ウイングスオブイーグルス
ウイングスオブイーグルス (英:Wings of Eagles[1]) はフランス生産、アイルランド調教の競走馬、種牡馬である。主な勝ち鞍は2017年の英ダービー(GI)。 戦績2014年3月17日にフランスで生まれ、2015年のArqana August Yearling Saleでクールモアグループの総帥ジョン・マグナーによって22万ユーロで購入されてアイルランドに渡る[4]。 名門エイダン・オブライエン厩舎からデビュー。2歳時は4戦して未勝利戦の1勝のみに終わったが、3歳初戦のチェスターヴェースで2着に入り、英ダービーに駒を進める[5]。 英ダービーでは18頭立ての16番人気であったが、直線で強烈な追い込みを決め、同厩舎の有力馬クリフスオブモハー(Cliffs of Moher)やフランケル産駒の1番人気クラックスマンらを差し切って父プールモアとの父子制覇を果たした。それまでの勝ち鞍が未勝利戦の1勝のみという完全な伏兵の優勝は、6頭を出走させたエイダン・オブライエン厩舎の関係者からも驚きをもって受け止められた[6]。デビュー15年目で初のGI制覇となった鞍上のパドレイグ・ベギーは過去3年で毎年1勝ずつしか挙げておらず、2017年も英ダービーまで僅か8回しかレースに騎乗していなかった[7][5]。 次走の愛ダービーで2ヶ国ダービー制覇を狙ったが、僅差の3着に敗退する。レース後、左前肢種子骨に重度の骨折が判明し、即座に現役引退が発表された[5]。 競走成績以下の内容は、Irish Racing.comの情報[3]に基づく。
種牡馬時代現役引退後は生まれ故郷フランスのモンテギュ牧場(Haras de Montaigu)で種牡馬入りしたが[4]、2018年12月にクールモアスタッドによって障害競走用種牡馬として買い戻され[8]、2019年からアイルランドのビーチズスタッド(Beeches Stud)で供用されている[9]。 血統表
参考
外部リンク
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