ギャレット・クロシェ
ギャレット・ノーラン・クロシェ(Garrett Nolan Crochet, 英語発音: /ˈgærɪt kroʊˈʃeɪ/[2]; 1999年6月21日 - )は、アメリカ合衆国ミシシッピ州オーシャンスプリングス出身のプロ野球選手(投手)。左投左打。MLBのボストン・レッドソックス所属。 経歴プロ入り前高校時代、2017年のMLBドラフト34巡目(全体1014位)でミルウォーキー・ブルワーズから指名されたが、契約せずにテネシー大学に進学した[3]。 プロ入りとホワイトソックス時代2020年のMLBドラフト1巡目(全体11位)でシカゴ・ホワイトソックスから指名され[4]、契約金約450万ドルで契約しプロ入り[5]。9月18日のシンシナティ・レッズ戦でマイナーリーグを経験せずにメジャーデビューを果たした。これは2010年のマイク・リーク以来、史上22人目の快挙である[6]。また、リークはマイナーリーグでの経験こそないもののメジャーデビュー前にアリゾナ・フォールリーグでプレーしており、クロシェのようにプロ未経験でメジャーデビューを果たしたのは1978年のマイク・モーガンとティム・コンロイまで遡る[7]。ポストシーズンでもロースターに登録され、2020年のアメリカンリーグワイルドカードシリーズでは1試合に登板し、無失点だったが、チームは敗退した。 2021年は54試合に登板して3勝5敗、防御率2.82、奪三振を記録した。ポストシーズンでもロースターに登録され、2021年のアメリカンリーグディビジョンシリーズでは3試合に登板し、無失点だったが、チームは敗退した。 2022年3月31日、スプリングトレーニング期間中に行われたシンシナティ・レッズとの試合で8回裏に登板し、先頭打者を三振に仕留めた後、緊急降板した。その後、尺骨側副靱帯に損傷があることが明らかになり、4月2日にトミー・ジョン手術を受けた[8]。 2023年5月16日に故障者リストから復帰し[9]、5月18日に2シーズンぶりにメジャーでの登板を果たした。この年も中継ぎのみで13試合に登板し、防御率3.55などを記録した。 2024年は、自身初の開幕投手、MLBオールスターゲームに選出された。32試合に先発登板し、6勝12敗、防御率3.58、209奪三振(リーグ4位)などを記録したが、規定投球回には到達しなかった。オフにカムバック賞を受賞した[10]。 レッドソックス時代2024年12月11日にカイル・ティール、ブレイデン・モンゴメリー、ウィケルマン・ゴンザレス、チェイス・メイドロスとのトレードで、ボストン・レッドソックスへ移籍した[11]。 2025年3月31日に6年総額1億7000万ドルで契約延長したことを複数の米メディアが報じた[12]。 選手としての特徴
最速101.5mph [14](約163.3km/h)の速球を中心に投じる。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
表彰
記録
背番号
脚注
関連項目
外部リンク
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