オープニングのスローガンは「TRUST NO ONE(誰も信じるな)」。これは作中のディープ・スロートの遺言。警察と激しいカーチェイスの末、海に飛び込んだ男性の傷口からは、緑色の体液が流れていた。男性が乗っていた車の持ち主は、ベルービ博士という遺伝子研究の専門家であった。モルダーらは博士を訪ねるが、博士は事実関係を否定した直後に死亡してしまう。スカリーは博士の研究室から押収したフラスコの中身を分析するが、それは地球上には存在しない細菌だった。一方、ベルービ博士の背後関係を洗うモルダーは、とある倉庫にたどり着き、水槽の中で生息する奇妙な人間を発見する。しかし、翌日にはすべての証拠は隠滅されており、ディープ・スロートが政府筋の仕業であることをほのめかす。
ペンシルベニア州の平和な街フランクリンで、7件の殺人事件が続発した。唯一の共通点は現場付近の電子機器が破壊されていること。捜査の過程で市街地で採取したハエの死骸から、非認可の農薬・LSDMが検出された。害虫に恐怖反応を引き起こし作物に近づくのを防ぐという、その農薬がこの地域で秘密裡に散布されていたのだ。そして、その農薬を散布された地域の住民が凶暴化するトリガーは、何者かが身近な電子機器に送信する「KILL'EM ALL」「DO IT NOW」などのサブリミナルメッセージだった。
ウィスコンシン州の精肉業が盛んな町で少年少女が行方不明になり、翌日「HE IS ONE(彼が証人だ)」という文字が背中に書かれた状態で現れる事件が起こる。町には「赤の記念館」という、肉食を忌避する新興宗教の集団生活施設があり、保安官は彼らを疑う。しかし事件は「三角フラスコ」で登場した抗体を用いた人体実験が絡んでいると分かり、証拠隠滅のためディープ・スロートを殺した男性が動き出す。
アメリカでの初放映時、ある男性が恋人にプロポーズをするため、本エピソードの中に「結婚をしてくれ」という旨のテロップを流した。このカップルはお互いに『X-ファイル』のファンであり、男性は何か突飛なプロポーズがないものかと考え、このテロップでのプロポーズを番組製作側に依頼したところ、製作側は承諾した。テロップが流れてすぐ男性の恋人はOKの返事を出し、男性がそれを製作側に伝えたところ、劇中最後の(列車が去っていく)シーンで「SHE SAY YES(彼女はプロポーズを受け入れた)」というテロップが流れた。
「二世」からの連続エピソード。オープニングのスローガンは「APOLOGY IS POLICY(謝罪は真実を抹殺する)」。アメリカ政府の列車に潜入したモルダーは、連結されている秘密車両の責任者である日本人医師シロウ・ザマを捜すが一足遅く、ザマことイシマルは車内で暗殺され、モルダーは彼を暗殺したNSAのエージェントと一緒に、証拠隠滅のための時限爆弾が仕掛けられた隔離車両へ閉じ込められてしまう。一方、スカリーは自身の首に埋め込まれていたチップを調べ、それを製作した日本企業を突き止める。それは存在していない企業であり、宅配便記録から割り出したウェストバージニア州のハンセン病隔離収容所跡地で、スカリーはイシマルたち旧日本軍731部隊の生き残りによる忌まわしい実験の犠牲者を発見する。
オープニングのスローガンは「Believe the Lie(偽りを信じよ)」。セイントイライアス山地で氷漬けになった異星人が発見された。モルダーらは多大な犠牲を払いながらも異星人の遺体を手に入れる。だが、国防総省スタッフのグリッチュガウはそれは偽物で、これまでモルダーが手に入れた異星人の情報も全て嘘だと告げる。ゲッセマネとは、キリストが十字架に磔にされる前、神に最後の祈りをささげた場所である。
全編モノクロ処理された、人造人間をめぐるエピソード。元ネタは『フランケンシュタイン』。ムタト役は、スペンダー捜査官役のクリス・オーウェンズである。作中クローズアップされるシェールの唄う曲は「Walking in Memphis」(アルバム「IT'S A MAN'S WORLD」に収録)である。ラスト付近に登場するのはソックリさん。
オープニングのスローガンは「Die Wahrheit ist irgendwo da drausen」。これは通常のスローガン「The Truth is Out There」(真実はそこにある)をドイツ語にしたもの。バミューダ・トライアングルで漂流していたモルダーは、ある船に救助された。その船は60年前に同海域で突然消息を絶った豪華客船クイーン・アン号だった。彼はタイムトラベルしていたのであった。その頃、現在の時間の中でモルダーが行方不明になった事を知ったスカリーはローン・ガンマンと共にFBI内を駆け回って糸口を探そうとする。最初スキナーに助けを求めるが断られ、カーシュのオフィスに行くとCSマンと会っている所に出くわしてしまう。さらにX-FILE課に行きスペンダーにも助けを求めるがカーシュとCSマンに密告され裏切られる。スペンダーが居なくなった後、ダイアナにかかってきた電話をスカリーが出て応対するが、その内容はスカリーの行動を告げるもので、ダイアナがシンジケートの一員であることを示唆するような内容だった。最終的にスキナーが協力し、スカリーが嬉しさのあまりスキナーにキスする。このエピソードでは監督であるクリス・カーターが一つのフィルム約10分程度のものを連続撮影して4つ繋げて1つの話にするという試みがなされた。そのため、映像の中ではシーンが途切れることなく連続して放送されているカメラ・ワークを見ることができる。
オープニングのスローガンは「erehT tuO si hturT ehT」。これは通常のスローガンを逆に書いたもの。モニカが喉を切られ、ドゲットも銃撃される。しかし、モニカは丁度その時刻、自宅でドゲットと会っていた。ドゲットが参加していたはずの張り込み捜査も行なわれていなかった。それは快楽殺人者の特殊な能力による犯行を示唆していた。
オープニングのスローガンは「Dio ti ama」。これはイタリア語で「God loves you(神はあなたを愛している)」の意味。カジノで女が殺された。モニカはそれが数字に支配された男性の犯行だと考え、調査により近年起こった殺人事件もその男性の犯行だと証明される。モニカは次の犠牲者の手がかりを得るために数秘術を行う占い師のもとを訪ねる。
^Collins, Scott (2002年4月10日). “'CSI,' NCAA Spell CBS viewer win: NBC Holds Big Lead in 18-49 Demo; 'Late Night' Scores Big”. The Hollywood Reporter (Prometheus Global Media): p. 4{{cite news}}: |access-date=を指定する場合、|url=も指定してください。 (説明)⚠
^Littleton, Cynthia (2002年4月30日). “'Dead' rises on Sunday for CBS: Part 1 of Mini Helps Eye to Aux4 Win, Tie with Fox in Demo”. The Hollywood Reporter (Prometheus Global Media): p. 6{{cite news}}: |access-date=を指定する場合、|url=も指定してください。 (説明)⚠
^Andreeva, Nellie (2002年5月14日). “'Dinotopia' ABC Ratings Monster: Part 1 of Mini Trounces Rivals, Spurs Net to Sunday Victories”. The Hollywood Reporter (Prometheus Global Media): p. 4{{cite news}}: |access-date=を指定する場合、|url=も指定してください。 (説明)⚠
^ ab“ARTS & TV in Brief 'Survivor: Marquesas' outwits the competition”. Boston Herald (Herald Media): 48. (May 5, 2002).