1982年の野球において、メジャーリーグベースボール(MLB)のポストシーズンは10月5日に開幕した。アメリカンリーグの第14回リーグチャンピオンシップシリーズ(14th American League Championship Series、以下「リーグ優勝決定戦」と表記)は、同日から10日にかけて計5試合が開催された。その結果、ミルウォーキー・ブルワーズ(東地区)がカリフォルニア・エンゼルス(西地区)を3勝2敗で下し、球団創設14年目で初のリーグ優勝およびワールドシリーズ進出を果たした。
今シリーズは、1961年以降のエクスパンションによって創設された球団どうしが対戦するポストシーズン史上初のシリーズである[1]。この年のレギュラーシーズンでは両球団は12試合対戦し、6勝6敗の五分だった[2]。5戦3勝制のシリーズにおいて初戦から2連敗のあと3連勝で逆転したのは、今回のブルワーズがリーグ優勝決定戦史上初であり、ポストシーズン全体でも2球団目である[注 1][3]。シリーズMVPには、5試合で打率.611・1本塁打・5打点・OPS 1.539という成績を残したエンゼルスのフレッド・リンが選出された。ブルワーズは、ワールドシリーズではナショナルリーグ王者セントルイス・カージナルスに3勝4敗で敗れ、初優勝を逃した。
試合結果
1982年のアメリカンリーグ優勝決定戦は10月5日に開幕し、途中に移動日を挟んで6日間で5試合が行われた。日程・結果は以下の通り。
日付 |
試合 |
ビジター球団(先攻) |
スコア |
ホーム球団(後攻) |
開催球場
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10月05日(火) |
第1戦 |
ミルウォーキー・ブルワーズ |
3-8 |
カリフォルニア・エンゼルス |
アナハイム・スタジアム |
|
10月06日(水) |
第2戦 |
ミルウォーキー・ブルワーズ |
2-4 |
カリフォルニア・エンゼルス
|
10月07日(木) |
|
移動日 |
|
10月08日(金) |
第3戦 |
カリフォルニア・エンゼルス |
3-5 |
ミルウォーキー・ブルワーズ |
ミルウォーキー・ カウンティ・スタジアム
|
10月09日(土) |
第4戦 |
カリフォルニア・エンゼルス |
5-9 |
ミルウォーキー・ブルワーズ
|
10月10日(日) |
第5戦 |
カリフォルニア・エンゼルス |
3-4 |
ミルウォーキー・ブルワーズ
|
優勝:ミルウォーキー・ブルワーズ(3勝2敗 / 球団創設14年目で初)
|
第1戦 10月5日
第2戦 10月6日
第3戦 10月8日
第4戦 10月9日
第5戦 10月10日
脚注
注釈
出典
外部リンク
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球団 | |
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歴代本拠地 | |
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文化 | |
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永久欠番 | |
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ブルワーズ・ ウォーク・オブ・フェイム | |
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ブルワーズ球団殿堂 | |
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ワールドシリーズ敗退(1回) | |
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リーグ優勝(1回) | |
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傘下マイナーチーム | |
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球団 | |
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歴代本拠地 | |
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文化 | |
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ライバル関係 | |
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永久欠番 | |
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エンゼルス球団殿堂 | |
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ワールドシリーズ優勝(1回) | |
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リーグ優勝(1回) | |
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できごと | |
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傘下マイナーチーム | |
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