PARAMUSHIR〜信じ続けた士魂の旗を掲げて
『PARAMUSHIR~信じ続けた士魂の旗を掲げて』(ポロモシル〜しんじつづけたしこんのはたをあげて[1])は、2018年に行われた、演劇ユニットTEAM NACSの舞台作品。TEAM NACSの第16回公演[2]。脚本は林民夫、原案・演出は森崎博之[2]。 概要2015年の『TEAM NACS 第15回公演「悪童」』から3年振りの本公演である。演出は2012年の『TEAM NACS ニッポン公演「WARRIOR~唄い続ける侍ロマン」』以来6年ぶりに森崎が担当した[3]。1945年8月15日の第二次世界大戦終戦後の北海道千島列島の北東部にある島、幌筵島・占守島を舞台としている[4]。登場人物は全てフィクションであるが、史実を元にしてある[1]。 森崎が、2007年の『TEAM NACS ふるさと公演「HONOR〜守り続けた痛みと共に」』の舞台のデザインを考えるために北海道の風景の画像検索した時に、旧日本軍の戦車「チハ」の写真を見たことが構想の発端となった[1]。 幌筵島を意味する「PARAMUSHIR」には「パラムシル」や「ポロモシル」の読みがあるが、公演名及び作中での読みは「ポロモシル」としている[1]。「私たちはまだ、その島の名前さえ知らない。」として読み方は事前に公表していなかった[1]。また、公演名の副題の「士魂」は戦車第11連隊の別称である[4]。 千秋楽には全国の映画館でライブビューイングが行われた[5]。 全56公演で80,000人(千秋楽ライブビューイング35,000人を含むと115,000人)を動員した[6]。 2018年5月5日にWOWOWで独占放送された[7]。また、2018年9月26日にDVDとBlu-rayがアミューズソフトエンタテインメントよりリリースされた[8]。 あらすじ
ポツダム宣言が受諾され、玉音放送が放送された1945年8月15日から3日後の8月18日、占守島・幌筵島に旧ソ連軍が上陸する[4]。ソ連は日本がポツダム宣言に正式調印する前に千島列島を奪い、根室から北海道へと進撃しようとしていた[4]。小宮勝四郎少尉・桜庭仁平上等兵・田中誠二等兵・水島哲軍曹・矢野正三整備兵の5人の兵士がソ連軍の侵攻を食い止め、北海道を守るために戦うのだった[4]。 公演日程
出演
スタッフ
ライブ・ビューイング
脚注
外部リンク
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