高密度住宅地域で、特に今里西交差点以東は区画整理済みの地域であることから画一的で整然とした沿線風景となっている。 かつての市道と県道の境界は区画整理(太田第一土地区画整理事業)の施行地域(旧市道側)とそうでない地域(県道側)と合致する。 起点の栗林公園南交差点から市道上福岡多肥下町線との交差点である松縄交差点までは、7時-24時にわたって警察から駐車違反確認を委託された駐車監視員活動の重点路線に指定されている[4]。 ![]() ![]() 路線データ
路線状況重複区間
都市計画道路指定
道路施設橋梁起点から
トンネル地理通過する自治体交差する道路
交差する鉄道沿線
脚注
関連項目 |
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