サッカーオマーン代表
サッカーオマーン代表(サッカーオマーンだいひょう)は、オマーンサッカー協会(OFA)によって構成されるオマーンのサッカーのナショナルチームである。ホームスタジアムは、首都・マスカットにあるスルタン・カーブース・スポーツコンプレックス。 概要代表の発足以来、FIFAワールドカップ本大会への出場経験は無い。 AFCアジアカップは2004年大会、2007年大会、2015年大会、2019年大会、2023年大会の5大会に出場しており、2015年までの3大会は全てグループリーグ敗退に終わるも、2019年大会では初めてグループリーグ突破し、ベスト16入りを果たした。ガルフカップでは優勝2回(2009年・2017年)、準優勝3回(2004年・2007年・2023年)の成績を残している。 歴史2000年代AFCアジアカップ初出場となった2004年中国大会では、敗れはしたが日本を苦しめ[1]、イランとは2-2で引き分ける[2]健闘を見せたが1勝1分1敗で1次リーグ敗退に終わった。なお、この大会の予選は、2002年日韓W杯で4位に入賞した韓国を抑えて首位で突破している[3]。再び日本と同組になった2006年ドイツW杯・アジア1次予選では、ホーム・アウェーでいずれも日本に0-1と惜敗し、最終予選進出はならなかった[4][5]。 2010年代2014年ブラジルW杯・アジア予選では、3次予選でサウジアラビアを押しのけて、2002年大会予選以来3大会ぶりに最終予選に進出した[6]。その最終予選では、本大会出場権を得たオーストラリアと、ホーム・アウェイでいずれもドローに持ち込んだ[7][8]。その活躍もあり、最終節のアウェーでヨルダンに引き分け以上でアジア地区第5代表決定戦進出となるところだったが、0-1で敗れ予選敗退となった[9]。 中東勢の活躍が光った[10]AFCアジアカップ2019では、オマーンも例外ではなく、1次リーグ・グループFを1勝2敗ながら各組3位の上位4チームに入り、出場4回目にして初の決勝トーナメント進出(ベスト16)を達成。ラウンドオブ16では、優勝候補と評されたイランと対戦。試合開始50秒で得たPKのチャンスで先制点を逃し[11]、逆に前半で2点を奪われて0-2で敗れた[12]。 2020年代2022年カタールW杯・アジア予選では2大会ぶりに最終予選に進んだ。その最終予選の初戦では、当時6大会連続出場だった日本からアウェイながら金星を挙げる絶好のスタートとなったが[13]、最終的に4次予選(AFCプレーオフ)出場となる3位のオーストラリアに対し、勝ち点でわずかに1下回り、グループ4位で敗退した[14]。 2026年北中米W杯のアジア予選では、2次予選でキルギス、マレーシア、チャイニーズタイペイと同組になり、4勝1分1敗・勝ち点13の首位通過でワールドカップの予選では初めて2大会連続での最終予選進出となった[15]。 ホームゲームでの試合に強く、前述の2014 FIFAワールドカップ・アジア予選では3次予選でオーストラリアに勝利した[16][17]。さらに2022年大会のアジア最終予選でも、ホームでオーストラリアに2度リードされながらもドローに持ち込んだ[18]。 成績FIFAワールドカップ
AFCアジアカップ
ガルフカップ
オリンピック→詳細は「U-23サッカーオマーン代表 § オリンピックの成績」を参照
歴代監督
歴代選手→詳細は「Category:サッカーオマーン代表選手」を参照
GKDF
MFFW脚注
関連項目外部リンク |
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