2022年シーズンのロサンゼルス・ラムズ

ロサンゼルス・ラムズ 2022
ロサンゼルス・ラムズ 2022
成績	5勝12敗
地区	NFC西地区3位
CON	NFC14位
結果	レギュラーシーズン敗退
組織
オーナー	スタン・クロンキー
GM	レス・スニード
HC	ショーン・マクベイ
ホーム	SoFiスタジアム
ユニフォーム
	« 2021 2023 »

2022年シーズンは、ロサンゼルス・ラムズのNFL85年目のシーズンであり、ショーン・マクベイ・ヘッドコーチの6年目のシーズン^[1]。

NFL Top 100

2022年シーズン開幕前に発表されたNFL Top 100にラムズからは5名が選出された^[2]。

所属選手
順位	前年	比	選手	PO	備考
2	2		アーロン・ドナルド	DT
4	NR		クーパー・カップ	WR
9	13	4	ジェイレン・ラムジー	CB
27	NR		マシュー・スタッフォード	QB
29	25	4	ボビー・ワグナー	LB	シーホークスから移籍

退団選手
順位	前年	比	選手	PO	備考
90	NR		オデル・ベッカム・ジュニア	WR

オフシーズン

主なコーチの移籍

ミネソタ・バイキングスは、2022年2月16日、ラムズのオフェンスコーディネーターであるケビン・オコンネルを新しいヘッドコーチとして採用した^[3]。翌日、 2021年にラムズのオフェンスのアシスタントコーチであるクリス・オハラが雇われ、クォーターバックのコーチとしてオコンネルのスタッフに加わった^[4]。2022年2月21日、ウェス・フィリップスがオフェンスコーディネーターとしてバイキングスに雇われた。フィリップスは、レッドスキンズ (コマンダース)（2014-2016）とラムズ（2019-2021）での5シーズンにわたってマクベイのタイトエンドコーチを務め、 2021年にはパスゲームコーディネーターへ昇格となっていた^[5]。
デンバー・ブロンコスは、ラムズの副コーチ兼パスゲームコーディネーターのエジロ・エベロを、新しいヘッドコーチのナサニエル・ハケットのスタッフのディフェンスコーディネーターとして任命した^[6]。
リアム・コーエンは、オフェンシブコーディネーターのケビン・オコンネルの後任としてラムズに採用された。コーエンは、2018年から2020年までラムズでワイドレシーバーのアシスタントコーチとクォーターバックコーチを務めた後、ケンタッキー大学でオフェンスコーディネーターを務めた^[7]。

ドラフト

2022年のロサンゼルス・ラムズのドラフトピック
指名巡	指名順位	選手名	ポジション	大学
3	104	ローガン・ブラス	OG	ウィスコンシン大学
4	142	デコビー・デュラント	CB	サウスカロライナ州立大学
5	164	カイレン・ウィリアムズ	RB	ノートルダム大学
6	211	クエンティン・レイク	S	UCLA
6	212	デリオン・ケンドリック	CB	ジョージア大学
7	235	ダニエル・ハーディ	LB	モンタナ州立大学
	253	ラス・イースト	S	カンザス州立大学
	261	A・J・アーキュリ	OT	ミシガン州立大学

ドラフト前のトレード

ラムズは、クォーターバックのマシュー・スタッフォードと引き換えに、2022年の1巡目指名権、 2021年の3巡目指名権、2023年の1巡目指名権、およびクォーターバックのジャレッド・ゴフをデトロイトにトレードした^[8]。
ラムズは、 2023 NFL ドラフトの6巡目指名と引き換えにベテランワイドレシーバーのロバート・ウッズをテネシー・タイタンズにトレードした^[9]。
ラムズは、2019年のコーナーバックのアキブ・タリブのトレードで、マイアミ・ドルフィンズから7巡目指名権（全体で238位）を獲得した^[10]。

ドラフト当日のトレード

ラムズは、ノートルダム大学のランニングバックのカイレン・ウィリアムズに使用されたレイダースの5巡目指名権（全体164位）と引き換えに、5巡目（全体175位）指名権と7巡目（全体で238指名権をレイダースにトレードした。
ラムズは、 2023 NFL ドラフトの5巡目指名権と引き換えに、クリーブランド・ブラウンズからコーナーバックのトロイ・ヒルを再獲得した。
ラムズは、6巡目指名権（全体で218位）をバッカニアーズにトレードし、その見返りに、バッカニアーズから2つの7巡目指名権（235位、261位）を獲得した。

2022年のロサンゼルス・ラムズのドラフト外フリーエージェント
名前	位置	カレッジ	参考文献
ロジャー・カーター	TE	ジョージア州立大学	^[11]
TJ・カーター	CB	TCU
キャメロン・ディッカー	K, P	テキサス州
イライジャ・ガルシア	DT	ライス大学
ジェイク・ハメル	LB	アイオワ州立大学
ダン・イソム	S	ワシントン州立大学
デュロン・ロウ	CB	リバティ大学
ランス・マカッチョン	WR	モンタナ州立大学
ジャイロン・マクビア	S	ベイラー大学
ディオン・ノビル	DT	北テキサス大学
ジャマール・ペティグリュー	テ	マクニース州立大学
ジャック・スナイダー	G	サンノゼ州立大学
ブレイデン・トーマス	LB	ノースダコタ州立大学
キア・トーマス		フロリダ州立大学
ベントン・ホイットリー		ホーリークロス大学
シーザー・ウィリアムズ	CB	ウィスコンシン大学

スタッフ

現在のロースター

プレシーズン

ラムズのプレシーズンの対戦相手は、2022年5月12日にNFLのレギュラーシーズンスケジュールのリリースと共に発表され、正確な日時は11日後に発表された。

週	開催日	対戦相手	結果	記録	会場	詳細
1	8月13日	ロサンゼルス・チャージャーズ	W 29–22	1–0	SoFiスタジアム	Recap
2	8月19日	ヒューストン・テキサンズ	L 20–24	1–1	SoFiスタジアム	Recap
3	8月27日	シンシナティ・ベンガルズ	L 7–16	1–2	ペイコー・スタジアム	Recap

レギュラーシーズン

スケジュール

ディフェンディングスーパーボウルチャンピオンとして、ラムズはSoFiスタジアムでNFLキックオフゲームを開幕し、対戦相手はバッファロー・ビルズに決まった^[12]。

5月10日、NFLはラムズが12月25日のクリスマスのトリプルヘッダーの1試合としてデンバー・ブロンコスと対戦することが発表された。試合開始は現地時間午後1時30分で、CBSとニコロデオンで放映される^[13]。

ラムズの2022年のスケジュールの全貌は、5月12日に発表された^[14]。

週	開催日	開催時間 (現地時間)	対戦相手	結果	成績	開催場所	TV	詳細
1	9月8日	5:20 p.m.	バッファロー・ビルズ	L 10–31	0–1	SoFiスタジアム	NBC	Recap
2	9月18日	1:05 p.m.	アトランタ・ファルコンズ			SoFiスタジアム	Fox
3	9月25日	1:25 p.m.	@アリゾナ・カージナルス			ステートファーム・スタジアム	Fox
4	10月3日	5:15 p.m.	@サンフランシスコ・49ers			リーバイス・スタジアム	ESPN
5	10月9日	1:25 p.m.	ダラス・カウボーイズ			SoFiスタジアム	Fox
6	10月16日	1:05 p.m.	カロライナ・パンサーズ			SoFiスタジアム	Fox
7	Bye
8	October 30	1:25 p.m.	サンフランシスコ・49ers			SoFiスタジアム	Fox
9	11月6日	1:25 p.m.	@タンパベイ・バッカニアーズ			レイモンド・ジェームス・スタジアム	CBS
10	11月13日	1:25 p.m.	アリゾナ・カージナルス			SoFiスタジアム	Fox
11	11月20日	10:00 a.m.	@ニューオーリンズ・セインツ			シーザーズ・スーパードーム	Fox
12	11月27日	1:25 p.m.	@カンザスシティ・チーフス			GEHAフィールド・アット・アローヘッド・スタジアム	Fox
13	12月4日	1:05 p.m.	シアトル・シーホークス			SoFiスタジアム	Fox
14	12月8日	5:15 p.m.	ラスベガス・レイダース			SoFiスタジアム	Prime Video
15	12月19日	5:15 p.m.	@グリーンベイ・パッカーズ			ランボー・フィールド	ESPN/ABC
16	12月25日	1:30 p.m.	デンバー・ブロンコス			SoFiスタジアム	CBS
17	1月1日	5:20 p.m.	@ロサンゼルス・チャージャーズ			SoFiスタジアム	NBC
18	January 7/8	TBD	@シアトル・シーホークス			ルーメン・フィールド	TBD

第1週: vs.バッファロー・ビルズ

NFL キックオフゲーム

第1週：バッファロー・ビルズ @ロサンゼルス・ラムズ – 試合詳細

	1	2	3	4	Total
ビルズ	7	3	7	14	31
ラムズ	0	10	0	0	10

開催地 SoFiスタジアム, カルフォルニア州イングルウッド

開催日: 9月8日
試合開始: 5:20 p.m. (現地時間)
天気: 曇り, 31 °C (88 °F)
観客動員数: 73,846
審判: カール・ジェファーズ
TVアナウンサー (NBC): Mike Tirico, クリス・コリンズウォーズ and メリッサ・スターク
Recap, Game Book

試合経過

第１Q

BUF – ジョシュ・アレンからガブリエル・デイビスへの26ヤードのパス(タイラー・バス PAT), 9:56. ビルズ 7–0. ドライブ: 9 プレー, 75ヤード, 5:04.

第２Q

BUF – タイラー・バス 41ヤードのFG成功, 8:48. ビルズ 10–0. ドライブ: 8プレー, 45 ヤード, 4:07.
LAR – マシュー・スタフォードからクーパー・カップへの4ヤードのパス (マット・ゲイのPAT), 3:00. ビルズ 10–7. ドライブ: 11プレー, 60ヤード, 5:48.
LAR – マット・ゲイ 57ヤードのFG成功, 0:00. タイ 10–10. ドライブ: 8プレー, 6 ヤード, 1:53.

第３Q

BUF – ジョシュ・アレンからアイザイア・マッケンジーへの7ヤードのパス(タイラー・バス PAT), 7:59. ビルズ 17–10. ドライブ: 8プレー, 58ヤード, 5:03.

第４Q

BUF – ジョシュ・アレンの４ヤードラン (タイラー・バスPAT), 13:27. ビルズ 24–10. ドライブ: 13プレー, 89ヤード, 6:44.
BUF – ジョシュ・アレンからステフォン・ディグスへの53ヤードのパス(タイラー・バス PAT), 9:25. ビルズ 31–10. ドライブ: 3プレー, 59ヤード, 1:36.

トップパサー

BUF – ジョシュ・アレン – 26/31, 297 yards, 3 TD, 2 INT
LAR – マシュー・スタッフォード – 29/41, 240 yards, TD, 3 INT

トップラッシャー

BUF – ジョシュ・アレン – 10ラッシュ, 56 yards, TD
LAR – ダレル・ヘンダーソン – 13ラッシュ, 47 yards

トップレシーバー

BUF – ステフォン・ディグス – 8キャッチ, 122 yards, TD
LAR – クーパー・カップ – 13キャッチ, 128 yards, TD

サーズデーナイトフットボールのホームゲームであったが、ラムズは後半に完封された。第2クォーターで 10-0でビハインドの状況で、ラムズはクォーターバックのマシュー・スタッフォードからワイドレシーバーのクーパー・カップへの4ヤードのタッチダウンパスを通し、キッカーのマット・ゲイの第2クォーター終盤の57ヤードのフィールドゴールを決め、同点まで漕ぎ着けた。通算パスヤード数が 50,000 ヤードを超えたスタッフォードは、パス41回中29回成功し、240ヤードを達成したが、インターセプト3回、サック7回を受け、敗北となる原因を作った。

第2週: vs.アトランタ・ファルコンズ

第2週：アトランタ・ファルコンズ @ロサンゼルス・ラムズ – 試合詳細

	1	2	3	4	Total
ATL	0	3	7	17	27
LAR	7	14	7	3	31

開催地 SoFiスタジアム, カルフォルニア州イングルウッド

開催日: 9月18日
試合開始: 1:05 p.m. (現地時間)
天気: 曇り, 23 °C (73 °F)
観客動員数: 71,802
審判: クレイ・マーティン
TV: Fox
Recap, Game Book

順位表

ディビジョン

NFC西地区 2022
チーム	勝	敗	分	勝率	Div	Con	総得点	総失点	平均得点	平均失点	SOS	SOV
⁽²⁾サンフランシスコ・49ers	13	4	0	.765	6–0	10–2	450	277	26.5	16.3	.417	.414
⁽⁷⁾シアトル・シーホークス	9	8	0	.529	4–2	6–6	407	401	23.9	23.6	.462	.382
ロサンゼルス・ラムズ	5	12	0	.294	1–5	3–9	307	384	18.1	22.6	.517	.341
アリゾナ・カージナルス	4	13	0	.235	1–5	3–9	340	449	20.0	26.4	.529	.368

カンファレンス

NFC 2022
順位	チーム	地区	勝	敗	分	勝率	DIV	CON	SOS	SOV
地区優勝
1	フィラデルフィア・イーグルス	東	14	3	0	.824	4-2	9-3	.474	.460
2^[a]	サンフランシスコ・49ers	西	13	4	0	.765	6–0	10–2	.417	.414
3^[a]	ミネソタ・バイキングス	北	13	4	0	.765	4-2	8-4	.474	.425
4	タンパベイ・バッカニアーズ	南	8	9	0	.471	4-2	8-4	.503	.426
ワイルドカード
5	ダラス・カウボーイズ	東	12	5	0	.706	4-2	8-4	.507	.485
6	ニューヨーク・ジャイアンツ	東	9	7	1	.559	1-4-1	4-7-1	.526	.395
7^[b]	シアトル・シーホークス	西	9	8	0	.529	4–2	6–6	.462	.382

8^[b]	デトロイト・ライオンズ	北	9	8	0	.529	5-1	7-5	.535	.451
9	ワシントン・コマンダース	東	8	8	1	.500	2-3-1	5-6-1	.536	.449
10	グリーンベイ・パッカーズ	北	8	9	0	.471	3-3	6-6	.524	.449
11^[c]	カロライナ・パンサーズ	南	7	10	0	.412	4-2	6-6	.474	.437
12^[c]^[d]	ニューオーリンズ・セインツ	南	7	10	0	.412	2-4	5-7	.507	.462
13^[c]^[d]	アトランタ・ファルコンズ	南	7	10	0	.412	2-4	6-6	.467	.429
14	ロサンゼルス・ラムズ	西	5	12	0	.294	1–5	3–9	.517	.341
15	アリゾナ・カージナルス	西	4	13	0	.235	1–5	3–9	.529	.368
16	シカゴ・ベアーズ	北	3	14	0	.176	0-6	1-11	.571	.480
タイブレーク
^ ^a ^b カンファレンス内勝率で49ersがバイキングスを上回る ^ ^a ^b 第4週の直接対決でシーホークスがライオンズに勝利 ^ ^a ^b ^c 同地区3チーム内の対戦勝率でパンサーズが1位なので、パンサーズの11位が確定 ^ ^a ^b 同地区直接対決2戦のいずれもセインツがファルコンズに勝利